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2374話 【絶深海溝の異旧外主】討伐総力戦の開始

 【Raid Battle!】


 【絶深海溝の異旧外主】


 【???】


 【???】【上位権限】【???】



 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【参じるのは無数の海溝異形】


 【肆意(しい)にふるまうのは旧外主】


 【伍するのは海溝の盟友】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【拾得するのは漏れ出た海溝の残滓】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【ーーー海溝世界に適応していないため開示拒否ーーー】


 【閏うことで海溝との繋がりは担保され、盟友の帰還を待つ】


 【レイドバトルを開始します】




 俺の目の前に現れたのは巨大なカニのような見た目のレイドボスだった。

 だが、前に見た【カニタマ】のカニ形態は半分青色半分赤色で氷属性と炎属性を兼ね備えたようなやつだった。

 それに対して今目の前にいるカニは全身が黒緑色で苔に覆われたかのような感じになっており、さらには背後から黒緑色の触手(?)のようなものが何本も生えてきていて蠢いていた。


 このように【カニタマ】が変質してから何度も挑んだわけだが、何度見ても元々の【カニタマ】がやはり浮かばれない姿だよな。

 【上位権限】レイドボスとしての威厳や強さだけを考えるなら今の姿の方が大きいんだろうが、本来の強みはそこではない。

 

 だからこそ、この姿から【カニタマ】を救いだしたいというプレイヤーや、NPCが多数いるわけだ。

 楽しませることを主としていた【カニタマ】が今では退屈を覚え、楽しまされることを望んでいるくらいには在り方が変わっている以上はそれを踏まえた上で戦わないといけない。

 お前ら、準備はいいか!!!!



 「「「「「おー!」」」」」



 では、魔海城船アンサンセのオーナーとしてお前らに厳命だ!

 船が朽ち果てるまで戦い尽くせ!

 今回の戦い、何としても勝ちをもぎ取りにいくぞ!



 「「「「「おー!」」」」」



 よしよし、いい感じのレスポンスだ。

 この船に乗っている連中は俺の船と分かった上で乗っているからな。

 これまでの次元戦争みたいに俺へ反抗的な態度を取るやつは一人もいない。

 最高の気分だな!



 「【包丁戦士】さん、景気づけのコールをありがとうございます。

 皆、【包丁戦士】さんが言っているように俺たちにこれ以上の余力はない。

 だからこそ、これまで蓄積してきた力を存分に発揮して勝利へ邁進!

 それだけが俺の要請。

 ここまで頑張ってきた皆なら無問題」



 【海図航海士】も今回の戦線全体のリーダーとして俺に続く感じでここにいる連中に向けて激励を飛ばしていた。

 悪くないぞ!




 ……ここまでやれば【海図航海士】の顔も立つだろう。

 さて、そろそろ露払い担当にお出まししてもらわないと作戦が進まない。

 そろそろ来てくれ、【菜刀天子】!

 『ユニーククエストクリア報酬をここで使わせてもらうぞ、【カニタマ】との戦闘に協力しろ!』



 俺がそう宣言すると、空から光が戦線へ差し込んでいき舞い降りるようにしてかつてこの包丁次元を統制していた存在……【菜刀天子】が現れたのだった!



 【Raid Battle!】


 【空虚なる草原の黄麟児】


 【???】


 【???】【???】【次元天子(限定的付与)】



 【条件未達成のため開示拒否】


 【条件未達成のため開示拒否】


 【聖獣であるが故に】


 【深淵と敵対する】


 【条件未達成のため開示拒否】


 【条件未達成のため開示拒否】


 【条件未達成のため開示拒否】


 【条件未達成のため開示拒否】



 【レイドバトルを開始します】


 【レイドバトル同時発生につき難易度が上昇します】





 【全く、これだから劣化天子は……】


 【次元天子使いが荒いというものです】


 【ですが、今回は私も他人事ではありません】


 【冒険者を導くために力を奮いましょう】


 【【勅命聖剣】!】


 【私の神威を知らしめるため剣現しなさい、【勅聖剣タイア】!】



 大層な演出と共に現れた【菜刀天子】が行ったのは世界剣種【勅聖剣タイア】の力の解放だった。

 これにより周囲に神々しい霧のようなものが立ち込めると、無限に湧きつづけ俺たちに襲いかかり続けてきたキモいザリガニエネミー軍団が一瞬にして塵と化していったぞ!



 【今の次元天子としての力を失った私では【絶深海溝の異旧外主】と一対一で戦ったとしても勝ち目はありません】


 【ですが、これらの塵芥にも満たないモンスターたちは葬り去ることくらい容易いです】


 【あなたたちは全力を尽くして【絶深海溝の異旧外主】を打倒しなさい!】



 【菜刀天子】の激励をうけた俺たちは船へと襲いかかる【カニタマ】の触手を迎撃し始めるのだった……






 しっかりやりなさい。

 この私が露払いをすると言っているのです。

 下手な攻撃をしたら許しませんからね。

 

 【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】

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