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鼓動

新連載始めました。

「酷いな、この荒れようは。」

「もう長いこと、人が住んでいなかったようですから・・・・・。」


こんな、人の手がまだ触れていないような田舎がまだ日本には存在していたんだな。そう坂口は、ひとりごちた。


坂口は、探し求めている。昔、存在したであろう完全なロボットを。坂口は、思い出す。いまや国際的なロボット学の権威となった彼がまだ駆け出しの頃、どうしても敵わなかったライバルであった星博士を。


「星、お前は一体どこに行ってしまったんだ。」


坂口はかつてのライバルを思いため息をついた。坂口が、ここまで星に執着する理由はただ一つ。失われたロボットの秘密を暴くことだ。しかし・・・・・。坂口は、過去に起こった事件を思い出した。あれは、おそらく、故意に引き起こされたものに違いない。ロボットの秘密を隠すために。


坂口は、恐れていた。過去のロボット達が、この世界をコントロールしているのではないかと。彼らは全く人間と見分けがつかない。しかし、死ぬことも老いることもないのだ。彼らが、莫大な資産を築き、この世界を支配していたとしても全くおかしい話ではないのだ。


昔のロボットのテクノロジーが失われたのは、実は、彼らがそのようなテクノロジーが流通することを望まなかったのだとしたら?人間と、全く変わらない彼らには、しかし生殖能力はなかったはずであったが、果たして・・・・・。


そして、坂口は、星の昔の隠れ家で、見つけてしまったのだ。地下へと続く隠し扉を・・・・・。


よろしくお願いいたします。

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