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良くある転生物語 聖と魔  作者: Seisei
第七章 青春期 魔界編

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第五十九 竜牙穴(りゅうがけつ)の仙竜

いつも読んで頂きありがとうございます。


第五十九 竜牙穴りゅうがけつ仙竜れんりゅう


です。

第五十九 竜牙穴りゅうがけつの仙竜



 ラーサイオンは、大勢の竜達の気配に身震いが出た。こんなにたくさんの竜達の気配は、初めてだ。


 門兵の男に、ラーサイオンは、近づいて行く。ここは、『竜牙穴りゅうがけつ』だ。


「俺は、炎龍カナストの子、ラーサイオン・フュラスだ。成人の儀式を受けに来た」


 門兵が、ラーサイオンの様子を胡散臭うさんくさげに見た。


「炎龍だと。そんな、高貴なお方が変な人間の共一人でのこのこやって来るか?」


 門兵の言い分は、正しい。それに世の中で門兵が一番偉そうにしているものだ。


 ラーサイオンは、青姫が抜き打ちで門兵の首を刎ねないか、自分の首筋が寒くなる。


「門兵殿。こちらは、マリアージュ・サースラン公女殿下。人族の剣士の達人た。無礼を働くと首が飛ぶぞ」


 ラーサイオンが言い終わらないうちに、青姫は、烈迫れっぱくの気合を込めて、剣を抜き打ちに、門兵の首筋に打ち込む振りをして、寸止めする。


 あまりの技の速さに、剣も動作も見えない。普通に立っていたと思ったら次の瞬間には、剣を抜いて門兵の首筋に剣を当てている。その間の動作があまりにも早くて見えないのだ。


 青姫の剣気が烈風のように、門兵を襲う。門兵は一瞬首を刎ねられたと錯覚した。


「ヒャー!」


 門兵が尻餅をつく。


 次の瞬間には、青姫は何事も無かったかのように剣をさやに納めている。


 ラーサイオンが天を見上げた。


 と、予想した通り空から竜兵の一団が飛んでやって来た。皆立派な竜ばかりだ。


 ドン! ドン! ドン! と、大きな地響きを立てて竜兵が飛び降りてきた。


 先頭の竜兵が二人を見下ろす。


「お前達。竜牙穴りゅうがけつで騒ぎ立てるとはいい度胸だ。覚悟はできているのか?」


 野太いどら声でその竜兵が吠えた。


 青姫から、恐ろしい気迫が放たれはじめた。


 サーライオンは、首を竦める。こうなったら、青姫を止める事は誰もできないだろう。


「おい! お前たち。先程から、黙っていると、偉そうに。竜牙穴りゅうがけつ竜牙穴りゅうがけつと連呼しやがって。それ程偉いとでも思ってやがるのか?」


 遂に切れたのはラーサイオンだ。


 闘気魔法で、体を覆う。ラーサイオンも青姫と同様に、『闘気鎧とおきがい』に気迫を込めはじめた。


 ラーサイオンと青姫の二人の気迫を真っ向から受けて、竜兵が身を竦めた。


「ラーサイオン、やっても良いのか?」


 青姫が尋ねた。


「ああ。こんな身の程をわきまえぬ無礼な奴ら、なんなら竜牙穴りゅうがけつの全竜種を思う存分ぶった切っても構わん」


 ラーサイオンのその言葉で、青姫はニヤリと笑う。美しく可愛い顔が恐ろしい夜叉の顔になったかと思うような変化が生じる。


 青姫の『鬼闘鎧きとうがい』が発動されたのだ。


 その瞬間、門兵は気を失って倒れてしまう。


 八体の空から降りてきた、竜兵も気を失って昏倒こんとうしてしまう。


「何だ。ラーサイオンこの弱さは?」


 青姫がラーサイオンを睨みつける。


 ラーサイオンはまた首を竦めた。青姫の迫力は、闘気鎧とうきがいで身をおおっているラーサイオンでも、恐ろしく感じる。


 ましてや、普通の竜兵如きで、生意気な口を聞く方がどうにかしているのだ。


「青姫。すまん。気を悪くさせた」


 青姫は、黙って頷くと、『鬼闘鎧きとうがい』の気迫を緩めた。


「ラーサイオン。入るぞ。良いんだな」


 青姫は、それなりにラーサイオンに遠慮しているのだ。


「ああ。俺にしても何の義理もないのだ。気にする必要はないぞ」


 ラーサイオンはサバサバとしている。性格でもあるが、竜種社会に対して、そもそも良いイメージがない。


 ラーサイオンをはぐれ竜と言っておとしめている社会だ。


 そもそも、はぐれ竜とは何なのだ。確かに、ラーサイオンは天涯孤独てんがいこどくの身の上だが、そんな竜種はたくさんいる。


 はぐれ竜とは、竜社会から何らかの理由で隔離された者をそう呼ぶ。


 普通は、犯罪者のような者だが。ラーサイオンの場合は両親、どちらかと言えば父親の問題だったようだ。


 ラーサイオンは、門をくぐる。


 門衛どもを蹴散らして浸入する形となってしまった。後悔は無いが、やはり竜社会への無難な復帰は無理なようだ。


 竜牙穴りゅうがけつは、洞窟かと想像してきたが、立派な建物群だった。


 門の中には、更に立派な門があった。


 そこにも同じように門番がいる。


「ラーサイオン・フュラスと申す。成竜となる儀式を受けに参ったもの。こちらは、共のマリアージュ・サースラン公女殿下。ドラゴンライダーとなる事を希望されている」


 ラーサイオンは、炎龍とか言うと面倒事が起きる事が分かったのでそう説明した。


「それと、正門では門番がこちらのマリアージュ・サースラン公女殿下に無礼を働き、公女殿下の気迫に打たれて自滅したので介抱してあげて欲しい」


 ラーサイオンは、正直に説明した。


 門番は、ラーサイオンの説明に、疑わしそうな視線を送る。


「確認させるのでしばし待って頂こう」


 その門番は、後衛の巨大な門兵に確認するように言った。門兵は、すぐ帰ってきた。


「この者の説明に全くの偽りはございませんでした」


 巨大な門兵は、それだけ言った。この門兵は、火竜のようだ。鱗が赤く。体の内部の炎が見えているような感じだ。


 この門番は、かなりの老竜に見えた。水龍なのだろう。鱗が青い。優しそうな目が印象的だった。


「ラーサイオン・フュラス殿。よくぞ、龍仙郷りゅうせんきょう牙音がおん温泉穴おんせんけつに参られた。


 確かに、お主はもはや幼皮ようひの庇護はいらんようだな。しかし、恐ろしく強固な幼皮ようひに守られおったものだな」


 幼皮ようひとは何だろう。とラーサイオンは考えた。分からん事は聞くのが一番だ。


「すまんが、幼皮ようひとは何だ?」


 門番は、怪訝な顔をラーサイオンに向けてきた。


「お主は、何も知らずにここに来たのか? そもそも、竜と言うのはエネルギー体みたいに形の無い生き物だ。それに形と意味を持たせるのが幼竜外皮ようりゅうそとかわの役目だ。通称は幼皮ようひと言われている。


 お主のご両親は、余程お主の事を大切にしたのだろう、たくさんのエネルギーをそなたに与えるために、恐ろしく強固な幼皮ようひを作られたようだの。


 お主のご両親は、さぞかし高名な力のある方だったのではないか?


 お主は、凄い竜だな。何も知らずにここに来たのは正解だ。ラーサイオン殿。


 お主が被覆ひふくしておる幼皮ようひは、なかなか破れぬだろう。折角の親の愛情でできたものだが、ここに来て逆にラーサイオン殿の成長のかせになっていたのではいかな。


 ここ、竜仙郷りゅうせんきょう牙音がおん温泉穴おんせけつには、幼皮ようひを溶かす温泉、溶解泉ようかいせんがあるのだ。そこに入れば、直ぐに幼皮ようひは溶ける。


 これは、ワシの老婆心ろうばしんだが。お主は、竜社会の事をあまり知らぬのかも知れんので、ワシの独り言じゃ。余計なお節介なら許せ。


 この竜牙穴りゅうがけつには、仙竜カリキ様がおられる。何でも良く知っておられる方なので尋ねて教えを受けてから、溶解泉ようかいせんに入られる事をお勧めする。


 それと、ライダー希望者とは、珍しいですな。人族のお嬢さん」


 青姫が、軽く膝を折って、礼をした。門番が敬礼して答えている。


「ライダー希望の方は、中に入って、『馬竜舎ばりゅうしゃ』という建物を探されよ。中央付近の薄黄色うすきいろの建物だ。


 お嬢さんもなかなか凄い人族のようだから、試験にはパスするじゃろうの。凄いライダーが誕生するのは竜種の誇りでもある。頑張って欲しい」


 その門番は、そう言うと入れと身振りで示した。


 どうも、勝手が違う。思いっきり拒否され、また戦いになるのだと思っていた。


 しかも、竜牙穴りゅうがけつは、ラーサイオンのイメージとは全く違う存在のようだ。


 確かに、この建物群が竜牙穴りゅうがけつだと教わってやって来たが、竜牙穴りゅうがけつの周りは、竜種以外の様々な種族がいて、観光地のような雰囲気がしていた。


 竜牙穴りゅうがけつは、一般客はお断りみたいな感じはあったがそれほど特別な存在とも感じなかったのだ。


 とにかく、竜牙穴りゅうがけつに入れた。何だか狐につままれたたような気分だ。


 最初の門番と二つ目の門番の違いは何だろう。


 珍しくラーサイオンが丁寧に門番に挨拶した。


「青姫。私は、仙竜とやらを尋ねようと思うが、お主は、『馬竜舎ばりゅうしゃ』に行くのか?」


 青姫は、含み笑いをしている。


「私は、ラーサイオンのお目付け役だ。一緒に参る」


 まぁ、勝手にするがよい。とラーサイオンが頷く。何を言っても聞かないのが青姫だ。


 出会った竜種に、仙竜の居場所を聞きながら向かう。仙竜の住まいは、奥まった所に有った。


 小さくはないが落ち着いた建物だ。建物の屋根から湯気が立ち上っているので、温泉も出ているのだろうと思われた。


 玄関で案内を請う。中から入れとの返事だ。


 中に入ると、真っ先に中央に巨大な竜が鎮座しているのが目に入る。その大きさに驚く。


 鱗は赤。火竜だ。温泉の熱湯が背中から掛けられている。部屋中が湯気でムンムン蒸す。


「すまんが。戸を閉めてくれ、冷気が入って寒くてならん」


 慌てて、ラーサイオンが戸を閉めた。ラーサイオンは、もともと炎龍と言うくらいだから暑いのには強い。サウナのような熱気だが平気だ。


 青姫も『鬼闘鎧きとうがい』で身を包み、闘気で肉体強化を施しているので平気な様子だ。多分、溶岩の中でも平気な顔で入って行くだろう。


「仙竜カリキ様ですか?」


 ラーサイオンが尋ねた。


「そうだ。炎龍の幼児と、人族の剣士とは珍しいコンビだの」


 仙竜カリキが目を細めて二人を見た。


「私は、ラーサイオン・フュラス。こちらはマリアージュ・サースラン公女殿下。


 私は、はぐれ竜の息子で、竜社会の知識がありません。溶解泉ようかいせんの存在も今日知りました。二つ目の門番が溶解泉ようかいせんに入る前に貴方に会うよう教えて頂いたので参りました」


 ラーサイオンが珍しく丁寧な口調で来訪の理由を告げる。


「二つ目の門番だと。多分それは、この竜牙穴りゅうがけつの総長のヨハマーリだろう。


 ラーサイオンとか申したの。お主の望みは、成竜になることじゃな。しかし、なかなか立派な幼皮ようひではないか? はぐれ竜が親とか申していたの。サイオーン・フュラスとマーサの子なのだな?」


 ラーサイオンがぎょっと驚く。


「両親を知っているのか?」


 仙竜カリキは、音も無く笑った。


「サイオーン・フュラスは、先代の竜選帝の妃マーサをかどわかした為に追放となった」


 ラーサイオンも何と無く知っている話だ。


「まぁ、お主の父を追放するために、妃を奪ったとされておるが、正しくは、お主の父は妃候補のマーサと駆け落ちしたのだ」


 その話は、初耳だ。


「先代の竜選帝は、評判の良くない奴だったからな。いろいろ画策して、竜選帝にはなったが、直ぐに不人気になって、今では田舎の王で収まっておるよ。マーサは、賢明だった」


 賢明? ラーサイオンは沸き起こる怒りをグッと堪えた。


「母も父も私を生むと、地方のエイオンの地方領主の飼い犬となり、下らぬ戦争で命を落とした」


 ラーサイオンが言った。


「サイオーン・フュラスは、炎龍王の王子だった。お主の幼皮ようひを見れば、サイオーンとマーサのお主に掛けた愛情の深さを痛感するぞ。たぶん自分達の過ちで苦労をかけるお主にできる限りのお詫びとして、自分達のエネルギーをお主に分かち与えたのだろう。


 サイオーンやマーサ程の高貴な竜種は、そうやすやすと滅びるものではない。それ程お主にエネルギーを与えた証しじゃ」


 仙竜カリキが静かに言った。ラーサイオンは、その説明に初めて両親の愛情の深さを思い知った。 両親は、どうしてこんなに弱く、自分はこんなに強いのだろうと不思議に思っていたのだ。


 幼竜のくせに大将軍などになれたのも実力では無く、両親の愛情あればこそだったのだ。


幼皮ようひは、親がお主を守るために作ったものだ。親の愛情でお主の為人ひととなりを規定しているのだ。


 幼皮ようひを取るという事は、お主の定義が無くなるという事でもある。今のバランスの良いお主では無く、巨悪の権化と化すかもしれぬのだ。


 お主は、何にでもなれるが、今のその幼皮ようひで作られたラーサイオンと言う人格を全く無視するのか、それともラーサイオンと言う人格をさらに発展させるのかはお主が決めることじゃ」


 ラーサイオンは、しばらく仙竜カリキの言った事を考えた。多くの情報がありすぎてなかなか整理できない。


 ラーサイオンが物思いにふける内に仙竜カリキは、青姫に話しかけた。


「マリアージュ公女殿下。そなたはどのような用で参られたのか?」


 青姫は、ラーサイオンに一瞥を投げかけてから、仙竜カリキに向き直る。


「私は、主にラーサイオンの付き添いだ。それと、ドラゴンライダーに興味もある」


 青姫が答えた。


「お主は、凄い気迫だの。年寄りにはもう少し優しくせい。疲れる」


「これは、申し訳ない」


 素直に青姫が謝る。


「ああ。楽になった。ライダー希望だったな。どんな竜が望みじゃ」


此奴こいつだ」


 青姫がラーサイオンをあごで示す。


 仙竜カリキが笑い出す。


此奴こやつは、情けない奴だが、少なくとも誇り高き炎龍の末裔だ。さすがに使役竜しえきりゅうにはなれんだろう」


使役竜しえきりゅう?」


「お主達は、本当に何も知らずにのこのこやってきたのだな。それはそれで恐れ入る勇気だの。


 使役竜しえきりゅうとは、仕事をさせるための竜種だ。知能は高くないが、それゆえに返って主人に忠実だし、騎乗するとなれば、それに適した体型なども必要だ。


 使役竜しえきりゅうには、黒竜、赤竜、白竜、黄竜、青竜、銅竜、銀竜、黄金竜、白金竜、水晶竜、金剛竜 などがいるが、お主には、青竜か、白金竜が合いそうだな。


 使役竜しえきりゅうは、卵に刺激を与えてかえす事で刷込インプリンティング効果を持たせて使役するのだ」


刷込インプリンティング?」


使役竜しえきりゅうは、産まれた時に初めて見た者を親と思う」


 その原理を利用して、竜を使役するのだ。


「しかし、それでは時間がかかって仕方がない」


 青姫がにべも無く言った。


「急ぐのか?」


「ラーサイオンが成竜になり次第帰る」


「ならば、成竜で騎乗できる種が存在する。しかし、この竜種は、手強いぞ」


 青姫がニヤリと笑みを浮かべた。


「面白そうだ」


「良い面がまえだな。その竜種は、光竜種と言う竜種だ。知能も高く誇り高い竜種なので、あるいはラーサイオンに騎乗するよりも難しいかもしれんがな。


 光竜種は、一生に一人だけ騎乗を許す。その時に二本ある角の一本を雷光ランスに変えて主人に渡す。だから角が二本あればまだ捕獲の可能性がある。一本角の光竜種は、伴侶を選んだ光竜種。捕獲の可能性はないので注意するがよい。


 光竜種は、光の名の通り輝くように美しく、光のように早い。騎乗するには最高の竜種ではある。しかし、ワシの知る限りこの二千年と言うもの光竜種を乗りこなしたライダーは現れておらん。


 もし、光竜種のライダーとなったならお主は全てのライダーの憧れとなるだろうな。そなたの呼びかけに全てのライダーが集まるであろう。それは驚異の戦力となるだろうな」


 その瞬間、青姫の顔色が変わる。


「どうすれば、その竜種に会える?」


「そ奴らは、北のベグネド火山の火口内にいる」


「良き、情報に礼を言う」


 青姫が膝を折って礼をする。


「何でも無い。この可哀想な幼竜の庇護ひごをしてはるばる来てくれたお礼だ」


 仙竜カリキが笑って言った。


「ラーサイオン。私は、光竜種を捕獲しにベグネド火山に行くぞ。お主は、サッサと成竜になってもっと立派になれ。お主はずっとそう言っておったじゃないか。何を悩んでおる」


 青姫は、キッパリというと、バシ! とラーサイオンの背中をどやしつけて、直ぐに出て行った。


 ラーサイオンは、青姫を見送りながら、仙竜カリキが言っていた言葉を思い出していた。


「今の自分らしさを拡張させるべきか、全く新しい自分に生まれ変わるか」

次話は、いよいよラーサイオンが成竜となります。


ラーサイオンがどうなるのか?


楽しんで頂けると嬉しいです。

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