表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
良くある転生物語 聖と魔  作者: Seisei
第二章 青春期 初恋編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/68

第十六 後始末

第十六 後始末


 結局ラバン総督もザナビス公爵も何も知らなかった。


 ザナビス公爵家は取り壊しとなり、公爵以下関係者は斬首された。


 百万人もの無実の人間が行方不明となっておりその手掛かりを求めて情報が収集された。


 人攫いにあった人々は、奴隷として世界各国に売られていた。王国は、世界中の奴隷の身元を確認させ今回の事件に関係した商人を全世界から収監させ取り調べさせ、組織の解明に当たらせた。


 取り調べは過酷を極めたとされる。


 アールが今回の人攫いの事件でここまでの強硬な手段を講じたのには本当の理由がある。


 それは奴隷制度に対する反発心があったからである。


 彼は奴隷制度を世界的に全面禁止にするつもりだった。そのためになら世界征服も視野に入れていた。


 そのためにハイエンドが滅ぼされても仕方がないとすら思っているのは内緒だ。


 考えてもみたまえ。もし自分の自由を奪い強制的に使役する奴がいたとして。誰に権利がある?


 ちなみにスカイハートは貴族の身分を剥奪された。私服は一切肥やしておらず義憤に駆られた行為だとして財産は没収されなかった。貴族の身分を落とされたといっても領地が残るなら直轄領の地方貴族となる。


 もちろん寛大な処置が取られたのには皇太子の口添えがあったからである。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング


新連載のお知らせ。
第二部のお知らせです。
『覇王の誕生』
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ