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第407話 舞 甘える

 母性が強い舞は、公介に甘えられるのが大好きだが、たまに甘えん坊になる。


 実はあれは舞の演技だ。


 甘えん坊の公介も、たまには甘えられたいんじゃないか。


 舞はそう思って、あえてたまにめちゃくちゃ甘えている。


 舞は子供の頃から、何事もバランスが大事だとわかっていた。


 甘えん坊の公介も、たまに舞に甘えられると、すごく嬉しそうだ。


 舞自身も、たまに公介に甘えるのは楽しい。


 可愛いがってもらえると、幸せな気持ちになる。


 ただ、どちらかといえば、やはり甘えられる方が好きというだけだ。




 仕事が終わった舞。


 今日は公介に甘える日にしようかな、と舞は考えながら家に帰る。




 帰宅。


「おかえり〜、舞〜!」


「公介〜!」


 舞が甘えん坊の演技をしながら、公介に抱きつく。


「公介公介公介〜!」


「俺がどうした、舞?」


「今日は甘えさせてください……」


「ああ、なんだ、そういうことか」


 公介は舞が甘えたい日だと思ってくれたようだ。


「よし、いっぱい甘えていいぞ、舞」


「やったー!」




 そして、公介に可愛がってもらう舞。


「公介〜」


「よ〜しよし、いい子だ、舞」


「あん、あはん」


 公介に甘える舞は、とても幸せそうだった……。

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