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第405話 猫18

 夜。


「舞、早く帰ってこないかな〜」


 テレビを観ながら舞の帰りを待つ俺。


「そうだ、今日は猫になってお出迎えをしよう」


 俺は猫耳をつける。


 はは、舞はどんな反応するかな。




 舞が仕事から帰ってくる。


「ただいま〜、公介」


「にゃ〜ん!」


「え?」


 俺は猫のようによつんばいで、舞を出迎える。


「にゃんにゃん」


「あはは、可愛い猫ちゃんね、お出迎えしてくれたの?」


「にゃうん」


 俺は猫のように舞の足に頭をこすりつける。


「ああ、可愛いすぎるわ、私の猫ちゃん」


 舞が俺の背中をなでなでしてくれる。


「にゃは〜ん」


「うふふ」




 リビング。


 ソファーに座る舞。


 俺は猫のように舞に甘える。


「ふみゃ〜ん」


「うふふ、よしよし」


 猫の俺に甘えられて、舞も幸せそうだ。


 今がチャンスだ。


 俺は舞にドッキリを仕掛ける。


 油断している舞に、俺は猫の威嚇、シャーッをする。


「シャーッ!」


「シャーッ!」


「うわっ!?」


 舞にカウンターでシャーッをされた。


 俺の狙いは読まれていたようだ。


「び、びっくりした〜」


「あはは、公介、びっくりしすぎて人間に戻ってるわよ」


「いや、さすがは女優、すごいシャーッだったよ。俺のシャーッはまだまだ未熟でした」


「うふふ、ありがと」


「本物の猫を見せてくれ!」


 俺は自分がつけていた猫耳を外して、舞につける。


「あはは、了解だにゃん」


 舞が猫のように甘えてくる。


「はは、よしよし」


「にゃんにゃーん!」


 猫になった国民的アイドルと、愛し合った……。

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