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超人種族の異世界英雄記  作者: 至田真一
世界を超えた異変
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思い出の世界の再戦③

「ルシフィル。お前何でここに?」

「調査団本部から連絡が来てな。様子を見て来いって。期待半々で来てみれば、闇族が結構いるじゃないか」


 期待って何だよ。闇族と戦える期待か?

 お前一応闇族倒しただろデイビルで。

 あの時は俺達も一緒で倒したからコイツの中ではノーカンなのか?


「まぁ正直、来てくれたのは助かった。相手の人数多いからな。ちょっと手を焼いてた」

「フンッ。相手は二人いるから片方は貰うぞ」

「はいはい、良いですよ。どっちか相手して良いですよ」


 聞かなかったら後が怖ぇし、すきにさせてやるか。


「ナメやがって」

「ベシド。あの女は私が相手をする」

「油断するなよ。アイツは上級戦士だからな」


 ヴィネクが地面を蹴って向かって来ると、ルシフィルは空を飛び、ヴィネクは後を追う。


「あの女はヴィネクに任せるか。さぁ、俺達も再開するとするか」

「そうだなぁ」


 首を鳴らすとガネンとクラカが合流し、兄弟の証が光った。


「体も温まったし、行くか!」

「「おおっ!」」


 俺達は左腕を上げて兄弟の証が光ると、俺達は合体してファミリティになり瞬間移動でベシドの目の前まで行きファミリティの剣を振ると、ベシドは剣を受け止めた。


「やっとその姿になったか」

「悪かったな、遅くて」

「今度こそぶちのめしてやる!!」


――――――――――――――――――――


 シップボットの機体から五つの衛星の様な物が出て直線状に連結すると一本の槍になり、ライトロイドの腕から伸びた剣とぶつかる。


「聞いていた通り堅いわね。このっ!」


 操縦しているオペナは思いっきり槍を振るうとライトロイドの右腕を破壊した。


「どぉ?!」


 オペナが自信満々に胸を張ると、破壊したはずのライトロイドの右腕が再生された。


「自己修復!? そんな報告は聞いてないわよ!? もしかして、最近付けられた機能?」


 自己修復に驚くオペナだったが、すぐに冷静になりライトロイドを分析した。


「何処かに自己修復機能を動かす場所があるはず。まずはそれを破壊しないと」


 分析を始めると、ライトロイドの胸が開き大砲が出てくると、砲門にエネルギーが収束され青い光線が放たれた。


「ヤバッ!?」


 槍を分裂させて衛星に戻すと、衛星はシップボットの前で円形状に並ぶとバリアが張られ光線を防いだ。

 衛星は再び連結して槍になると、ライトロイドに近づいて胸の大砲に突き刺し爆発した。

 大砲は壊れたが、自己修復で直ろうとしていた。


「……っ、見つけた! 背中!」


 槍の先端を飛ばすと、ライトロイドの横を通過して旋回し、背中にある自己修復機能の装置を破壊した。

 ……と思いきや。装置は予想より硬く、槍が刺さらなかった。


「やっぱり重要な場所は硬いわね」


 槍の先端を戻すと、ライトロイドは背中からミサイルを放った。

 シップボットは槍を分裂させて、衛星から光弾を放ちミサイルを撃ち落としていく。

 ミサイルを全て撃ち落とすと、衛星を円形状に並べ、中央に光を集束させると大きな青い光線を放った。

 光線が当たる直前、ライトロイドはバリアを張り防がれた。


「バリアの強度も高い。報告より機能がアップしてる。どうやって攻略しよう?」


 オペナはライトロイドを分析しながらシップボットを操縦して戦う。

 光族は様々な物を発明するが、長い歴史の中で実はロボットを作ったことが無い。

 理由は単純。ロボで戦わなくても自分で戦えるからだ。

 それ故、ロボット開発や操縦の腕があまり無い。

 その差が出たのか、シップボットは押されて行った。

 ライトロイドが両腕の光の剣を伸ばすと、シップボットの腹部と左肩に刺さった。


「うわヤバい!! 今の攻撃で左腕の機能が58%低下!?」


 左腕の動きが悪くなりオペナは焦ると、ライトロイドは右腕の剣を振り下ろし、槍で受け止めるが、槍にヒビが入った。


「ホントにヤバい! このままだとこっちが先に壊れちゃう!」

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