傷痛すぎるって、マジ?
明日テスト…
「ひっ…⁉︎」
また一撃。間一髪でしゃがんで躱したものの、これではジリ貧だ。そもそも、元の世界でも運動はからっきしだったのに、ここまで避けられている事自体奇跡と言っても良い。
ヒュンッ
(なっ…一体じゃない…⁉︎)
まさかの外出初日からの大ピンチ。もうやだおうち帰りたい。
ていうか…
「何体いるんだよーーーっ⁉︎⁉︎」
攻撃、避ける、攻撃、躱す、攻撃、掠る、攻撃………………
気づけば身体中の擦り傷や、避けきれずに食らってしまった傷から血が滲んでいた。特に右足は脹脛が大きく切りつけられ、血が滴っている。
(何これ何これ!もう死ぬの!?早くない⁉︎)
傷は痛いし体力はないし…
ヒュッ、パシィッ!
「あっ…⁉︎⁉︎」
右足に力が入らないせいで攻撃を避けきれず、蔦に捕らえられてしまった。ズルズルと身体ごと引っ張られ、身体も拘束されて身動きすら取れなかった。
(やば…死ぬ、でしょこれって…)
めちゃくちゃ怖い。車に轢かれた時より怖い。
(どうしよう…どうしようどうしよう⁉︎ここで火なんかがあって燃やせれば…‼︎)
そう思った途端。
豪っ
手から火が生まれ、巻きついていた蔦に襲いかかった。当然私を捕まえていた蔦も燃えたわけで。私の身体は宙に放り出される
(え、やばいやばい!さっきの感じで…っ風吹いて‼︎)
瞬間、ふわり、と浮遊感ののちに、優雅に地へ舞い降りる私。燃え尽くされた蔦が黒い煙をあげていた。
………ていうか。
(魔法じゃんかよ今の‼︎‼︎‼︎)
新たな、そして大きな発見だった。
更新遅くなるかもしれません。すみません。
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