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クラフトマスター建国記  作者: ウィースキィ
第一部 第四章 新たなる世界 【第二次王国 編】

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第15話 絡み合う様々な想い

 

 愁たちは、大森林の手前で馬車を降り、御者に代金を支払った後、去っていく姿を見送っていた。しかし、突然、大森林がざわめくような気配を感じ、愁の表情が硬くなった。視線を大森林へと移し、周囲を見渡す。そこにはいつもとは異なる、不穏な空気が漂っていた。


(なんだ……この違和感は……?)


 愁は内心でつぶやく。大森林は一見、静寂に包まれており、変わらないように思えるが、よく目を凝らして見ると、草木が無造作に倒れ、踏み荒らされたような跡が散在していた。土も掘り返され、無数の足跡が残されている。この場所は、通常、人が頻繁に訪れるような場所ではない。それが、これほど多くの足跡や痕跡があるのは、異常としか言いようがなかった。


「何かを探している……?」


 不安を感じた愁が考え込んでいると、リリーニャが肩を軽く叩き、声をかけた。


「ねぇ、どうしたの?何か見つけた?」


「……いや、普段はこんなに人の出入りがないはずなんだ。だから、ちょっと警戒した方がいいかもって思って」


「えっ……本当だ。足跡がいっぱい……」


 リリーニャも愁の言葉に気付き、顔が真剣なものに変わった。大量の足跡と人の通った痕跡、それはこの大森林では異様なものであり、普段ならば到底ありえないことだった。


「璃里、レイネスさんとリルアから離れないで。いつ戦闘が起きてもいいように準備しておいてくれ」


「う、うん!わかった!」


 リリーニャはすぐに杖を手にし、魔法少女の姿に変身する。その動作は慣れており、一瞬で戦闘態勢に入る。愁は先頭に立ち、レイネスとリルアを守るように、リリーニャが後方を固めた。


「何かあったんですか?雰囲気が急に……」


「おにーちゃん、なんか怖い……どうしたの?」


 レイネスとリルアも、異変に気付いたのだろう。不安げな視線を愁に向けていた。


「直接的に何かあった訳じゃないですけど、何か嫌な感じがするんです。なので二人とも絶対に離れないでくださいね」


 愁は〈気配探知〉の能力を使い、大森林の中を探る。そこには、通常の人間とは異なる、強力な戦闘能力を持つ者たちの気配が、数多く存在していることがわかった。その人数は、ざっと100名ほど。もう少し範囲を広げれば、さらに多くの気配を感じられる。彼らはリリーニャと同等か、それ以上の戦力を持っているようにその気配から感じられた。そして、さらに警戒すべき存在が二つあった。


「……レベル100近いのがいるな」


 愁の目は鋭く光る。彼の経験からして、この二人は群を抜いて強い。レベルで言えば、90から100に達するほどの者たちだ。リリーニャが不安そうに問いかける。


「だ、大丈夫なの?もし敵だったら……」


「敵だと考えておいた方がいいかもしれないね……リルア、魔眼は使えるかい?」


「うん!でも、多分十回くらいしか……」


「それだけ使えれば十分だよ。前に練習した場所、覚えているかな?」


 愁の言う『場所』とは、ラリアガルド帝国と拠点となる村を繋ぐ、転移用の道であった。リルアの魔眼で転移できる範囲ギリギリに設定されたこの道は、非常時の避難経路として、幾重にも幻術と認識阻害が施されている。


「うん、村までの道だよね?ちゃんと覚えてる!」


「よし、さすがリルアだね。それじゃあ、三人でその道を使って村まで戻ってくれるかな?」


「……おにーちゃんは?」


 リルアは潤んだ瞳で愁を見上げていた。その瞳には、不安と恐れが隠しきれずに滲んでいた。愁は、彼女の心情を痛いほど理解していたが、それでも、この過酷な世界で生き抜くためには、避けられない試練が存在する。彼はそっとリルアの頭を撫で、少しでも安心させようと努めた。リルアは、ぎこちないながらも微かな笑顔を浮かべた。


「大丈夫、すぐに追いつくからさ」


 愁の声には穏やかな力強さがあった。リルアも不安を抑えようと、弱々しくも「うん……わかった。すぐにきてね?」と応じる。


「了解。璃里、二人の護衛を頼むよ」


「わかった!愁くんも気を付けてね?」


 リリーニャは、しっかりと杖を握りしめながら答え、彼の背中を見つめていた。


「レイネスさん、二人にしっかり付いて行ってください。安全な道ですから、心配はいりませんよ」


「はい、承知しました。お待ちしていますね。どうかご無事で……」


 レイネスの静かな声には、信頼とわずかな不安が交錯していた。愁はその返事を受けて、リルアに合図を送る。リルアは目を閉じ、魔眼を使う。彼女の瞳が怪しく輝き、三人の姿は一瞬にして霧散した。


 何度も練習した道だから、きっと問題なく村にたどり着けるだろう。愁は少しだけ安心したが、それでも次の戦いに備え、意識を集中させた。大森林の中から、二つの強力な気配が確実に近づいてきていた。迎え撃つ覚悟を決めた愁は、静かに呟いた。


「さて……迎え撃つ準備をしようか」


 ポケットから取り出したのは、〈守護者の聖域〉が込められた魔石。それを数個握りしめ、右手には愛剣・宵闇を抜刀する。風が静かにざわめき、愁の周囲には緊張感が漂っていた。


 そして、やがて現れた二つの気配。それは、二人の女性だった。ひとりは黒いローブを羽織り、中には白い服を着た青髪の小柄な少女。もうひとりは大剣を片手に持ち、上品なお嬢様然とした見た目でありながら、堂々とした風格を漂わせる女性で、その姿からは歴戦の騎士を思わせる威厳が感じられた。


(……あの服は、確かユアちゃんが着ていたものだよな?)


 愁の記憶が蘇る。かつて王都でユアと出会った時、彼女が纏っていたのと同じ白い服。その時ユアは王国勇者の弟子だと言っていた。つまり、目の前の二人も王国勇者の関係者、あるいは勇者本人である可能性が高い。


 二人の少女は、愁の姿を捉えるやいなや、すぐに構えを取り、戦闘態勢に入った。特に大剣の少女は、その鋭い眼差しを愁に向け、今にも斬りかかってきそうな勢いだ。彼女が先に口を開いた。


「黒い髪に黒い瞳……あなたがそうなのね?八乙女 愁というのは?」


 その上品な口調からは想像もつかないほど鋭い挑発の言葉。愁は冷静にその言葉を受け止める。


「そうだが、何か用か?」


 街で道を尋ねられた時のように、愁は淡々と答える。しかし、大剣の少女は鼻で笑い、嘲るように言った。


「何か用、ですって?もちろん、わたくしたちはあなたを探していたのよ。申し訳ないけれど、一緒に来てもらえるかしら?」


「……嫌だと言ったら?」


「そうね。その時は、あなたの首から上だけに来てもらうことになるかしら?」


 少女の声は冷たく響き、大剣に力が込められた。その瞬間、戦闘はいつ始まってもおかしくない状況にまで緊張が高まった。だが、その時、ローブの少女が慌てて割って入った。


「ちょっと待ってください、ミザリカさん!すぐに戦闘なんて……止めてください。私は彼と話がしたいんです!」


 ローブの少女は真剣な眼差しで愁を見つめていた。敵意や殺意は感じられず、その言葉には本気で話をしたいという意志が込められていた。止められた大剣の少女、ミザリカは一歩退き、剣を下ろす。


「まぁ、あなたがそう言うなら……」


 一歩前に進み出たローブの少女は、愁に向かって真っ直ぐに言葉を紡いだ。


「私はアイラスグリフ王国、第五階位勇者、クミラ。そしてこちらは、第六階位勇者、ミザリカ・マーステット。私たちは国王陛下の命を受けて、あなたを探していました。その理由は、大森林に拠点を築き、亜人たちを集めていること、そしてラリアガルド帝国との関係を持っていること。この二つが危険視されているのです」


 その言葉を聞いて、愁は静かに頷いた。彼の動向がここまで詳細に調べ上げられているとは、正直驚きだった。王国は思った以上に手強い相手だと認識を改める。


「なるほど。理由はわかりました」


 愁の冷静な返答に、クミラの表情は少し穏やかになり、彼女は手を差し出した。


「話が早くて助かります。私たちはあなたの捕縛、もしくは討伐の命を受けていますが、あなたが抵抗せずに投降するなら、捕虜として命の保証はされるでしょう。私たちに付いてきてくれますか?」


 クミラは内心、愁に危害を加えるつもりはなかった。むしろ、彼がユアを助けてくれた恩人だと知っているため、争いを避けたかったのだ。しかし、愁はクミラの差し出した手を取ることなく、冷静なまなざしで彼女を見つめ返していた。


 その静寂の中で、緊張が再び張り詰めていく。


「申し訳ありませんが、それはできません。今の俺には、どうしても守るべき人たちがいるんです。だから、捕まるわけにはいきません」


 愁の毅然とした答えに、クミラは一瞬残念そうにため息をつき、差し出した手を静かに引いた。一方で、ミザリカの顔には、まるで狩りの始まりを楽しむかのような笑みが広がり、再び大剣を握り直した。


「それは残念ですわね……でも、こちらにも事情がありますので、どうしても捕まえていただきますわ!」


 その言葉を合図にしたかのように、クミラの周囲の空気が一変した。突如として周囲の魔力が爆発的に増幅し、その余波で地面がわずかに揺れたかのように見えた。クミラの両足の下には、小さな魔法陣が展開され、次の瞬間、彼女の姿はまるで風のように消える。


 その速度は、愁が使う〈縮地〉には劣るものの、十分すぎるほど速く、クミラは瞬く間に愁の背後に回り込んでいた。そして、静かに愁の背中に右手を置き、その手から漂う魔力の気配が、彼女が魔法を発動していることを告げていた。


「驚きましたよ、魔法の展開が速いですね。背中を取られてしまいました」


 愁は穏やかな声で感心するように言った。クミラは無表情で冷静なまま、口を開く。


「降伏してください。私には、あなたをこの場で殺すこともできる力があります。でも、できれば、そんなことはしたくない。なぜなら、あなたはユアちゃんを助けてくれた恩人だからです」


 彼女の声には真摯さが滲んでいた。クミラは再び、愁を説得しようとしていた。それも、ユアという共通の知り合いの名を持ち出して。


「なるほど、ユアちゃんの知り合いだったんですね……それなら、俺もできるだけあなたに危害を加えたくはないですね」


 穏やかに返す愁の声を聞いたクミラは、瞬きひとつする。しかし、その瞬きが終わるか終わらないかの間に、愁の姿が忽然と消えた。


「えっ……!?」


 驚愕に目を見開くクミラが周囲を見渡すより早く、彼女の首元にひんやりとした冷たい金属が触れた。黒く光る刃を持つ美しい刀身、宵闇が彼女の首筋に添えられていた。


「今度はこちらが背中を取りましたね」


 愁の声が、至近距離から冷静に響く。クミラは動揺を隠せず、慌てて声をあげた。


「いつの間に……!?」


 そもそも、先ほどクミラが愁の背後を取れたのは彼女の速さだけではなかった。彼女は愁を束縛する魔法を使い、彼の動きを一瞬封じていたのだ。しかし、愁の着ている黒いスーツは特注のユニーク等級の装備であり、反魔力の機能を備えていた。そのため、拘束の魔法は長続きせず、効果が切れると同時に愁は瞬時に行動を起こし、今度はクミラの背後を取ったのだった。


「さて、今度は俺がお願いする番ですね。どうです、降参してくれませんか?」


 愁の静かな提案に、クミラは悔しそうに歯を食いしばる。


「くっ……!降参なんて、ありえません──」


 その言葉が完全に口から出る前に、突如として耳をつんざくような叫び声が響いた。


「やあぁぁぁっ!」


 振り返る間もなく、ミザリカが凄まじい速さで駆けてきた。彼女の速度は先ほどのクミラをも上回り、鋭く高く掲げた大剣を一気に振り下ろしてきた。その軌道は、愁だけでなく、クミラまでも巻き込もうとしている。


「ちょっ!仲間じゃないのかっ!?」


 愁は驚きの声をあげ、即座にクミラの腰を掴んで自身の元へ引き寄せると、〈縮地〉を使って後方へと飛び退いた。ミザリカの大剣が地面に叩き込まれると、凄まじい轟音とともに大地が裂け、破片が飛び散った。


「あらあら、外しちゃいましたわね……ふふふ、残念ですわ」


 無邪気に微笑むミザリカは、悪びれる様子もなく、地面に深く刺さった大剣を悠然と引き抜いた。その様子を見たクミラは、愁に剣を突きつけられたまま、目を見開いてミザリカを非難する。


「ミザリカさん!危ないじゃないですか!今の攻撃、私まで巻き込まれ──」


 クミラが言いかけた瞬間、再び大剣が地面に叩きつけられる轟音が響いた。そして、次にミザリカの口から発せられた言葉が、さらにクミラを驚愕させる。


「うるせぇんだよっ!このくそガキがぁっ!」


 その言葉に、クミラは完全に凍りついた。


 ミザリカは突如として、それまでの上品さなど微塵も残さず、クミラに向かって罵声を浴びせた。その激変ぶりにクミラはもちろんのこと、愁さえも目を見張る。彼女の顔は鬼の如き形相に変わり果て、せっかくの美貌も歪み、浮き上がった血管がひび割れた怒りを体現していた。血走った目には、激しい殺意と抑えきれない怒りが渦巻いていた。


「ミ、ミザリカ、さん……?」


 クミラが恐る恐る声をかけたが、そのか細い問いかけは、かえってミザリカの逆鱗に触れた。彼女は猛禽の如く鋭い眼光でクミラを睨みつけ、大剣を振り上げた。


「うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ!あぁーっ!うるっせぇなぁっ!!」


 何度も何度も、大剣を狂ったように地面に叩きつけながら、ミザリカはクミラを睨み続けた。まるで人の心を失ったかのような振る舞いだった。やがて、その狂乱から一転、彼女は静かな声に戻り、まるで囁くようにクミラに語りかけてくる。


「はぁ……クミラさん?実を言うとね、わたくし、あなたが前から大嫌いだったのよ?ぽっと出のくせに、私を追い越して階位を上げた挙句、王国最高峰の魔術師になって?私がいままでどれだけの努力を積み上げてきたと思ってるのかしらね?それに、あのアルバートとよく一緒にいるわよね……それが一番気に食わない!本当に、今すぐ捻り殺してやりたいくらいにね!」


 嫉妬と妬み、心を黒く塗り潰した感情がミザリカを支配し、彼女を狂気へと駆り立てていた。その心の毒が形を成して、彼女をおかしな行動へと導いている。


「ミザリカさん……私は……」


 クミラが静かに口を開きかけたが、その瞬間、ミザリカは凄まじい怒りでその言葉を遮った。


「黙れって言ってんだよ!このガキがっ!そのか弱そーな声でアルバートに媚び売ったんだろ?あー、はいはい。アルバートは優しいから、あんたみたいなやつでも気にかけてくれるんだよな?気色悪い!今すぐその綺麗な顔をズタズタにしてやるわ。決めた。お前、ここで殺す。大丈夫よ、任務中にその男に殺されたってことにしてやるわ……ふふ、二人まとめて殺せば何も問題ないわね。それじゃあ、〈狂化〉するわよ?」


「ま、待ってください!〈狂化〉は危険です!絶対に駄目です!」


 クミラの制止など耳に入らない様子で、ミザリカはさらに激昂した。


「黙れぇ!お前の意見なんざ聞いてねぇんだよ!ぶっ殺すぞっ!いや……ぶっ殺すんだったわね、ふふっ……」


 その言葉と共に、ミザリカは大剣を地面に突き刺し、目を閉じた。彼女の周囲に陽炎のように揺らめく透明な何かが現れ、それは次第に大きく、そして恐ろしく強力なものへと変わっていく。大森林に吹き荒れる風が木々を震わせ、次第にその場の空気は異常な重圧を帯び始める。ミザリカの力は爆発的に高まり、草木は枯れ、地面は干上がり、裂け目が次々に生じた。彼女が目を開いた瞬間、その瞳は闇に染まり、虹彩は不吉な赤色に変わっていた。まるで悪魔そのものの姿で、愁は背筋を凍らせるような寒気を感じた。


 ――この姿が、かつて神に選ばれた勇者だというのか?


 そう思わざるを得ないほど、ミザリカの今の姿は禍々しく、聖なる勇者の面影はどこにもなかった。彼女は狂気に満ちた笑みを浮かべながら、クミラをじっと見つめ、まるで壊れた人形のように、声を響かせた。


「コ、殺ス……ふフッ、あハはッ!殺シて、差し上ゲまスわ、クミラさァーン?」


 その言葉と共に、ミザリカは凄まじい速さでクミラに向けて駆け出した。愁によって拘束されているクミラの元へと、彼女の大剣が容赦なく振り下ろされる。仲間であるはずのミザリカが、今まさに自分を切り裂こうとしている。それが現実であることを、クミラは信じられなかった。しかし、もう避けることはできなかった。


(なぜ……?私が何をしたというの?私はただ、国と民のために戦ってきただけなのに……)


 時間は止まったかのように感じられ、大剣の刃がゆっくりと目の前に迫ってくる。背後には愁がおり、前にはミザリカの凶刃。逃げ場などどこにもない。クミラは、最後にアルバートの顔を思い浮かべた。彼に伝えたかった想いが胸の中で溢れ出す。だが、それを口にすることはもう叶わないかもしれない。その時、ユアの言葉が脳裏をよぎる。


『伝えられないまま、一生会えなくなるなんて嫌だもん……』


 まさにその通りだ。このままでは、会うことさえできなくなる――その恐怖に苛まれながらも、クミラはただ瞳を閉じ、最後の瞬間を迎えようとしていた。


(助けて……アルバートさん……っ!)


 クミラは心の中で叫んだ。しかし、その願いも虚しく、大剣は止まることなく振り下ろされる。無情な刃が迫るその瞬間――金属が擦れるような凄まじい音が大森林に鳴り響き、辺りに激しい衝撃が広がった。

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