第4話 初めての戦闘
新年あけましておめでとうございます。
2019年もLROとファラグナ物語をどうぞよろしくお願いいたします。
新年初投稿少し量が少なめです。
移動開始から10分後わたしたちはグロッタの街の東にあるシラ平原へと来ていた。
シラ平原は初心者向けのフィールドで出てくるモンスターも弱めで、出現頻度も少なくモンスターも群れではなく単体で行動することが多いため練習にはちょうど良いフィールドなのだ。
しばらくすると目の前からMOBが出現した。
「最初の敵は【ボア】が二匹だね。ミルお姉ちゃんフォーメーションはどうする?」
「そうね、スキル構成的に私は後衛になっちゃうから前衛はルカとサナが交代でやって残った方は私と一緒に後衛でいいと思う。状況によって変わってくるけどそこは臨機応変に行きましょう。」
「おっけ~い、じゃあ最初は私が突っ込むからお姉ちゃん達バックアップよろしく♡」
「ちょっと、まだ打ち合わせ終わってないんだけど。全くもう・・・ルカあなたは奥にいる【ボア】を魔法で攻撃しなさい、サナにあてないようにしなさいよ。私は治癒魔法で援護するわ。」
「了解!」
こうして私たちは初めての戦闘が開始した。
サナが片方の【ボア】に向かって駆け出すと【ボア】が突進攻撃を仕掛けてきた。
サナはギリギリまで引き付けてから踏んでかわすと横から切りつけ態勢を崩したところに連撃を放った。
【ボア】のHPを少しずつ削っていく。
わたしは魔法発動の準備をした。
このゲームでは長い呪文を詠唱する必要がなく。使いたい魔法の名称を叫ぶだけで起動することができる。
魔法やスキルを使用するたびにMPを消費するのだ。呪文は魔法によって起動してから発動までに時間がかかる。
いま詠唱中の魔法は水属性初級魔法『ウォターボール』である。
『ウォターボール』は詠唱時間が短く、MPの消費も少ないのだ。その代わり威力は魔法の中で最も弱い分類の一つとされている。
魔法やスキルは一回発動するとRTに入り、一度使用した魔法がしばらく使えなくなるのだ。
「『ウォターボール』」
わたしは呪文を詠唱し発動させると、奥にいる【ボア】に向かって飛ばしHPを削っていく。魔法を3回打つと2回命中し、ボアのHPが残り2割になった。
「お姉ちゃん、こっち倒したからそっちサポートするね。」
「ありがと、じゃあ後お願いねサナ。」
「了解だよ、お姉ちゃん!『スラッシュ』」
残り体力が2割だった【ボア】にサナの『スラッシュ』が炸裂した。残りのHPを全て持っていきわたしたちの初戦闘が終わった。
「お疲れ様、初めての戦闘にしてはいい動きだったよ。」
「ありがとうミル姉。」
「さぁてそれじゃあ今度はルカが前衛の時の立ちを確認しようか。」
ミル姉の指示のもと今度は私前衛で剣を使いサナが後方から援護する形での戦闘をじゃ締めていた。
相手は今度はボア一体を三人で狩ることになった。私は杖から剣に持ち替えボアと対面した。
ボアの主な攻撃手段は突進だけなので落ち着いてよく観察すれば見切れるのでそこ目で苦労することはないだろう。
「お姉ちゃん、ボアの突進を直前で回避して側面を攻撃すると転倒するからその時がチャンスだよ」
「えっと、つまりわたしに攻撃をギリギリで回避して攻撃しろと?」
「まあ、無理にとは言わないがそうしてくれると支援するこちらも助かる。」
確かに先程サナが行ったようにすれば相手の攻撃を一時的に無効化できるし大きな隙が生まれるので攻撃のチャンスになるのもよくわかる。
でもボアって結構な勢いで突進してくるんだよ?サナは初っ端から普通にできたけどきっとあれは反射神経が良くゲームに慣れているからだと思う。
「まあ出来る限りの努力はするけど望む形にならなくても文句言わないでね」
「もちろんよ、出来る限り善戦してくれればいいわ」
「じゃあ、戦闘開始と行きますか。」
「じゃあまずサナが敵を引き付けるね『ファイヤボール』」
サナの攻撃がボアに命中しボアが戦闘態勢に入った。
ボアは攻撃された怒りからかサナに向けて突進攻撃をしてきた。
私はサナの前に出て突進してくるボアを剣でブロックした。
ブロックした後、足でボアを蹴りいったん距離をとった。
さっきの攻撃でボアの速度は大体把握した。といっても突進攻撃を見たのはサナが前衛の時の戦闘と先程の突進なだけなので一概にとは言えないが最高速度に到達する時間さえ把握できれば何とかなるだろう。
わたしが今やろうとしているのは俗にいうカウンター攻撃である確実に成功させるためにはこちらは動かず相手の攻撃を待つのが成功しやすいのではないかと考え、剣を構え防御に徹することにした。
此方の目論見通りボアはこちらに向けて突進攻撃を仕掛けてきた。私は出来る限り引き付けて回避し攻撃を仕掛けたのだがボアに攻撃が届かなかった。
「お姉ちゃん今のじゃ駄目だよ、回避のタイミングは良かったけどボアとの距離が遠すぎて攻撃が当たってないよ。」
「もっと敵に近づくように回避しなさい」
「了解、もう一度やってみる。」
わたしは再びボアとの対面を迎えていた。ボアはUターンしてこちらに向かって突進してきた。
今度はしっかり敵に近づくように回避して攻撃した。今度はしっかりと攻撃がヒットしボアが転倒した攻撃が当たる直前少し派手なエフェクトがあったのだがあれは何だったのだろう。まあ後で2人に聞いてみよう。それよりも今は・・・
「サナ、ミル姉チャンスだよ、攻撃よろしく。」
「任せてお姉ちゃん『ファイヤボール』」
「その調子よ2人とも『ウォーターボール』」
2人の魔法がボアに直撃した。魔法が直撃したことでボアのHPが残り2割まで減った。ボアが転倒状態から立ち上がり始めたので私はボアが立ち上がる前に攻撃をしてボアを倒した。
「ルカお姉ちゃんお疲れ様」
「お疲れ様ルカまずまずの動きだったわ、次からはもっとスムーズにできるようにしましょうね。」
「うん、努力する。それよりもさ、わたしが転倒状態にさせたときの攻撃に変なエフェクトがついてたんだけどあれって何?」
「あれはクリティカル攻撃だね。」
「クリティカル攻撃?」
クリティカル攻撃というのは自分の攻撃が敵の弱点や防御力以上の攻撃をすると極まれに発生する現象である。クリティカルは通常攻撃より威力が1.2倍高くなっているのだ。
「クリティカル攻撃の説明はこんな感じよ、分かったルカ?」
「ありがとミル姉」
「今回の戦闘で思ったことは私たちがパーティーで戦うときルカが前衛で戦う方がいいかもしれないわね。」
「どうして?」
「単純にステータスの差だよね?悔しいけど今はまだルカお姉ちゃんのほうが攻撃力高いし、あ、でも近いうちに私が前衛の座を奪うだから覚悟しておいてね。」
「はいはい」
「じゃあまだ時間もあるし、もうしばらく狩りを続けますか。」
「お~‼」
わたし達三人はその後17時近くまで狩りを続け夜ご飯の準備をするためログアウトするのだった。
サナ「ねえ、ルカお姉ちゃん、今年はどんな年にしたい?」
ルカ「どんな年って言われても私たちに世界は今夏なのよ、今その質問する?」
サナ「そういうことじゃなくてさ・・・作品的にってこと」
ルカ「そういうこと、えっとこの度戦闘を行ったのですがうまく皆様に伝わったでしょうか?」
サナ「作者の語彙力がなくて伝わらなかったら遠慮なく言ってください。」
ルカ「伝わってる人の方が少ないだろうけど」
作者「酷い・・・」
サナ「コメントする際にはどこを治せばいいかどんな風に直せばいいかも一緒に書いてくださいね。」
皆「改めまして今年もよろしくお願いします。」




