表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
果てなき航路を進む為に  作者: 高災禍=1
11/23

第011話 『歩いてきた道のり』

よろしくお願いします

 すぐにユーラを逃がした訳だが、如何やら黒いオーガは敵対行動と捉えたらしい。

 黒いオーガと戦う事になったレナ達だが、ここであることに気付く。

 この辺りは確認するついでに倒れている人達を動かした訳だが、この辺り以外は動かしていない。という事は、ある程度戦える空間はここだけとなる。また敵の場所を移動させようとすると、途中で蹴られたり、倒壊した建物の下敷きになる可能性がある。


 ならば今行う事は、最速で相手を狩るしかない。


 ただ相手の強さが判らない以上、分が悪い掛けとなるだろう。こと状態で良い事は、ユーラが逃げた事だ。他の案があるかもしれないが、相手は戦闘準備は出来ているらしい。レナは覚悟し、強化を掛けていく。


 「『身体強化』『鬼化』『雷迅の現身』」


 レナが自身に掛けたのは、どれも自身の強化に関わるものだ。鬼の角が黒から赤黒くなり、その身は白い雷に包まれていた。また武器も起動させておく。

 しかしあと一手が欲しい訳だが、幾つかの心当たりがある。だが、奥の手だからあまり使いたくない。


 今後、どうなるか分からないからだ。


 レナは少し悩んだが、ため息を吐くとしょうがないという表情を浮かべていた。使う決心は、如何やら付いたようだ。

 

 「さぁ、やるかの」


 こうして戦いの火蓋は、切って落とされた。



♦   ♦   ♦   ♦



 レナは、すぐに拳の間合いに入った訳だが、黒いオーガは迎撃とばかりに腕を振るってきた。

 その腕がレナに当たる瞬間、



 レナは、そこに居なかった。



 その瞬間にレナが居たのは、黒いオーガの背後だった。



 「止めじゃ!」



 レナは空中で何かを掴むようにして、装備の効果(無詠唱スキル)をフル稼働させて魔術を起動した。



 「『抜刀! 武雷剣(タケミカヅチ)』」



 何かを掴んだ手先から、2メートルほどの巨大な古代剣が現れた。その姿から、神聖とその威力がひしひしと伝わってくる。


 レナが居た国では、こんな話がある。

 

 豪剣の神は何故、雷の神と呼ばれていたのか。

 その理由は、


 あまりにも威力が高すぎて、その時の轟音が雷の音としか認識できなかったからだ。



 レナは黒いオーガが振り返るより先に、抜刀術のように古代剣を振り抜いた。


 その断面はお世辞にも綺麗と言えないが、そこには積み上げた技量が見て取れた。


 それは、レナの今までの道のり(人生)が、その一太刀に表れていたように思えた。

 

 

 

 ありがとうございました。

 あと、すみません!

 この村には、冒険者ギルドが無い事を忘れていました。

 追加しときます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ