↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鏡魔法で成り上がれ!〜役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした〜  作者: 〜蒼〜
第五章 貴族学院

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
69/95

67.卑怯と言われようとも

お久しぶりです。

改稿が終わったので、今日から不定期で投稿を再開しようと思います。

だいぶ変わったところはありますが、基本的な流れは変わってないはずです。

待っていただいた方はありがとうございました!

『どこにいった!?』

『あの一瞬で消えた!?』


レクトが消えたその様子を、試験監督のロディとオーラは上空から見ていた。


「今年も例年通り始まったな、集団での1人狙いが。」

「そうですね〜、あんな魔法を見せられたらそうしたくもなりますよね〜。」

「毎年一回はあるが……やはり見てて気分のいいものではないな。」


そんな話をしていると、遠くで1人の受験生がいきなり倒れ、そこから赤髪の少年が現れる。


風盾(ウインドシールド)風動(かぜはこび)

 この受験生もかなり強いはずなんだが……確か、レクトと言ったか。

 あの透明化がかなり凶悪だな。」

「そうですね〜、あの透明化はおそらく魔道具によるものでしょうけど〜、うまく使いこなしてますね〜。」


倒れた受験生に保護魔法をかけて、風魔法で結界外に出しながら呟いたオーラの発言に、ロディもコクコクと頷く。


「いくら魔道具に制約やデメリットがあっても、このままでは試験が成り立たないな。

 透明化の代償となればかなりの物を支払っているはずなのだが……」

「やっぱり来年から実技では魔道具を禁止したほうが良さそうですね〜。」


そんは話をしていると、何人かが結界の隅にいたレクトに気が付き、魔法を放つ。


しかしレクトはそれを風魔法で受け流し、3人の腹に正確に風球(ウインドボール)を当てて、いとも簡単に3人の意識を奪った。


風盾(ウインドシールド)風動(かぜはこび)

 とはいえ、魔法のコントロールが上手いのは事実だな。

 ロディ、試験終了まであと何分だ?」

「あと10分ちょっとってところです〜。」


残っている受験者達は残り100人くらい。

レクトは初手は潜伏を選択していたため、このまま的が壊せなければ評価はもちろん最低になる。


「今は木などの障害物を使ってうまく避けているようだが、果たしてそれがいつまで続くのかだな。」

「そうですね〜。」


2人はまだ気づいていなかった。

すでに受験者達は、レクトの手のひらの上にいるということを。



**



(……これ、作戦って言っていいの?)

[対複数において、人の心理を利用することは当然のことだと考えます。]


今、僕はフィールドの端っこで、僕を倒したかどうかで疑心暗鬼になっている集団の動向を見守っている。


(まあいいか。

 いくら卑怯だって言われても、先にチーミングをしたのはあっちだしね!)


僕は今、少しムカついている。

この魔力泥棒の杖のこともそうだが、映した魔力壁(シールド)風跳(ウインドステップ)幻鏡(ミラージュ)のコンボでなんとか脱出してきたあの戦場では、戦いが起こるどころか僕を先に倒そうと捜索隊が組まれているのだ。


(これはどうなの?とさっきまでは思っていたけど……そんなに僕を倒したいなら、正面から受けて立ってあげるよ。)


僕は隠れていた木の上に器用に登ると、時間をかけるフリをしながら火槍(ファイアランス)を映し出す。

それを草が生い茂る地面にぶつけると、たちまち火の手が広がり始めた。


「さらにこの木だけは燃えないように、映鏡(うつしかがみ)!」


映し出したのは風刃(ウインドカッター)

その刃は綺麗に木の周りにある草を全て切り裂き、綺麗な黄緑の草地だったはずの場所は、茶色い地面の平地になった。


「これで草に燃え広がることもないし……始めようか。

 風刃(ウインドカッター)!」


僕はその魔法を、ひたすら唱え続ける。

すると的は壊れ、受験者達も次々と脱落していく。


僕がやっていることは簡単。

ただ植物へ燃え広がる火で壁を作り、その火がこちらにこないように工夫して、後は上から射程の長い風刃(ウインドカッター)で、試験の的と火の壁を突破しそうな受験者をスナイプしているだけだ。


たまにここまで届く魔法が飛んでくるが、基礎魔法である魔力壁(シールド)を使って防いで、また風刃(ウインドカッター)を撃ち続ける。

もはや試験場は襲いくる火の手によって阿鼻叫喚の地獄と化しており、試験はまともに成り立っていない。


結局そんなことを繰り返しているうちに試験終了時刻となり、試験は終了した。



話の流れをかなり変えたところです。

1〜2話 7〜11話 27話 30話 36〜39話 

41〜43話 47〜49話 54〜56話

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。