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鏡魔法で成り上がれ! 役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした。  作者: 〜蒼〜
第三章 霧の道化

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40/60

40.間話 事の顛末

ストックがないです!

<××視点>


(予想外だったね、あんな魔法を使えるなんて。)


魔法が直撃し、ボロボロになった体を引きずりながら路地を進む。


「お、いい感じに弱っているっすね!」

「キリッ……誰だお前?」


後ろから聞こえてきた仲間の声に振り返るが、そこに立っていたのは仲間の姿をした()()だった。


「あれ、声を戻すの忘れてたっす……あーあー、これで治ったかな?」


何かは仲間の声で変なことを言ったかと思うと、いきなり何かから別の声が聞こえてきた。


(声を変える魔法!?じゃあ本物はどこに……)

「あれ、お仲間の居場所が気になるの?」

「……居場所を知っているということでいいのかな?」

「そうだね……僕に勝てたら教えてあげるよ。」

(惑霧(マヨイノキリ)乱霧(ミダシノキリ)。)


それを聴いた瞬間に魔法を展開し、自分の有利なフィールドを作り出す。

しかし魔法を発動した時にはもう遅かった。


強奪(スティール)。」

「な……」


私の心臓は貫かれ、何か大切なものが体内から抜けていく感覚がする。

何かは手を引き抜くと、楽しそうに告げる。


「あ、仲間の場所はここだよ。意外に半端者も美味しいんだね。」


そう言って何かは腹を指す。


(キリック、サイ……)


ごめんね、と私は目を閉じた。




――――――――――――――――――――――――



「ん、どこだここ?」


目を開けると何もない真っ白な空間に立っていた。


(クラウンと戦って……あ、みんなはどうなった!?)


僕は急いで体を動かそうとするも、体の感覚が全くしない。

どうにか状況を把握しようと周囲を確認したが、周りに誰かいる気配がない。


(なんだここ?メモ、なんか知らない?)


そうメモに問いかけるもメモから返事はない。

死んじゃったのかな?なんて不吉な考えがよぎり始めた頃、突然レクトの前に見覚えのない女性が立っていた。

その女性はレクトの後ろを眺めているようで、僕もつられて見てみると、3人の男女が仲が良さそうに笑い合っていた。

その様子を悲しそうに眺めていた女性は、僕に背を向けると歩き出す。


(貴方は誰?ここはどこなの?)


声に出したかったが、声がでない。

遠ざかっていく女性は、どんどん薄れていく。

まるでこの世から消えてしまうかのように。

そして女性が完全に消え切った瞬間、視界が暗転する。

消える寸前、女性は希望を持った顔をしていた気がした。








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