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プロローグ
飛ばしても大丈夫です。
丸っと変えました。
戦闘を生業とする冒険者が集まる場所、冒険者組合。
そんな場所で、小柄な少年はなんとか相手の魔の手から逃れ続けている。
(メモ、次どこ!?)
[右下です。]
「オラァァ!」
頭の中で響いた声に従い、またもや喰らったら即死レベルの拳をスレスレで回避する。
(10歳の子供に放っていい攻撃じゃない!?
メモの補助がなかったらとっくに死んでるありがとうっ!)
[お役に立てて光栄です。]
僕の焦っている中での最大限の感謝の言葉にも、頭の中で響く声––––メモ、は淡々と受け答えを済ませてくる。
そんな空元気な会話を続けていると、いつの間にかに僕は追い詰められていたようだ。
(相手は熟練の冒険者。
対するこっちは冒険者見習い……ですらなく、現在登録しにきたばかりの戦闘経験なんてない一般人。
逆転の手立ては……あの魔法しかないよね。)
そう言って思い浮かべるのは、僕の全てを変えたあの魔法。
「それじゃあいくよ、鏡魔法––––」




