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プロローグ
この世界には一人の英雄がいた――
それは、かつては誰もが知っていた名もなき英雄。
だが不思議なことに、その人物を正確に記した記録は一つとして存在しない。
ただ断片的に、“ある英雄がいた”という痕跡だけが、世界のあちこちに残されていて、その人物が使っていたとされる錆び付いた剣や、ボロボロの装備などが残されている。
しかし、誰もその人を覚えていない。
痕跡が誰のものなのか、名前すら忘れ去られてしまった。
これは、その英雄の話である。
これから地道に投稿していきます。
どれほど時間が掛かるか分かりませんが、最後まで見届けて頂ければ幸いです。
不定期ですが、気が向いた時に見て頂けると嬉しいです。




