ユリス婚約する
おちびちゃんずが出ていって少し立つと国王陛下と王妃様の準備が、整ったとのことで談話室に案内された。
殿下に続いて中に入るとマリアさんに、銀髪に青目の普通体型の女の人に、金髪に茶色の目にひげを生やした痩せ型の男性がソファーに座っていた。
「ユリス君紹介するよ。手前に座っている女性が王妃のアニス、奥に座っているのが国王のクリスで僕の両親でもある」
「はじめまして。ユリス フォン ガリウスと申します」
「うむ、君の父上には世話になっておる」
「もったいないお言葉です」
「ユリス君と言ったかしら? ここは公式の場ではないのだし、さんずけでそんな硬い言葉使いはいらないわよ。さ、ソファーに座って頂戴」
「わかりました。アニスさん」
「ええ」
本当にうちの王族はフレンドリーだな
「さて、今回うちの息子がユリス君達に世話になり、土産をいろいろ持ってきてくれたのだが、その中には貴重な素材もあった。どこから持ってきたか答えてもらえないかの?」
国王陛下は為政者としての顔で聞いてきた。
僕もちゃんとしないと飲まれかねないな
「それは、ダンジョンから持ってきました」
「何!! ダンジョンだと! それは本当か?」
「はい。このような場所で嘘をつくほど私は愚かではありません」
「父上、ユリス君は確かにそんな愚か者ではありません。私達の前で、部下に指示をだして部下もユリス君を信用しているようでしたし」
「わかった。国としても一度調査隊をだそう」
「わかりました。ユリス君なぜ今ダンジョンのことを話す気になったんだい?」
「はい。ジルさん。それは内外に素材をすでに売っていますし、冒険者の一部受け入れも始めたので隠し通すのもそろそろ限界だと判断しました」
「なるほどね。森の占有権も関係あるのかな?」
「そこはあるとだけ答えておきます」
「わかった。今後を楽しみにしておくよ」
ジルさんは本当に楽しみにしているようだった。
「さて、難しい政治のお話はここまでにして、次は私の話を聞いてくださるかしら?」
「はい。なんでしょう?」
「シアが可愛い動物を持ってきたのだけど、それにメイド達が夢中になちゃって当番なんてものすごい争奪戦なの。だからもう何匹か他の種類も入れて売ってくれないかしら?」
「構いませんがそんなに人気なのですか?」
「ええ、私や堅物で有名なメイド長まで夢中よ。でもシアが中々触らせてくれないのよね」
「なるほど」
「あ、ユリス君私も頼みがあったんだ。実は玩具や服を売ってほしいんだ。玩具や服を、買っていた家の子が自慢して、他の家から買いたいってゆう要望が沢山来てるんだ。騎士たちも子どもや奥さんからかなり突き上げを食らってるらしいから、なるべく早く頼むね」
「わかりました。殿下相談なのですが土地はどうにかなりませんか?」
「土地か、なら不動産屋に紹介状を書いてあげよう」
「ありがとうございます」
「まぁ、お店をやるの? ならドレスは手に入るかしら?」
「はい。デザイナーも職人も連れてきていますので可能です」
「やったわ!! マリアのドレスを見てから羨ましくてたまらなかったの」
「そうなんですね。コーディネータもいますのでコーディネートをご相談されてみてはどうですか?」
「何それ。面白そうね」
「お母様行くときは是非誘ってくださいね」
「わかってるわ。マリア」
ドアがノックされるとグレイと見知らぬピンク色の髪の少女が入って来た。
「実はね、グレイ君とリアナさんが婚約することになったのだけど、グレイ君がどうしても君に話して許可をもらいたいと、言うから今日席をもうけたんだ」
「僕はユリス様のおかげで今があると思っています。本当は、領地に戻って恩返しをしたいのですが、リアナのことを好きになってしまいました。不義理は承知のうえですが、結婚を認めていただけないでしょうか?」
「私からもお願いします!! グレイとの結婚を認めて下さい」
「え、いきなりのことで戸惑っているけど、僕は構わないよ。おめでとう。幸せにね」
「「ありがとうございます!!」」
「あ、えんりょうせずに里帰りしてきてね。不義理とか思ってないからさ」
「わかりました。今度、彼女を紹介しに里帰りさせていただきます」
「うん」
「では失礼します」
そうゆうとドアを開けて外に出ていった。
びっくりした
「びっくりしてるようだが、他のメンバーも必ず結婚するよ。今でも水面下でやり合ってるからね」
うわ、まじか
「ユリス君、君も他人事ではないよ。君はうちのシルビアと公爵の娘シルクと婚約してもらう」
「え〜!! なんでそんなことに?」
「青田買いさ。この先君の領地はかなり発展して行くだろうからね」
「と言うわけで君に拒否権はないから頑張ってね」
まじか、でも嫌と言うわけでもないし、受け入れるかな
「わかりました。婚約させていただきます」
「うん。これはまだ秘密でお願いね」
「わかりました」
この後、おちびちゃんずを迎えに行くと、ルリちゃんが自分だけおもちゃも動物もないと泣いて拗ねていたので、動物は領地にもどったら好きなのを、あげると約束した。
今日はシアちゃんの希望もあり、おちびちゃんずも王宮にお泊りだ。
僕は転移して、このことを父上達に知らせて、エル達にどこで寝るか聞いたら、エルは馬車で寝て親方達は十分遊んだので防音の魔道具を使って今から建てに行くとのことだったので僕は用意してもらった部屋に案内してもらって、就寝した。




