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王都に到着したらさっそく殿下に呼び出された

  領地を朝出発してもう夕方になり今日の休息ポイントに着いた。


 今日はオルバさん達後続の馬車の人達と外で食べることになっていてメイドがテーブルや食器を並べている


「ユリス、馬車に異常はないか?」


「ええ、オルバさん問題ないですよ」


「そうか。よかった」


  オルバさんと話していると、おちびちゃんずとエルが降りてきた。


「ありがとう。エル」


「うん。連れててもらうんだから、これくらいのことはしないとね」


  エルは笑顔で言った


「おにぃたま、お馬さん大きい」


  そうなのだ。この馬ただの馬ではない。魔物とのハーフなのだ。


  その特徴は体力があり、速度もかなりでて持続性もある。ただよく食べるので食費が嵩むのが難点だが。


「にぃにぃ、ごはんまだ?」


「うん? もうすぐ来るはずだよ。ほら来た」


「わ〜 すごい。あれは何? にぃにぃ」


「あれは、チキンの丸焼きだよ」


「おいしそう!!」


  おちびちゃんずはチキンの丸焼きに目が釘付けになっていた。


  そうだ。久々にサクラを呼ぶか。


「サクラ」


「はいなの。呼んだなの? ユリス」


「今からご飯だから一緒にどうかと思って」


「やったなの!! ごはん食べるなの!!」


「あ〜 サクラちゃんだ。サクラちゃん一緒に食べよう?」


「いいよなの」


  サクラはおちびちゃんずと食べる様だ


  エルはオルバさん達と話してるし僕はどうしようかな?


「ユリス君は私と一緒に食べましょ?」


  あ、レイア姉さんだ


「うん。姉さん。食べよう」


  レイア姉さんと、話しているとメイドさんが近づいてきた


「ユリス様、夕食のご用意ができました」


「わかった。ありがとう。皆聞いてくれ、今日一日馬車の旅お疲れ様。今夜は腹いっぱい食べてくれ。以上」


  僕の話が終ると皆さんお目当ての物に飛びついて行った。


  おちびちゃんずはもちろん最初に目をつけていた、チキンに群がっているがうまく切れていない。


  それを見かねたレイア姉さんがおちびちゃんずの所にいって取り分けていた。


  僕もレイア姉さんの近くでパエリアを食べながら姉さんと話していると、兵士が近づいてきた。


「ユリス様、商人がここで野営したいと申しておりますがいかがいたしましょうか?」


「うん? そんなの勝手にすればいいのでは?」


「ユリス様はこの辺寛大だからいいのですが、貴族の中には、近くに、平民をいさせたくない差別主義者の貴族もおりますので、貴族がいた場合は無用なトラブルを、避けるため声をかけるのです」


「なるほどね。くだらないな本当。好きにして構わないと伝えてくれ」


「は!」


  少しすると別の兵士が近づいてきた。


「ユリス様、商人に残り物をやることはできませんか?」


「なぜだい?」


「商人の子どもで女の子がいるのですが、食料が乏しいらしくお腹をすかせているのです」


「なるほど、そうゆうことなら構わないよ」


「ありがとうございます!! ユリス様」


  兵士は残り物を持って商人の元に向かっていった。


  レイア姉さんと話していると兵士がきて商人が、お礼を言いたいと言っているというので通させた


「ユリス様、はじめまして。私は、ウィリー商会のバンスと申します。先程はご飯を分けていただきありがとうございました。途中で魔物に襲われ、護衛にも逃げられたので逃げるためにやむ負えず、食料を囮に逃げてきたのです」


なるほど。それで食料が少なかったのか


「僕の名前はどこで?」


「案内していただいた兵士の方に聞きました」


  なるほどそれで僕の名前を知っていたんだな。


「これからどこに行かれるのですか?」


「ガリウス男爵領に向かっております」


「なぜ?」


「はい。娘の親友家族がその領地に引き抜かれまして、それ以来娘に元気がないのです。なのでご領主様に頼みこんででも移住できないかと思いまして」


  なるほどな。これは僕の指示ミスだな。この辺のケアーもするべきだった。


「サクラ来てくれ」


「何なの?」


「この人はどうだ?」


「大丈夫なの。ぜひ迎え入れるべきなの」


  バンスさんはサクラを見て驚いていた。


「わかった。そこの君すまないが紙を二枚とペンを持ってきてくれないかな?」


「かしこまりました」


  近くにいたメイドにペンと紙を持ってきてもらうと、一つは父上に事情を書いて移住を認めてくれるように書き、もう一つは、僕が、責任を持つので街に入れるように、兵士への指示だ


「はい。この手紙を門番に渡せば、うまく行くはずだよ」


「はぁ ありがとうございます。なぜうまく行くのですか?」


「僕ガリウス男爵家の長男なんだよね。だから移住できるように父上と、すむうずに街に入れるように、兵士に手紙を書いといた」


「ええ!! 本当ですか? ありがとうございます!!」


「いえいえ」


  バンスさんは手紙を大事そうに抱えて帰っていった。


  次の朝バンスさん達と別れ王都を目指した。その日と次の日も何もなく明日はついに王都だ。サクラはすでに精霊界に帰っている。


  夜が明け出発してしばらくすると大きく立派な城壁が見えてきた。


  少し走ると大きな城門に着いたので貴族用の門から入る。


「止まって下さい。貴族証の提示をお願いします」


  兵士が貴族証を提示する


「はい。確かに確認致しました。申し訳ないのですが、皇太子殿下からガリウス男爵家の方が来られたら、城に案内するように言われていますので、ついて来ていただけますか?」


  僕は窓から顔をだして付いていくように指示をした


  城に着くと僕とおちびちゃんずは殿下の執務室に案内された


「殿下、ガリウス家の方たちをお連れしました」


「わかった。下がっていいぞ」


「は!失礼します」


  兵士はドアから外に出ていった


「ユリス君長旅ご苦労様。ついてそうそう、呼び出して悪いが、僕と父上の予定が揃って空いているのが今日しかなかったんだ」


  なんかやばそうなことが聞こえたような


「もしかして、この後王様にも会うのですか?」


「もちろん。でも謁見とかちゃんとしたものじゃないから緊張しなくていいよ。」


「わかりました」


「さて、まずは僕の用件だか、五人に残留の意思を確認したところ皆残留に同意してくれた。ついては期限を撤廃して完全に家の内政官として雇いたいのだがどうだろうか?」


「前も申し上げた通り条件次第ですね」


「なるほど。では王都の商業権に王都での商いは無税、君が成人するまではガリウス男爵領は無税にする。どうかな?」


「う〜ん。それにアストリアまでの道を整備する権利、周りの森を好きに占有できる権利を追加して下さい」


「わかった。あの辺が栄えて税収がアップするのは王家にもメリットが、あるからね。ただし、軍には制限を入れさせてもらうよ」


「わかりました」


「ではこれで交渉締結でいいかな」


「はい。かまいません」


「ふぅ〜 うまく纏まって良かったよ。何せ宰相から必ず纏めるようにプレッシャー受けてたからな」


  宰相からプレッシャーて


「なぜそんな大事になってるんですか?」


「それだけあの五人が必要だと言うことさ。僕が直接説得したメイドも周りとうまくやっていて、一人は僕の息子の専属にもう一人は、父上や母上、僕の補助をしてもらっているよ。本当は、僕専属にしたかったんだが、その能力をみた父上と母上が気に入ってしまってね。反対されてしまった」


  へえー 皆頑張ってるんだな。


  話していると突然ドアがノックされた


「殿下シア様が来られていますがいががいたしますか?」


「お、ようやく来たか。呼ばないと後でへそ曲げられると思って呼んどいたんだ。入れてくれ」


「は!」


「サラちゃん、アルバート君 ルリちゃん久しぶり」


「「「うん。久しぶり」」」


「じゃみんな私のお部屋で遊ぼ?。いいでしょう? お父様」


「ああ、いいよ。遊んどいで」


「やったー !! みんな行こう!!」


「「「うん!! 」」」


  おちびちゃんずはシアちゃんについて出ていってしまった
































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