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姉と父親の帰還と移住

  村の人があまりいない所に転移した。


「ユリスこれはどうゆうことだ!!?」


  僕は転移の能力について説明した。


「ハァ、あまり無闇に人前で使うなよ?」


  姉さんは心配そうな表情で言ってきた。仲間の人達は信じられないといった様子で、立ち尽くしていた。


「では家に向かうとするか」


  姉さんの号令で皆動き出した


「ユリス、壊れてたり焼けてたりする民家があるのだがもしかして」


「はい。姉さんの予想通り盗賊に襲われました」


「被害は?」


「建物以外はないです」


「な、そんなことあるはずがない。村人は戦闘の素人だぞ!!」

  

  姉さんはとても驚いていた。姉さんにどうやって勝ったのか、どうやって死傷者なしにできたのかを説明した。


「なるほどな。さぁ着いたぞ。中に入るか。ただいま」


  姉さんは元気よく扉を開けて入って行き仲間と僕も後に続く。すると母上が二階から降りてきた。恐らく書類仕事をしていたのだろお。


「あら、誰かと思えばアレッシアじゃないの!! 久しぶりね!!」


「はい。久しぶりです。母上!!」


  二人は抱き合い久しぶりの再開を喜びあっていた。


「それで後ろにいるのは貴方の仲間かしら?」


「そうです。母上。さっそく紹介させていただきます。男の盾役がギル、そして女魔法士がエレアです」


「「よろしくお願いします」」


「ええ、こちらこそよろしく。私はアレッシアの母親のアンジェラよ」


  皆でリビングに向かい椅子に座ると、姉さん達の土産話で盛り上がった。なぜが僕だけアレッシア姉さんの膝の上だったけど。げせぬ。しばらくするとレイアねえさんがおちびちゃんずを連れてきてくれた。


「「ただいま」」


  その声を聞いて母上と僕たちは玄関に向かった。


「おかえりなさい」


  母上と僕達でおちびちゃんずを出迎える。するといきなりおちびちゃんずが僕の背中に隠れてきた。


「しらないひとがいっぱいです。おにぃたまあの人たちだれですか?」


  おちびちゃんずは知らない人がいてビビってる様子だった


「まぁ、前回来たときは今より小さかったから無理ないか」


  姉さんは苦笑いしていた

 

「じゃあ、改めて自己紹介するわ。私は貴方達の姐、アレッシアよ。よろしくね。女性がエレア、男性がギルで皆私の仲間よ」


「わたちたちのお姉ちゃん?」


  二人とも戸惑っていたが、アレッシア姉さんが両手を開いておいでとやると、二人とも走って飛びこんでいった。


「可愛いわね。よしよし」


  アレシア姉さんはご機嫌の様子だった。


  あ、そうだ。まだ玄関にいるレイア姉さんを紹介しなきゃ


「皆紹介するね。この人はレイア姉さん。おちびちゃんずと僕が大変お世話になってる人だよ」


「そうか。聞いてたとは思うが私がこいつらの姉アレッシアだよろしく」


  そう言うと、近づいて握手をしていた


「ええ、よろしく」


「じゃユリス君、私は戻るわね」


  そう言うとレイア姉さんは帰って行った。


「ユリス先の女性かなり強いだろ?」


「うん。相当強いよ」


「やはりなオーラがその辺の強者とは全く違ったからな。今の私では数秒で負けるだろ」


  その発言を聞いた仲間は相当驚いていた。


「アレッシアそこまでなのか?」


「ああ、一度教えを請いたいぐらいだ」


  さすがレイア姉さん。姉さんは剣も魔法もどちらでもいけるからな。


「ユリスそういえばこの二人はどこに行ってたんだ?」


  僕は学校のことを話した。


「私も参加してみたいのだができるか?」


「そりゃあ構わないけど、どうして?」


「あのレイアて人も授業受け持ってるんだろう?教えを請うチャンスじゃないか!!」 


  姉さんの目は輝いていた。


「なら、俺も行くわ」


「私もどんな授業してるのか興味あるわ」


  姉さんの仲間は皆で参加するようだ


「さてアレッシア達には悪いけど私は移住の準備があるから行くわね」


「待って下さい。母上移住とはなんですか?」


「盗賊に壊された家屋を修理するまで、ユリスが作った街に一時的に移住するのよ」


  姉さんは信じられないと言った顔で僕を見てきた


「ハァ、おまえは私がいない間にいろいろやらかしたんだな」


  皆頷いている


「自重はしないと決めましたから」


「「「全く、ハァ」」」


  大人達には一斉にため息を吐かれた。げせぬ 


「まぁ、そういうことだから荷物を纏めなきゃいけないのよ」


「わかりました。母上私も手伝います」


「ええ、ありがとう」


「なら、俺たちも手伝います」


「ありがとう。助かるわ」


  母上の指示で荷物纏めが始まった。僕は邪魔しないようにおちびちゃんずの相手をしていた。しばらくすると玄関の扉が空いて誰か入ってきた。玄関に様子を見に行くとなんと父上が立っていた。


「父上!!!」


「おーユリス大きくなったな」


  父上は僕を抱きしめてくれた


「あらあらなんの騒ぎ??」


  皆出てきた


「あら貴方なぜここにお仕事は大丈夫なの?」


 父上は商家の出だけあって剣だけではなく内政関係でもいけたので王様の要請で王都で仕事をしていたのだ。


「公爵から手紙をもらってね。心配になって王様に相談したら特別にワイバーンを使って帰る許可を頂いてね。こうして戻ってきた訳さ」


「理由はわかったけどなぜ公爵が盗賊のことを知っていたのかしら?」


 やべ。静かにその場からの離脱を試みる


「手紙にはユリスから聞いたと書いてあったぞ?」


「ユリス貴方どういうことかしら??」


  やべ。離脱前に見つかってしまった。


「まだりりが帰って来てないので帰ってきたら全て話します」


  僕は問題を後回しにした。


「わかったわ」


「それより姉さん。仲間の二人は信用できますか?」


「いきなりなんだ? まぁ私は信用できる最高の仲間だと思ってるよ」


  二人は嬉しそうにしていた


「わかりました。なら二人にも聞いてもらいましょ」


「いいのか?ユリス」


「はい。姉さんが信用できると断言された以上問題ありません」


 玄関からリビングに向かい、ソファに座り皆の近況を話していると、りりが帰って来たのでリビングからここに来るように母上が声をかけた。


「え? 旦那様いつお帰りに??」


「つい先な」


「申し訳ありません。お出迎えもせず」


  りりは申し訳なさそうな表情をしていた


「事情は妻から聞いてるから構わないよ。さぁりりも座ってユリスから話があるそうだ」


「はい」


  僕はりりが座るのを確認すると、説明を始めまず最初に僕が過去からの転生者であること。精霊神様から時空魔討伐を命じられていること、スキルの説明や盗賊とのことを話した。


「最後に紹介したい子がいます。サクラ」


「はぁい。なんのユリス??」


「今サクラの紹介をしてるとこさ、この精霊はサクラ、精霊神様の側近です。」


「サクラなの。よろしくなの」


  皆が順番に挨拶していく。皆紹介が終わるとサラがこちらに歩いてきた。


「サクラちゃん。サラちゃんと一緒にお話しよう?」


「いいよなの」


  女の子二人で端の方で話が始めた。


  アルバートはなぜか僕の膝に登って座っていた。


「ユリス後でエクセアと言うので私も買い物できるかしら?」


「はい。可能ですよ。母上、スキル保持者がその場にいる限り画面を他の人の前に移し出せますから」



「そうなのね!! よし荷物を早く纏めて買い物するわよ」


「おかあたま、サラちゃんもお買いする」


  端のほうで話してたはずなのに買い物と聞くやちゃっかり顔をだしたな。


「ユリス私も参加するなの」


  あーこりゃあ食べ物の量がすごいことになるな


「にぃにぃ僕もする」


「わかったわかった」


この後他の皆もおもしろそうだから参加すると言うことになり、僕達は皆で協力して荷物を纏めて行った。僕は先に親方達のとこに向かった。


「親方、オルバさん今日移住してくるのですが大丈夫ですか?」


「ああ、パリス達から家がボロボロでユリスのやつなら移住を決断するだろうと聞いていたのでな大丈夫だぞユリス。後村人の誘導も任せとけ」


  さすがパリス達だ。


「ありがとうございます。親方」


「魔道具の設置もなんとか間に合ったからな。それと風呂は温泉だからな。楽しみにしとけ」


  なんだって!!!


「ありがとうございます!!オルバさん 」


  こうして僕達の移住の準備は整った。








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