ユリス公爵と商談する
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朝食を食べた後、僕はエルと学園の様子を見に行くためエルの家に向かって歩いていると、門が見えてきてエルはその門の所で待っていてくれた。
「エルおはよう」
「うん、おはようユリス」
「じゃあ行くかエル」
「うん」
僕達は学園に向かって歩き出した。
「エル商業科の授業はどうだった?」
「ものすごくよかったよ!! 僕の知らないことばかりでさ、ユリスには本当感謝だよ」
「それはよかった」
僕は自然と微笑んだ。
そんなことを話していると学園に着いた。学園に着くとすぐオルバと親方に話しかけられた。
「ぼうず、ちょっといいか」
「はい。二人してどうしたんですか?」
「いやあちょっとな、レベル石でレベルは上げて魔道具基礎知識は俺、建築は親方のほうで詰め込んだから後は実践だけなんだがどうしたらいいものかと、後生産関係は作ったはいいいが、それをどうするかと言う問題もでてきてな。タイミングよくぼうずを見つけたから、それを相談にきたんだ」
「なるほど。わかりました。生産で作ったものは僕がアストリアで知り合いの貴族に売ってきます。実践の方はまだ後でと思っていたのですが、ここに街を作りましょう」
「お、面白そうだな。腕がなるぜ。何か要望はあるかユリス」
「そうですね、領主館を湖の眺めのいいところに建ててもらえますか?後せっかく一から街を作るのだから親方達の自由に作ってください」
「何?? (何だと!!)」
「本当に自由にしていいのか?(いいんだな)」
親方達はとても興奮していた。
「はい。親方達を信用していますので」
「わかった。その信用に全力で答えよう(答えるぜ)」
というと親方達は全力で校舎のほうに走っていった。
それから僕達は生産関係を周り最後に畑で作物と果実をとった。
「エル、僕は知り合いの貴族のとこに行くけど、ついてくる?」
「え?? いいの? 将来のためにもぜひついていかせて」
エルは興奮した様子で伝えてきた
「わかった」
僕はエルを連れてアストリアの裏道に転移した。
「ね?ユリスここはどこなの?」
「この地方最大の都市アストリアだよ」
「え?? じゃあ僕たちが会う貴族てもしかして、、、」
「うん。ここを治めるアストリア フォン ストリウス公爵だよ」
「えー!!!」
エルは驚き頭をかかえていた。
「エル大丈夫?」
「大丈夫じゃない。ユリスなんでそんな大物と知り合いなわけ?」
「父親が冒険者だった頃からの知り合いらしくて僕も会ったことがあるんだ。ま、これくらい大物と知り合いでなければ中央貴族に嫌われてるうちの領は今頃飢えに苦しむはめになってただろうね」
「うわ~ 公爵様様だね」
「まったくだね。だから売り先として一番先に選んだんだ。売るだけなら商人ギルドでいいしね」
「なるほど。確かに」
エルはうなづいていた。
そんなことを話していると公爵の館についた。貴族家の紋章を見せて、執事を呼んでもらう。門番はこんな子どもが貴族の紋章をもっていることに驚いていたが、実際は父上の執務室の金庫から勝手にしっけいしてきたものなんだよね。
しばらく待つと見覚えのある執事がこちらに向かってきた。
「ユリス様お久しぶりでございます」
「トリスさんお久しぶりです。今日はおじさんにいろいろと売りに来たのですが、会えますか?」
「ええ、もちろんです。談話室で首を長くしてお待ちですよ」
そういうとトリスさんは談話室まで案内してくれた。おじさんは赤色の髪に目は黒い色で体は鍛えているだけあってしっかりしている。おじさんはソファーに座ってた所を立って出迎えてくれた。
「さぁユリスもお友達も座りなさい」
そう言われたのでソファーに座っり公爵も座った。
「ユリス久しぶりだな。確か前会ったのはお前が三歳の時だったか?」
「はい。そのとうりです。おじさん」
「ユリス、横にいる子を紹介してくれるかな」
「はい。この子は僕の親友のエルです」
「ご紹介にあずかりましたエルと申します。よろしくお願いします」
エルは緊張してかみかみになりながらも、なんとか自己紹介を終えた。
「そんなに緊張することはないよ。私はアストリア フォン ストリウスだ。よろしく。さ、紹介も終わったとこで本題に入ろうか。ユリス何でも私に売りたいものがあるそうだね?」
「はい、我が領で初めて作ったものです。日ごろからお世話になっているおじさんにぜひ買っていただきたいと思いまして」
「ふむ。その気持ちは嬉しいが質が伴わなければ買わぬぞ」
「はい。もちろんです。必ず気に入ってもらえるかと」
僕は不敵にに笑ってみせた。
「ほう、大した自信だな」
おじさんは貴族当主としての顔になりこちらをみている。
「では、さっそく商品をご覧に入れたいと思います」
僕はそう言うとボックスから商品を取り出し公爵の目の前に出した。
商品は武器 木工品 革製品 陶芸品 体力回復薬 魔力回復薬 魔道具 服 ドレス などである。
「なんだこの種類、量は!! 見たところ完成度はかなり高い。一部の商品においては見たこともない完成度とデザインだ。やられたよユリス。こんな物を見せられては買わないわけにはいかん」
公爵は笑いながら言った。
「さて問題は何を買うかだが、トリス何がいいと思う?」
「はい、旦那様。鑑定持ちの私でも迷いますが、まずは武器ですねこの完成度の武器はめったにお目にかかれません」
「ほお、お前がそこまで言うか、まずはそこの剣 弓 槍を全てもらおう」
まじか、この数だと結構な値いくぞ、さすが公爵。貧乏男爵家とは比べ物にならない
「旦那様もう一つ絶対に買ったほうがいいものがあります」
「それは何だ?」
「はい。薬でございます。この薬鑑定の結果Cランクなのに回復率が八十%とでております」
「何!!! 普通Cランクでは五十%の回復率ではないのか?」
「はい。そのはずなのですが、、、」
「よし!! こうなれば薬も全て購入だ。普通高ランクの物は、王都周辺で使われてしまってここまで回ってこないからな。助かったよ」
そんな話をしているとドアがノックされ扉が開いた。
「貴方ユリスちゃんがお友達連れてきてるのに、私を呼ばないとはどういうことですか?!!」
入ってきたのは公爵の奥さんのりずさんだった。りずさんは黒髪、黒目の可愛らしい人だ。公爵唯一のお嫁さんだ。
「りず、済まなかった。商談が終わってから呼びに行こうかと思っていたんだ」
公爵は頭を下げ謝っていた。どうやらうちと一緒で奥さんの尻に引かれてるらしい。
「それより貴方商談てどういうことかしら?? なぜそんな面白そうなことに私を呼ばなかったのかしら??? どうやら貴方には後でおしおきが必要なようね???」
りずさんがそういうと周りの温度が冷え込んでしまい公爵は恐ろしいものでも見たかのような表情で固まってる。僕は絶対この人には逆らわないようにしようと思った。
「さ、この人は置いといてまずはお友達を紹介してくれるかしら?」
「はい、隣に座っているのが親友のエルです」
僕はすぐさま反応し紹介した。
「エルですよろしくお願いします」
「ええ、よろしくね」
エルは完全にびびっていた。
「さて私も商品を見させてもらうわね。」
そういうと商品を見始めハンガーで吊るしてあるドレスや服を見てる時だった。
「ちょっとユリスちゃん。このドレスや服すごいじゃない。デザイン、色が今まで見たこともないうえ生地も素晴らしいわ!! 絶対これは買うわ。貴方いいわよね?」
ここで硬直からとけた公爵が復帰する
「ああ、構わないよ。他にはいいのかい?」
公爵はどうやらりずさんのご機嫌取りを始めたようだ
「なら、このお皿のセットとあ、この皮の小物も可愛いわ。迷っちゃう」
りずさんはとても楽しそうに選んでいた
「あ、ユリスこの魔道具はどんな効果があるんだ?」
「はい。このペンダントは襲われた時に自動で結界を張り最上級魔法でなければやぶれません」
この説明を聞いた途端口を空けて固まってしまった。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫ではないわ!!! それが本当ならこれは国宝級の魔道具だぞ」
「旦那様!! 鑑定した所間違いありません」
トリスさんは慌てて伝えてきた。
「はぁ~ユリスとんでもないものを持ってきてくれたな。本当は欲しいが国宝級ともなると手がだせん」
公爵は複雑そうな表情を浮かべたままそう伝えてきた。
「ならそれはただでいいですよ。公爵」
「はぁ~お前は物の価値をわかっているのか!!!」
「はい。公爵一家に何かあれば僕たちもお終いですから」
「なるほど、そういうことか。わかったそういうことなら家族分もらっておく。それから今まで以上に目をかけてやるから中央のことは安心するといい」
「ありがとうございます。公爵」
あ~これで一安心である。エルも安堵の表情だ。その後も商談は続き両者納得の商談となった。




