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モブの僕と主人公君との高校生活  作者: 村人N
1章 ツンデレヒロインと主人公君の仲を取り持て
13/13

お弁当

更新遅くてすみません

数日後


立花さんが突然質問を投げかけてきた


「私、明日速水君にお弁当作ってこようと思うんだけどどうかしら?」


(お弁当かー。料理うまそうだし、男子的にもうれしいよなー)


「いいんじゃないでしょうか。人からもらってうれしくないものなんて少ししかありませんし、きっと喜びますよ」

「そう。それなら今日速水君に提案してみるわ」


それからしばらくして主人公君が登校してきたが、


(お弁当の話持ち掛けないんか?)


立花さんはもじもじしてるだけで、主人公君に話しかけに行かない。


「立花さん。速水君にお弁当の話しないんですか?」(小声)

「ちょっと緊張してるのよ」(小声)

「埒があきませんよ」(小声)

「それなら一緒に来なさい」(小声)

「えっ。ちょ」


立花さんは僕の手を握ると、僕を連れて主人公君の席まで行った。


「あのー。速水君」

「なんだい立花さんと田中君」

「僕は関係ないんだけど、立花さんが話があるって」

「何かな?」

「あの、私、明日速水君にお弁当を作ってこようと思うんだけどいいかな?」

「もちろん良いに決まってるよ」

「何か入れてほしいものとかある?」

「立花さんの得意料理が食べてみたいな」

「わかったわ。明日一緒にお昼を食べましょう」

「そうだね。()()で食べよう」


(ん?三人?)


「速水君。もしかしてその中に僕も入ってる?」

「え?当たり前じゃないか。ていうか一緒に食べるから立花さんを連れてきたんじゃないの?」


その瞬間、クラスの空気が変わった

今まで興味本位で聞いていた人たちが「お前も一緒に食うのか?何様のつもりだ」という殺気のこもった視線が僕に注がれた。僕は汗をだらだら流し、


「いや。ごめん違うんだ。ただ僕は立花さんを連れてきただけなんだ。だから、明日は立花さんと()()で食べてくれ」

「そうだったのか」

「本当にごめん埋め合わせはするから」

「それならいいよ」


そういうと注がれていた殺気が霧散した。


(あれ?なんで僕中間立ってるだけなのに殺気向けられたん?)


ちょっと理不尽なことがあったが、僕はなんとか約束を取り付けることに成功したのだった

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