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アカイイト  作者:
3/3

過去2


柚季はあたしに赤い糸が見えることを知らない。



教えようとも思わない。




だってよく考えてみて?


自分の友達がいきなり

「私実は赤い糸が見えるの。」

って言ったらどう思う?



おかしいし、馬鹿だと思うでしょう?



それは誰にもそれが見えていないから。



もしくは信じる人間が居ないからよ。




仮に偉い大学の教授が、

「赤い糸は存在する。」と言ったとして、

一体何人の人がこの話を信じると思う?


あたしはそんな人間、

そうそういないと思うわ。



でも例えばそれが「神は存在する。」だとするとどう?


神は信じる人間が多い。


つまり大学教授の言ったことは少なくとも大批判を受けることはない。




もしこの世の中にもう一人でも赤い糸が見える人間がいたとするなら、


あたしはきっとこの孤独感から解放されることができると思う。




この苦しみは誰にも理解できない。



いつか終わってしまうことが分かっている家族との、家族ごっこ。



なんて惨めだったんだろうね。



もういっそ、

壊してしまいたい。



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