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詩全集4

残骸の檻

作者: 那須茄子

淀んだ情景 

脳を焼くノイズ

正義の化けの皮 


剥がれ落ちて

誰かの願いが誰かの狂気に

すり替わる

この不条理な世界で

指先に残った消えない煤と

吐き出した息の白さに溺れる

救いなんて 

端から期待しちゃいないが

この心臓だけはまだ煩い


死を急ぐなよ

そんなあんたは絶望の淵でワルツを踊っていろ

「愛してる」なんて綺麗な毒薬

飲み干して共に行こうか


ぶち壊してくれこの運命を

孕んだ垢を抉り出すような衝動で

泥濘の中で穢れを掴む

その指が例え千切れても

狂おしいほどにただ一途に

この地獄を愛し抜いて

奈落の底で閻魔にでも逢ってやる

善も悪も光も影も

混ざり合って灰に帰る

全てを脱ぎ捨てて

二度と戻れない向こうで

とりかごの鍵を壊せ


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