2/2
2
「ふぅ。いいお天気だなぁ。」
んーっと、洗濯物を干し終わり背伸びをしながら真っ青な空を見上げる。
見慣れているようでいて、そうではない、空。
お日様が大きめのと、小さめの、一つずつの計二個。
「ミュー!お茶にしない?」
台所の窓から、甘い香りと共に声が届く。
「はーい!今行きます!」
よっこらせっと、洗濯物のカゴを抱える。
19歳。
まだまだ若い、どころか、こちら、では幼くみられ、年齢を言うとびっくりされるのだけれど。それはまあ、外見だけで、この三年ですっかり所帯染みてしまった気もする。
そう。
三年前。
私は、あちらから、こちら、にやって来た。




