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ツイン~双子の魔法使い~  作者: 猫わくら
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第四話 キラとラキ

エリーおばさん「さてさて、一通り話したし今度はあなた達のことを教えてくれないかしら?」


ラキ「産まれてすぐ監獄に入れられ、ずっと過ごし、最近脱獄して今に至る。以上。」


エリーおばさん「短い!簡潔に話しすぎ!」


ラキ「え?ほかに何か話すことあるか?」


キラ「ないよな~。」


ラキが話した通りずっと監獄に入れられてたから何も話すことはない。


エリーおばさん「じゃあ監獄にいる間何してたんだい?」


ラキ「基本キラと遊んだり、本を読んだりしてたな。」


キラ「あとは、魔法の使い方教わったり読み聞かせしてもらった!」


エリーおばさん「誰に?」


キラ「おっさん!」←


エリーおばさん「本当に誰?!」


ギン「同じ監獄に入れられてた人じゃないか?」


ラキ「違う。私たちを見張ってる人。」


エリーおばさん(違う?)


キラ「私たちに色々教えてくれたんだ!優しかった!」


ラキ「私は魔法できないから文字教えてもらったりしてた。」


物心ついた時からずっと同じ人が私たちを見ていた。

監視というよりは親のように私たちのことを見守っている感じだった。

キラはすぐに魔法を出すことができたので、魔法の使い方や、魔法に必要な体力づくり。

ラキは魔法を出せなかったので文字や魔法仕組みなどについて教えてもらった。

魔法について教えているのでよく違う看守から怒られていた。


キラ「でも急にその人いなくなっちゃったんだよね・・・。」


ラキ「最後の日はなんか疲れ果てたみたいな感じだったな。」


エリーおばさん「え、それって・・・。」


キラ・ラキ「何??」


エリーおばさん「いや、何でもないわ・・・。」


キラ・ラキ「???」


ギン「キラは何の魔法使えるんだ?」


キラ「炎と風だよ!空飛んでたのは風の魔法でやってたんだよ!」


ギン「なるほど。」


エリーおばさん「さっきから何かほかの人と話しているみたいね。誰と話してるの?」


キラ「ギン!」


ラキ「ギンってそこの鳥な。」←


ギン「雑っ!」


エリーおばさん「え?鳥の声がわかるの?」←


ギン「鳥・・・。」


キラ「うん!色々うるさいけど。」←


ギン「ひどい!」


エリーおばさん「あらそう。」←


ギン「あっさり!」


エリーおばさん「にしても、双子で魔法が数種類使えて動物の声がわかるなんて

         昔からあるあの物語みたいだね。・・・なんだっけ?」←


ラキ「ツインだろ?もうボケが来てるのか。」


エリーおばさん「何言ってんだい!私の脳はまだ二十歳さっ!」←


ラキ「あんたが何言ってんだ。しかも脳だけかよ。」


キラ「そのお話はおっさんに何回も読んでもらった!

    その度に私たちもこんな風に強くなるんだよって言ってた!」


エリーおばさん「ふ~ん。なるほど。」


ラキ「何がだ?」


エリーおばさん(ただの憶測でしかないけど、これも私の使命かね・・・。)


エリーおばさん「二人とも強くなりたいかい?魔法をもっと使えるようになりたいかい?」


ラキ「急にどうした。」←


キラ「なりたい!」


エリーおばさん「ふふっ。ラキはどうする?」


ラキ「・・・なれるならなりたいけど、私は使えないしな・・・。」


エリーおばさん「使えないと思っているだけでラキも本当は使えるはずよ~。」


ラキ「いや無いわ。」←


エリーおばさん「あるから!私に任せなさい!」


ラキ「え~・・・。」


ギン「キラは素直なのにラキは性格ねじ曲がってんな。」←


ラキ「キラ。今すぐギンを焼き鳥にして食べろ。」←


キラ「いいの?!」←


ギン「いいのはおかしい!目の前にもっと美味そうな料理あるだろ!」


エリーおばさん「誰か通訳してほしいわ~。」←


ギン「エリーおばさん一人だけ会話に入れないのかわいそう!」


ラキ「じゃあギンを無視して私たちだけで話をしよう。」←


ギン「なんで?!キラ助けて!」


キラ「エリーおばさん早速魔法の特訓しよう!」←


ギン「お願いだからキラだけは無視しないで!」


エリーおばさん「そうね。ご飯食べたらやりましょうか。」


ラキ「よろしく。」


ギン「味方がいない!」


キラ「ギンも一緒にやろうね!」


ギン「キラもう大好き!」←


ラキ「キモ。」←


くだらないやり取りをしながらみんなで仲良くご飯を食べた後、エリーおばさんに連れられて大きな広場に行った。

そしてこれから長い魔法の特訓が始まる・・・


兵士1「あの双子はまだ見つからないのか?」


兵士2「はい・・・。街にはいなかったのでこの森のはずなのですが・・・。」


・・・はずだったが街の兵士たちがすぐそこまで来ていた。

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