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夢から覚めて4
ぁ……
自分の中の疑問の答えが、彼の口から告げられた。
そうか……そうだったのか。
だからあの時も、あの時も――
忘れようとしていた記憶が溢れ出てくる。
ぼやけていた過去がはっきりとしてくる。
”R計画”
黒島市長の最強の兵士を作る計画。
とある人物の遺伝子を使用して、人造の魔法兵士の作成。
4属性の魔法を操り、どんな怪我も瞬時に治してしまう、そして病にもかからない無敵兵士。
そうだ、僕は……
”最後のテストタイプ”
そのためにずっと監視されて――
「そうか、君が。」
「そうだ。」
そうだ、今分かった。
彼こそが――
「オリジナル。」
”あいつを信じてはダメ”
とある言葉が思い出される。
そういう事だったんだ。
こいつはずっと……ずっと!
”僕を笑っていたんだ”
皆を騙して、嘲笑って!
”あいつを信じてはダメ”
反復される言葉。
今気づいた真実の囁き。
右手で握りこぶしを作る。
僕はこいつを――
呼応するようにレイも身構える。
――当然だ。
おそらく、今の僕は隠しきれないほどの怒りに打ち震えているからだ。
「レイ……僕は、君を――す」




