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おっぱい×戦隊シリーズ  作者: 帝国城摂政
超乳戦隊ニュウ・ギガレンジャー

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第1パイ「新乳力! ニュー・ギガレンジャー、乳場!」(後篇)

 ニュー・紫峰市の都市が並ぶ中心部は普段の落ち着いた雰囲気とは違い、人々は狂気の声をあげながら逃げまどっていた。


「……い、いや。

 た、助けて」


 重めのボブヘアーと桜のような髪留め、そして緑色の勝気そうな瞳と赤い縁のクールそうな眼鏡が特徴的な少女、紫峰学園生徒会長の神納京香(かのうきょうか)はいつもの勝気そうな瞳ではない、気弱そうな瞳で自分の胸元を掴む怪人に助けを請うていた。


「カラカラカラ!

 残念ながらそれは出来ない相談だカラ」


 そう言うのはユシー・カラーシェイドと名乗る怪人であった。

 全身を七色の髪と七色のコート、両腕は絵筆。背中には大きな何色もの絵の具を背負ってる瞳が色鉛筆になっている、そんな怪人であった。カラーシェイドは笑いながら、絵筆をサラサラと動かしていた。


「ふふっ、カラーシェイドよ。さっさとやってくれてよくってよ。

 そう、全てはネームネーム、そしてこのわたくし、溶解使徒ホムラの物よ! オーッ、ホホホ!」


「流石は俺の嫁、ホムラちゃん!

 そこに痺れるぅ、憧れるぅ!」


 カラーシェイドの後ろには溶解使徒ホムラ、そしてその補佐官である親衛隊長スパイダー・ラスラーは立っていた。

 ホムラは真っ赤な炎のようなツインテール、赤い女王様風のローブを着た130cmと凄く小柄な子ではあるが、上から目線な眼つきと手に持った錫杖を持っている。

 一方、スパイダー・ラスラーは頭は人間に蜘蛛の眼、腕が六本あるという阿修羅のような姿で、背中には6本の剣を背負った軍人の格好を着ていた。


「さぁ、カラーシェイド!

 わたくしと、ついでにネームネームのために作戦を開始しなさい!」


「了解だカラ!

 まずはこの女からやらせてもらいますカラ! 膨張色の黄!」


 カラーシェイドが絵筆の腕を上にあげており、その絵筆が黄に染まってそのまま京香の胸元に色で塗りたくっていた。


「い、いや……あ、あぁ、か、身体がぁ、熱い!」


 そう言って京香は自分の胸元を、Bカップの胸を押さえてうずくまっていた。

 ドクン、ドクンと、うずくまっていると「あ、あぁ……」と喘ぎ声をあげてうずくまっていた。

 身体中が熱く、熱く火照って行き、服がビリッと破れる音が聞こえる。


「えっ……!

 ――――キャッ!?」


 京香は音が聞こえるところを見ようとゆっくりと視線を自分の谷間へと移動すると、そこにはBカップの自分の胸では見る事が出来なかった綺麗な谷間があった。

 そこに驚きと嬉しさを感じる京香だったが、それはすぐに痛みに変わる。


「あ、あぁぁぁぁぁ!」


 身体の線や細胞を無理矢理膨らむ胸に着いて行けずに、身体が悲鳴をあげていた。

 そのまま痛む身体を押さえるが、それでも身体がどんどんと膨らんでいき、京香は喘いでいた。


「あ、あぁぁぁぁぁ! い、いいぃぃぃぃぃぃ!」


「良い悲鳴だわぁ。今宵は、ケーキとジュースで晩餐会でもしますかしら?」


「流石、俺嫁のホムラちゃん! 今すぐ準備を!

 ……っ! ホムラちゃん!」


 今までデレッデレッのとろけきったような笑顔を向けていたラスラーだったが、いきなり真剣な目になったかと思うと剣を抜いて、その剣を振るう。


「……威力は弱いですが、ホムラちゃんに攻撃とは場合によっては許しませんよ……。

 文化者エージェント・ナッノ様」


「ふっ、普通に防いでおいて何を言われても嫌味にしか聞こえないね。スパイダー・ラスラー君」


 けん制程度の攻撃をさらりと受け流したのを見て、ナッノは白衣を翻し、トコトコと階段を降りて行く。

 ナッノの隣に居た眠田佐美が、京香に着ていた上着を被せる。


「まさかボクが居ない内に、文明者エージェント・パンクの方が作戦を進めるように指示を出したとか……。

 まっ、ネームネームを抜けたこのボクが今さら何を言おうとどうでも良いけれどもね」


「ナッノ様、この女王様ホムラの下に戻る気はない、そう言う意味で良いのよね?」


「残念ながらボクが君の下に居る気はないし、ネームネームにも戻る気はない」


 そう言いながら、ナッノは白いアタッシュケースを開けてそこから『E』と書かれた赤いメモリとちょっと変わったスマホを取り出して、スマホの上部に開けられた穴に『E』のメモリを挿入する。


「ボクは文化の使徒として、人の文化の事を尊敬して研究していた。

 ボクはその過程で、人と言う生き物自体に非常に興味を示し、彼らと共に歩み寄る道を見つけたいんだよ。

 ――――だから、ネームネームとは離反させてもらおうじゃないか」


 そう言いながら、ナッノは『E』を入れたスマホをほいっ、と佐美に投げる。


「私は……実験体E-52ではない! 眠田佐美、16歳!

 ――――――そして、ギガレンジャーです!」


 そしてそのスマホの下部に付けられたスイッチを押す、佐美。


「返信変身、ギガグリーン!」





「返信変身、ギガグリーン!」


 眠田佐美がそう言って、下部のボタンを押すと彼女の身体がまっ白い光に包まれる。

 すると、そのまま彼女の身体に緑色のライダースーツが装着され、ビシッと彼女のラインを強調するかのように張り付く。

 小さく喘いだかと思うと、佐美の頭の緑のヘルメットに『E』の文字が刻みこまれ、彼女の腰元には糸が入ったケースがガシッと腰に装着される。


「緑の新しい乳戦力!

 ニュウ・ギガグリーン、華麗に乳場!」


 変身したニュウ・ギガグリーンを溶解使徒ホムラは見ると、ちょっと残念そうな眼でナッノの事を見ていた。


「文化者エージェント・ナッノ様。まさかギガレンジャーまで持ち込むとは……。

 これは文明者エージェント・パンク様に報告しないといけないわね。まっ、その前に……そこのグリーンをぶっ倒しておきましょう。アクア・アロー!」


 ホムラは足で地面をパンッと叩くと、水が現れてホムラの周りを回って水の弓を作り出し、そのまま水の弓矢をホムラは射る。


「バレット・ヤーン!」


 そう言ってニュウ・ギガグリーンは腰の糸を取り出すと、黒い糸は水の弓矢の前で糸を絡めて、その糸にニュウ・ギガグリーンは衝撃を与えると、糸から爆破の衝撃が放たれる。

 水の弓矢が爆破によってそのまま吹っ飛んでいく。


「……面倒な糸ね。ラスラー、私は荒事担当じゃないわ。

 人が戦い合っている姿を上で眺めているタイプだから、そろそろ帰らせて貰うから、後はラスラーに任せるわ」


「お任せあれ、俺嫁のホムラ様!」


 そう言ってホムラは消えて、スパイダー・ラスラーは6本の腕で6本の剣を抜いていた。


「ナイチチ達、それにカラーシェイドよ!

 命令だ、エージェント・ナッノを捕らえろ!」


「分かりましたカラ! ナイチチ達、行くカラ!」


 そう言ってカラーシェイドとナイチチ達がそのままナッノへと向かって来る。


「――――――まさか、ナイチチ達にこのエージェント・ナッノ様が止められると思っているだなんて癪でしかないわよ。

 まっ、軽く相手して差し上げますよ」


 ナッノは白いスーツケースを開けて、そこから眠田佐美に渡したのと同じ携帯を1つ取り出して、別のメモリを取り出してそのメモリを上部に差し込む。


『ファイター!』


 携帯を前に突き出すと大きなパンチが飛び出し、ナイチチ達を吹き飛ばす。


「これでも、食らうカラ!」


『バレット!』


 携帯からメモリを取り出して、別のメモリをさっと入れ替えたナッノはそれをカラーシェイドに突き出していた。突き出すと携帯から銃弾が発射され、カラーシェイドは「うわっ、カラ!」とそのまま慌てふためいていた。


「えぇい! 何をしてるんだ、カラーシェイド!

 命令だ、こんなのは簡単に倒せるものだ! 三刀流×2、海賊狩!」


 そしてラスラーは3本の腕を動かして3本の剣で衝撃波を放って、ニュウ・ギガグリーンとナッノ博士に迫って来た。ニュウ・ギガグリーンは糸を使ってそれを防いだが、


「……! 博士!」


「ちっ!」


 ナッノはそう言って携帯を前に出すと、銃弾を放って防ごうとしていた。

 しかし、衝撃波は止まらずにナッノに衝撃を喰らっていた。


「くっ……!」


「ナッノ博士!」


「――――――カラーシェイド! 命令だ、今すぐエージェント・ナッノを捕まえるのだ!

 そして俺嫁に成功を捧げるのだ!」


「了解ってカラ!

 ――――――さぁ、ナッノ様。この黒の監禁の色でちょっと捕縛させていただきますカラ」


 カラーシェイドはそう言って、黒く染まった絵筆の腕を上げてナッノに攻撃しようとする。


「最後に言い残す事はありませんカラ、ナッノ様?」


「――――――ふっ、実験体C-65。さっさと捕まえるなら捕まえたまえ。

 君如きの右腕に隙があるような君の攻撃なんかに、ボクは何も後悔しないよ」


「相変わらず、悪態の中にさり気ないアドバイス、ありがとうございます、カラッ!」


 と、そう言ってカラーシェイドは黒い絵筆の腕を振り下ろす。

 ナッノはそれに対し眼を瞑って攻撃を待つ。しかし、いつまで立っても攻撃が来ない事に対し、不自然さを想えたナッノは眼を開ける。

 すると、カラーシェイドは痛がるように、黒い絵筆の腕を押さえていた。


「だ、誰だカラッ!」


「……?」


 と、ナッノはそう言いながらカラーシェイドの視線の先を見ると、そこには


 ――――――ライフルを持ったメイドの姿があった。





「ら、ライフル?」


 そう言いながらキョトンとしたナッノ、すーっとナッノの背後に現れた高身長のメイドがナッノを後ろから羽交い絞めにする。


「なっ! 君を何をするのかね!」


「……お嬢様の命令ですので、失礼」


 そう言って別のメイドが神納京香と白いアタッシュケースを持ってそのまま高身長のメイドと共に崖の上へと跳びあがる。

 ニュウ・ギガグリーンもナッノを追うようにして崖の上に跳びあがっていた。そして崖の上で降ろされたナッノは、崖の上の人物を見て「やはり……」と呟く。


「やはり君の仕業だったか――――――沖杉留子」


「えぇ、ちょっと手助けさせていただきました」



 と、崖の上にてメイド達に支えられて立っている沖杉留子はそう言いながら笑っていた。


「私も居るよ、ナッノちゃん!」


「えぇ、私も居ますわよ。ナッノさん」


「……ちゃ、ちゃん?!」


 留子の隣に居た桃子と梨花の2人がそう言い、桃子が言っていたちゃん付けに顔を赤らめてどぎまぎするナッノ。

 その顔を赤らめる姿を見て留子、桃子、梨花、さらに助けられた京香の4人はそんなナッノの顔を見てクスリと笑う。


「……君達、人の顔を見て笑うってどう言う事なのかい?

 人の顔を見ながら笑うなんて、人間としてはあんまり褒められた行動ではないよ。

 ニュウ・ギガグリーン、彼らを糸で包んで置きなさい。彼らとネームネームの戦いには全く関係なく……」



「――――関係なくないよ!」



 と、そう言いながら桃子はナッノの顔の前に出て、ナッノの手を掴む。


「私だって、血縁的にはネームネームとして戦った青の戦士の友達の友達……みたいなものだし!

 人に迷惑をかける人は許せないし!」


「――――――お姉さんとしても、逃げまどうよりかは戦いたいとくらいは、思ってますよ」


 桃子と梨花がそう言い、力強い瞳でナッノに詰め寄って行く。


「き、君達……。戦いたいって言っても、テレビのヒーロー物のような物ではなく、そこにはつらい事もあるから止めた方が良いと……。

 ……って、おい! 君はボクのアタッシュケースを漁るな!」


 と、白いアタッシュケースを漁る京香を叱りつけてこらしめようとするが、ナッノはニュウ・ギガグリーンが後ろから羽交い絞めにする。


「おい、佐美! どうしてボクの邪魔をするんだ!

 君だって、ネームネームの戦いに一般人を巻き込ませると言うのには反対だったじゃないか!

 君1人で戦うと言うから、君に変身携帯シフトフォンを――――――」


「これの事、だろう?」


 と、京香はそう言ってアタッシュケースから携帯とメモリを取り出していた。


「き、君ぃ! ボ、ボクの大切な我が子をそんな手で扱うなぁ!

 ……ま、まぁ、使い方を知らないから、手に入れても君達には必要のないものだよ。さぁ、返したまえ――――――って、君達!」


 京香はメモリと携帯の一組セットを、留子、桃子、そして梨花の3人に配る。

 4人はメモリを手に取ると、そのままメモリを携帯の上部に入れて行く。


「……ナッノ博士、私が変身するシーンを見ていたので彼らも変身出来ますよ?」


「~~~~ッ! き、君達は何を考えているんだい!

 自ら戦地に飛び込むと言う文化は、文化を強調するボクとしても理解出来ない文化だよ!

 さぁ、佐美! 早く彼らの変身を止めたまえ!

 あの携帯には人間に対しては、指紋認証とかの生体認証があるから、止めたくても止められないんだぞ!

 そんな戦地と言う火に飛び込むだなんて、バカやアホとしか言いようがないものだよ! 全く!」


 そう言ってムキーと怒るナッノの言葉に対して、



「……これは私の、私達の"選択"です」



 と、留子はそのメートルサイズの胸を押さえながら、そう強く言う。


「……私はこんなにおっぱいが大きいから、身体的には健康だけれども、動けない事が多いわ。

 だからこそ、助けを求める人に対して、私は、立ち止まりはしない!」

『ファイター!』


「私も! ネームネームを倒す! それが私の"選択"!」

『バレット!』


「ここで引き下がるのは、女じゃないわ。

 少なくとも、私が尊敬するあの女性(ひと)だったら違うわね」

『バブル!』


「私はネームネームに襲われて、あなた達のおかげで助かった。

 その恩を今ここで果たします!」

『フローラ!』


 携帯の上部にメモリを入れて、下部のボタンに手を添える4人と自分から手を放したニュウ・ギガグリーンを見て、「はー……」とナッノは溜め息を吐く。


「……ボクはもう止めるのに疲れた。後は任せるよ」


 そう言って、ナッノはそのまま崖から飛び降りて消えて行った。4人は顔を見合わせ、ボタンを押す。


「返信変身、ギガレッド!」


「返信変身、ギガピンク!」


「返信変身、ギガイエロー!」


「返信変身、ギガブラック!」


 と、そう言って4人揃ってボタンを押す。



 4人の身体が真っ白な光に包み込まれ、桃子の身体が大人びた身体へと成長し、逆に梨花の身体は子供じみた身体に変わる。

 そして4人の身体がそれぞれ別色のライダースーツに身を包んでおり、留子は『F』と書かれた赤いヘルメット、桃子は『B』と書かれた桃色のヘルメット、京香は『F』と書かれた黄色いヘルメット、梨花は『B』と書かれた黒いヘルメットと、そのまま頭にヘルメットを被る。


「赤の新しい乳戦力! ニュウ・ギガレッド、華麗に乳場!」


「桃の新しい乳戦力♥ ニュウ・ギガピンク、華麗ににゅう、じょう♥」


「黄の新しい乳戦力! ニュウ・ギガイエロー、華麗に乳場!」


「黒の新しい乳戦力! ニュウ・ギガブラック、華麗に乳場!」


 と、新たに現れた正義の戦士の4人はそれぞれの武器を準備していた。





「赤、桃、黄、緑に黒!?

 なんて言う、色取りが揃っていないメンバーだカラ!」


「俺の嫁のホムラちゃんには劣るが、あいつらも叩きのめして我のハーレムメンバーに入れ置こう。

 ナイチチ達、行け!」


 ラスラーがそう言うと、そのままナイチチ達が現れ、5人のギガレンジャーへと向かっていく。


「ナイチーチ!」


「まずは効果を確認しましょう!

 ――――――ヒートハンド!」


 ニュウ・ギガレッドはそう言いながら右腕を構えると、赤い右腕がマグマのように紅く燃え上がるとそのままその手を振りかぶる。

 ナイチチ達はそのゆっくりなニュウ・ギガレッドの攻撃に対して避けて攻めようとしていたが、いきなり黒い糸でナイチチ達を包んで行く。


「ヒートハンド・アタック!」


 ニュウ・ギガレッドは黒い糸で逃げられないようにしたナイチチ達に、燃えあがるその赤い手をぶつけられる。

 ナイチチ達に赤い手がぶつかると、物凄い火炎の波がナイチチ達を包み込んで黒焦げになってしまっていた。



「これは……こうか!」


 と、ニュウ・ギガイエローは持っていた木刀を地面に突き刺す。

 すると、木刀が根を張るように地面の中へと入って行き、ナイチチ達の集団に巨大な木刀が地面から飛び出してナイチチ達が吹き飛ぶ。



「行くわよ、ピンク!」


「はぁい♥ わたしにお・ま・か・せ♥」


 長身爆乳の少女だったのに胸だけは縮まずにロリ超乳状態となったニュウ・ギガブラックが先端が丸くなった杖を構え、大人びたエロテッィクなお姉さんキャラのニュウ・ギガピンクが桃色の派手な拳銃の銃口に口付けを交わす。


「ブラックバブル」


「エア・シュー、ター♥」


 ニュウ・ギガブラックは杖から黒いシャボン玉を、そしてニュウ・ギガピンクが空気を溜めた弾を放ち、ナイチチ達を撃破する。


「おっのれー! 可愛い娘だからと言って、攻撃出来ない訳ではない!

 命令だ、撃破する! 発火・パイロキネシス!」


 ラスラーは剣を鞘に収め、蜘蛛のような6つの眼のうち4つの眼を閉じると、彼女の周りに火炎が生まれる。そしてその火炎をニュウ・ギガレンジャーへと放つ。

 しかし、さっとニュウ・ギガレッドが前に出ると、そのままその火炎にヒートハンドをかざす。

 かざすと、そのままヒートハンドの中にラスラーの火炎が、熱が入って行く。


『――――ギガレッド、Heat! Up!』


 と、そのような警告音がニュウ・ギガレッドの身体が白い煙が出て来るのを見て、カラーシェイドは絵筆の腕を赤色に変えた。


「ヒートアップしている状態ならば、今がチャンスだカラ!

 喰らうカラ、灼熱の赤!」


 そう言ってニュウ・ギガレッドに物凄い勢いで、赤い絵筆の腕で塗りたくる。

 ビリビリと彼女のライダースーツが音を立てて破れはじめる。

 ギガレンジャー達も助けようとするが、身体が動けない。


「金縛り・バインド! 俺の嫁になるために生まれた君達には悪いけれども、これも命令だからね!

 カラーシェイド、やってしまえ!」


「了解ってカラ!」


「う、ううっ……お前達!」


 ニュウ・ギガレッドがそう言うと、メイド達が「はい!」と言って彼女の身体を数人がかりで持ち上げ、そのまま慣れた手つきのままカラーシェイドに向けて飛ばす。


「いちか、ばちか!」


 跳ばされたニュウ・ギガレッドはカラーシェイドにその超乳を乗せて、そのまま変身携帯シフトフォンを操作する。


「変身解除!

 ――――奥儀、ギガプレッシャー!」


 そしてそのままニュウ・ギガレッドは変身を解き、沖杉留子へと姿を戻す。

 すると変身した際に超乳サイズまでに押し止めていた胸が、メートルサイズの超巨大な乳へと変わってそのままカラーシェイドを押しつぶす。


「ムグッ! ムムムッ……!」


 カラーシェイドはそう言ってどうにかして呼吸を確保しようとしたが、それはまさに未知の重圧、いや乳圧!

 大きすぎて谷間の中、人体の一か所だと言うのに、どこにも逃げ場がなくて、ギュギュッと胸のプレッシャーがカラーシェイドを押し潰す。


 ボンッと小さな音が、彼女の胸の谷間の中から聞こえる。


「お、己ぇ! 今度こそ、絶対に俺の嫁に加えてやるからな!」


 そう言って、スパイダー・ラスラーも消え去る。


「――――おっと、忘れる所だったね」


 そう言って、ナッノが別のシフトフォンに『R』と書かれたメモリを差し込んで、その携帯を留子の谷間へと向ける。


『レスキュー!』


 ナッノの持つシフトフォンから透明な腕が何本も出て来たかと思うと、留子の谷間の中に入り込み、彼女が少しくすぐったいような、もどかしい様を考えている内に、谷間の中から眼を回した1人の少女を助け出す。


「実験体C-65『ペイント』、絵筆水月(えふですいげつ)救出完了、っと」


 ナッノがそう言って、初めてニュウ・ギガレンジャーの5人は喜びを分かち合うのであった。


「……ボクはどうなっても知らないからね」


 いつものように悪態を吐くナッノであったが、その顔はどこか嬉しそうであった。





「……で、どうしてボクがこんなところに」


 と、学生服の上に白衣を羽織った格好のナッノがそう言いながら周りを見る。

 そこには高校生として、いや人としてはあり得ないほどの超特大乳とオーダーメイドの制服に身を包んだ沖杉留子。

 笑顔で笑いながら、ロリ体型には似合わない巨大な乳を披露する宮下桃子。そして――――――


「ナッノ博士、ここはどうなるんですか?」


「そこはここのXを代入すれば、簡単に解けるよ。眠田佐美」


  と、美しい高身長の爆乳美少女女子高生、眠田佐美の姿があった。


 どうもあの時助けた神納京香、ニュウ・ギガイエローがこの紫峰学園の生徒会長であった事と、沖杉家がこの学園の筆頭出資者だった事から、ナッノ博士と眠田佐美の転入が決まったのだ。

 正直、ナッノは学生生活にはさして興味がなかったが、既に外堀を埋められてしまったために断りきれなかった。


「……と言うか、どうしてこのボクがブラジャーなんかを作っているんだか」


「あら? あなたのブラジャーは本当に素晴らしいわよ!

 なにせ、私のブラジャーが1週間してもギシリともしないんだから!」


 ふふん、と文字通り胸を張る留子に、頭を痛くするナッノ。

 どうやらナッノが軽い気持ちで作ったあの特注ブラジャーは留子だけでなく、母の瑠乃(るの)、姉の瑠奈(るな)、妹は瑠音(るね)と言った沖杉家の超特大乳女性達にいたく気に入られたらしく、こうして次の発注をさせられていると言う訳と言う事である。


 ネームネーム界外支部の二大首領の一人の、文化者エージェント・ナッノがそのまま頭を抱えながら、佐美の笑顔を見ると「まぁ、良いか」と言いながらナッノはブラジャー作りを進めるのであった。

ユシーモンスターNo.1

○ユシー・カラーシェイド

所属区分;溶解使徒ホムラの配下

使用体;実験体C-65『ペイント』、絵筆水月(えふですいげつ)

外見;全身を七色の髪と七色のコート、両腕は絵筆。背中には大きな何色もの絵の具を背負ってる瞳が色鉛筆になっている。

所見;色を操る力を手に入れたユシーモンスターの1人。赤い色は灼熱、青い色は冷凍、黒い色は監獄などと色ごとに特殊な力を持っており、他人や物に塗りつける事で効果を発揮する。

 好きな色はレモンイエロー、嫌いな色はパッショングリーンらしいが……パッショングリーンってなんだ? By;文化者エージェント・ナッノ

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