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#00. プロローグ 〜 かみさまのおにわ
──はじめから全部、隅から隅まで知られていた。
潰され、削られ、部品にされた外宇宙の英雄たちが織りなす、最悪で、最高に優しいおとぎ話のはじまり。
むかしむかし、どこかからこのほしにやってきたかみさまはおもいました。このほしはいいなぁ、たくさんのいきものがいきてしんで、ふくざつでたのしい、と。
こんとんをあいするかみさまは、ごちゃごちゃとしたこのほしが、たまらなくすきでした。
いちばんすきなのは、おはなしのできるにんげんでした。おはなしすれば、こわがったりよろこんだり、おどろいたりおがんだり、ひとりひとりちがうのがとてもたのしかったのです。
かみさまはおもいました。たくさんのにんげんが、このほしでずっといきていけるようにしてやろうと。じぶんをおがんでいるにんげんたちにちからをかして、そんなしくみをつくってあげようと。
初投稿となります。拙作をお楽しみいただけましたら幸甚の至りです。
かみさまの地球到着は、生物多様性華やかなりしカンブリア紀を想定しています。




