小説文法 ネット小説文法
まえがきみたいなもの
小説もしくは出版物には独特の文法があったりします。
ここではネット小説の文法について「知っている範囲内」で説明します。間違いがあればご指摘ください。修正致します。
今回これを書いている経緯として、作品が読まれない理由として小説文法の可否という部分が含まれていると感じております。
小説文法が出来ていない作品は、読みにくい作品である可能性があること。執筆者が初心者であるために、作品としての質や表現方法に難がある可能性がある。
作品を読み進めてからこれら問題が表れ、たとえ読むのをやめたとしても消費した時間は戻らないですから。内容以前の問題で、第1部分の文法だけを見て判断されてしまう。判断している人がいる。
これ、凄くもったいない。そう思いませんか?
・空白(改行)の活用
このなろうは、ネット小説です。書籍ではありません。
読み手も様々な端末からアクセスしていますが、総じて大切なのが「読みやすさ」です。
作文であれば空白は必要ありません。紙の無駄ですから。
なろうでは適度な改行を行い空白を設けた方が読みやすいです。
・空白(改行)の活用
このなろうは、ネット小説です。書籍ではありません。読み手も様々な端末からアクセスしていますが、総じて大切なのが「読みやすさ」です。作文であれば空白は必要ありません。紙の無駄ですから。なろうでは適度な改行を行い空白を設けた方が読みやすいです。
極論ですが、こうなります。
読みやすさは読まれるための重要な要素なのです。
・句点(。)、読点(、)について
句点は文章の最後に付けます。小説での例外として、セリフなどの「」内てば最後の句点は省略します。つまり、こうなります。
「間違えて句点を付けないようにしてください」
読点についてはかなり曖昧な方も多いようです。私もその一人なので、そもそもの使い方についてはここでは触れません。
ただ、小説では読みやすさが重要な要素となっているのでこの読点をどう使うかも重要なポイントです。
なるべく文章を長くせず、細かく切りましょう。
私的目安ですが、一つの文章に読点は二つ程度が限界かなと思いながら書いています。
内容が少し変わりますが、こんな感じです。
読点についてはかなり曖昧な方も多いようですが、私もその一人なので、そもそもの使い方についてはここでは触れませんけれども、小説では読みやすさが重要な要素となっているので、この読点をどう使うかも重要なポイントになりますし、なるべく文章を長くせずに細かく切る方が良いと思います。
何が言いたいのか分かりにくくないですか?
書かれている内容は同じですし、文章として成り立っていない訳でもありません。ただ、伝えたいことが理解しにくい。それに尽きます。
また文章として切れていないので改行も出来ず、前項で説明した空白を設ける事が出来ません。
これまでの書き方を突然変えるのは困難でしょう。それであれば、書いた後に区切れば良いのです。読点が一つ程度に収まり、なおかつ意味が変わらない部分。そこを見極め読点を入れ、再度読み返す。まずはここから始めてみてください。
なろう内でこういった読点で連結された文章を書かれている方、凄く多いのです。
・! や? について
少し細かい話ですが、! や? にもルールがあります。
これらを用いた場合、上のようにその後に空白を一つ設けます。それだけです。ただ例外もあり、「」内の最後にこれらが持ち要られた場合、空白を省略します。
「つまり! こうなります!」
・沈黙等で用いる……(三点リーダ)について。
沈黙等でよく用いられる…ですが、基本として2つ連続して用いるのが常識化しています。・(中点、中黒)での代用はしません。
また私の認識では沈黙の長さ等に関係なく、2つ連結で使うものとして認識しています。……×2を用いて長い沈黙を表現する方法は、一般的ではないと考えます。
ここにたどり着いた方は、様々な理由があるかと思います。一つの気付き、ヒント、切欠と成れれば幸いです。
何かありましたら、メッセージや感想でご連絡下さい。




