21話
ブクマありがとうございます!
「うは〜美味すぎてもう食べれね〜!」
"久しぶりに沢山食べれてとっても美味しかったです。主人ありがとうございます"
「ふふっ、別にいいよ。フェルが居なかったら海に行けなかったんだからな」
"ありがとうございます"
さてさて、みんなの為に他にもピチピチの取れたての魚をフェルの収納魔法に詰め込む。港から離れてる岩で隠れているところだし、フェルは透明になって狩ってくるのでバレない。
フェルが魚を取っている間に俺は何をやっていたのかと言うと、小さな蟹を集めてました。
小さな蟹が可愛く威嚇してるのを見るのが面白い…
「ふわぁ……眠い…」
"お昼寝しますか?"
「うん、お昼寝する」
"なら移動しましょうか"
もぞもぞとフェルの背中に乗ると、すぐにフェルは走ってくれた。お昼寝の時にいつもフェルは絶景の場所だったり、綺麗な所、心が潤いそうな場所に運んでくれる。
そしてたどり着いた場所は視野の真ん中には海、左にはノートの街が見える場所だった。
潮風が少し吹いて涼しい場所に連れてきてもらった。
「おぉ…めっちゃ綺麗…」
"そうでしょう。私もこの場所を見つけた時は感動しましたからね"
「へ〜」
"なら日陰も作ったのでお昼寝しましょうか"
「うん…」
"今日も30分程度になったら起こしますね"
「うん…」
気づかなかったけど多分魔法で日陰を作ってくれていて、いつも通りフェルのお腹ら辺に頭を乗せて寝る姿勢を取る。
「おやすみフェル」
"おやすみなさい"
心地よい風に乗って行くように眠りについた。
☆
「エ〜リ〜ナ!おやつにしましょう」
「お母さん…はい、いただきます」
「やっぱりスバル君の事が心配?」
私は頷く事しか出来なかった。
生まれてからいっつも2人で1つの様な状態だった私たち。家族…友達…みんなから沢山の愛情をもらったりした。
その時はいつも可愛い私の弟スバルが隣にいた。
"エリナちゃん…"
「分かるわよその気持ち…私もあの人を…レグを好きになる前まで、好きな人がいたんだけどクエスト中に無茶やらかして今はもういないの…」
「…」
「でも、看病している間にレグが私を支えてくれた。あの人からもレグと幸せになってくれ。なんて言われたから私はレグと結婚したのよ」
「…」
「だから…あーそのーあのーあれよ!すぐに起きるから見てあげてねってこと!」
「…はい!」
"お母さんなんで話をよごし…いったーい!"
お母さんは顔を赤くして、ももちゃんは頭を抑えながら私のところに座ってくる。
「とりあえず、おやつにしましょ」
「はい!」
"ねーエリナちゃん、スバルのお腹触ったらどうかな?"
…?
「お腹?」
"うん、お腹を触られるとなんな気持ちいいからもしかしたら〜って思ってさ"
「後にしておやつ食べるわよ!」
「あ、ちょ、ちょっと待ってくださーい!」
手を繋いで部屋から出る。
スバルまた後でね…




