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16話

すいません!少ないです!


"大と大人が、それも狼種の長がこの程度で泣いたら示しがつかないでしょう"


「ば!馬鹿!」


すぐにももの口を塞ぐ。なんて事をこの場で言うんだこの子は!


「いいんだハルヤ君、もも君の言う通りだから」


「チョコをスバルに、ももをエリナと一緒に行動してもらおうかな、額の宝石の色と毛並みが似てるからな」


「ハルヤ兄いいの?」


「ハルヤ、俺は?」


「父さんは?」


「お菓子がほしい子供かっての!」


"僕はスバル君な匂い好きだからいいよ〜"


"ハルヤに言われたら仕方ないですね。分かりました"


"主人は頭がいいですね"


それからみんなで背中流しっこをしたり、風呂上がりの飲み物で変な口論になったりしたけど風呂場からリビングに戻った。









"エリナちゃ〜ん"


「あれ?ももちゃんどうしたの?」


"これから君といる事になったから改めてよろしくねって伝えに来たの"


「?」


すぐに全員に説明した。まずは、護衛の為に2匹わ付けて俺が見届かない範囲にいる時の情報交換をする為と、彼らわ獣人の中でもレアな扱いなのでやはり誘拐が心配するから。と伝えるとみんな納得してくれた。


「これからよろしくねももちゃん!」


"こっちこそよろしくエリナちゃん"


「チョコとずっと一緒なの嬉しい!って、耳舐めないでって」


"可愛いからいや〜"


それからみんなでご飯を食べた。スバルはガロさんにマナーについて叱られてた、こうゆう雰囲気懐かしいな〜と思うフェルはご飯食べた後すぐに寝ちゃったけどそんなもん知らん!さらさらもふもふに突撃ー!


「とうっ!」


「ぐっ…」


「フェル遊んでよ〜!」


「はぁ…まったく、ならこれでどうですか」


フェルは仰向けになって服従のポーズをしてくれた。すぐに飛びついてもふもふする、ここで1つ疑問があった。フェルには付いているのか?という事だ。


ゆっくりと下をさわさわすると、ぐるぐる〜と喉を鳴らして喜んでいる隙に僅かだが突起があったので触る。


"ぁあん……ぐるぐる〜"


あった…












その後の記憶が無いが、床で頬に肉球の跡が付いてい寝ていたという…

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