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残響のプレリュード  作者: erg
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挿絵(By みてみん)

結月 拓海 ルナ モモ

《生成AIにて作成》


【主要人物】


長谷川拓海はせがわたくみ

工業高校機械科3年。吹奏楽部でパーカッション担当の低音・リズムセクションリーダー。寡黙で物静かだが、音楽への眼差しは誰よりも真剣だ。前に出るより全体を支えることを好み、誰かが傷つきそうな場面では、言葉少なにさりげなく場を整える。学校ではまじめな優等生、放課後は楽器店と地下のライブハウスを拠点にバンド活動をこなすが、それは秘密だ。ソース顔のイケメン、と言われても本人にはまるでピンとこない。


小鳥遊結月たかなしゆづき

工業高校建築科2年。男子ばかりの吹奏楽部に飛び込んだ、バリトンサックス担当。父はプロのバイオリニストで、幼い頃からピアノや管楽器に親しんできた。落ち着いた雰囲気の持ち主だが、言うべきことはきちんと言う芯の強さがある。放課後はこっそりバンド活動にも参加中。感情を大きく表に出すタイプではないが、隣にいると不思議と空気が安定する。


立花桃花たちばなももか

南高校普通科2年。拓海とは生まれたときから家が隣どうし。小3から吹奏楽を始め、トランペット一筋7年。明るくさばさばした性格で、遠慮なく本音を言う。音楽を通じて長く繋がってきた関係で、誰より彼のことをよく知っている。拓海がふさぎ込んでいた時期も、声をかけ続けた。軽口を叩きながらも、大切なところでは誰より深く物事を見ている。バンドのギターボーカルとして、伸びやかな声をライブハウスに響かせている。


高橋ルナ(たかはしるな)

工業高校建築科1年。元気で人懐っこく、誰とでもすぐ仲良くなれる。中学から吹奏楽を続けており、テナーサックスの腕前は確かだ。距離感が近く、ぐいぐい来るタイプ。拓海とは中学が同じで、きっかけがあって工業高校に進学した。表面上は天真爛漫に見えるが、音楽に向き合うとき、その目は真剣に変わる。吹奏楽部に入部したての今、彼女はまだ、自分がこれから何を大切にしていくのかを探している途中だ。


ミツキ

南駅そばの複合ビル「SOUNDビル」のオーナーで、楽器店「SOUND DOCK」とライブハウス「STAR DROP」を経営する30歳。かつては人気バンドのリードギタリストとして活躍し、18歳でメジャーデビュー、22歳で引退という異例の経歴を持つ。無愛想で言葉は少ないが、音楽を見る目は本物だ。若いバンドの音を、ひと言で核心まで射抜く。「続きやるなら、ちゃんと予定組みな」という言葉が、許可を意味する。16歳の妹ハルカを実質的に育ててきた姉でもある。


【バンド】


プラチナムーン

工業高校3年・拓海を中心に結成されたロックバンド。ドラム・拓海、キーボード・結月、ギターボーカル・モモ、リードギター・マサ、ベース・コウの5人編成。激しさより旋律を、衝動より余韻を大切にする音作りが持ち味だ。歌が前に出て、聴いた後に何かが残る音。学校も学年も違う5人が、STAR DROPを拠点に活動している。校則の壁をくぐり抜けながら続けてきた、秘密と覚悟の上に成り立つバンドだ。


ハルトゲシュタイン

STAR DROPを拠点に活動するハードロックバンド。ドラム・ハルカ、ベース・エリカ、リードギター・ヒカリ、ギターボーカル・ミユキの4人編成で、全員が高校生だ。ヒカリの超絶技巧と、エリカの重厚なベースラインが軸となり、疾走感と圧倒的な熱量でフロアを塗り替える。「圧倒される」という言葉がそのまま当てはまるステージで、一度聴いた者の人生を変えることがある、と言われている。この先、大きな舞台へ向かう予感を漂わせるバンドだ。


デルタ(Δ)

拓海・結月・ルナの3人によるユニット。ドラム、バリトンサックス、テナーサックスという一風変わった編成で、ビッグバンドの名曲をベースにオリジナル曲を鳴らす。ジャズの自由さとロックの推進力が混ざり合った、どこにも分類しにくい音。3人が揃ったときだけ成立する、不思議なまとまりがある。正式な活動は多くないが、その音を一度でも耳にした者は忘れられないと言う。伝説、という言葉が似合うバンドだ。


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