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 部屋にあるテーブルの前に集まると、小松が武甲酒造で買って来た酒の瓶を並べた。つまみは電車の中で食べ残ったものしかなかったが、腹がいっぱいの一同は誰も文句を言わなかった。

「さて、どれから行きますか?」

「先ずはこれでしょう!」

 ぺこがいちばんお気に入りの酒の瓶を指す。

「そりゃそうか」

 小松が瓶の栓を開け、ぺこに注ごうとすると、ぺこがそれを取り上げ、みんなに注いでいった。

「乾杯!」

「何度目だ?」

「わからん」




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