1 激戦区
フェナーデル皇国という西大陸の三分の一ほどの国土を治める大きな国があった。
国皇という絶対的な権力者が国の方針を決め、貴族は治めている領土の運営に勤しみ、商人は経済と繁栄を支え、国民はそれらの下で労働し国に豊かさを齎していた。そんな普通を謳歌し争いから避けるフェナーデル国民たちであったが、自然はそれを許さなかった。
魔物だ。家畜とは似ても似つかない強大な力が秘められた体躯で人の血肉を食い散らかすバケモノどもだ。今日もまた全く知性を感じさせない蛮行が平和を好む人間の皮膚を食い破る。
だが、今日のソイツは何やら少し違うようで......?
フェナーデル皇国 バハラーズ辺境伯領 某所
「ありゃあああああ!!」
ガンッ!
硬い外皮と剣が重なり金属同士がぶつかり合ったような不快な音が反響する。
「うおっ!」
反動でよろめいた剣士の隙を見逃さず、まるで影が肉体を持ったかのような黒いシルエットのバケモノが右手を剣士の心臓へ伸ばす。
「くっそがああああああああああ!!」
無理な姿勢のまま剣を振るい迫る腕の軌道を逸らす。再度衝撃音が周囲に広がり、その衝撃でカナンの足が地面と離れ後方へ弾き飛ばされたように飛んで行く。
「ガッ!」
受け身も取れないまま地面へ激突してしまったカナンが、一瞬苦し気な声を漏らすが何とか勢いの収まらない体を抑え素早く前線から離脱する。
「代わってくれ」
「あぁ」
カナンの指令で前線へ身を乗り出した短剣使い。
「気を付けろ!そいつやけに頭が回る!」
カナンの声を聞きつつバケモノを見据えて走り短剣を体の前で構える。
「分かってる」
バケモノの射程圏内にアフィリアが足を踏み入れる。
「・・・」
何の感情も見せない闇に覆われた人型のソレ、異常に発達した長い腕がアフィリアの顔面へ放たれる。
しゃがんでパンチを避けたが走った勢いは消えないので足を地面に擦り付けながらUターンしバケモノの背後を取る。
「―――!」
ガァン!!
バケモノの背中へ向けられた矛先が突如、横から振るわれた腕で弾き飛ばされる。
全く覇気を感じさせないパンチに薙ぎ払い。だがそのどれもがアフィリアたちにとって致命傷になる一撃を秘めている衝撃がひしひしと腕に伝わる。
「ッ!(来る!)」
バケモノの左腕が俺の眼前へ迫る。往なそうと弾かれた短剣を握り直し振り上げる。
「え、いやちょ―――」
短剣を軽く振り上げようとした時だ。
視界の下が黒く塗り潰され焦りが出るが身体は防ごうと反射的に動いた。
ガン!キィン!
二本の腕を巧みに操るバケモノの攻撃を瞬時に受け流し素早く後方へ退避する。
「クソッたれが!イカれたフィジカルの分際でなんだそのフェイク!」
ふざけたスペックしやがって......!想定してなかったら首飛んでたぞ!
ふぅー、と込み上げる緊張や気持ちを逃がすように一息吐きもう一度バケモノの間合いへと踏み込む。
対処しきれないほどの速さではない。この程度ならこれまでいくらでもやり合って来た。だがこいつ......魔物に似ても似つかないものが1つある―――今見せたようなフェイクだ。
どこでんな知性付けたんだが......。
攻撃を受け流しながら隙を伺うアフィリアであるがそのビジョンの先に見えるのはどれもこれも死。未だ殴るしか行動を起こしてないこいつにもし隠し玉があるなら、そう考えて思い止まってしまう。
「へいへいアガッてんねぇ!うおりゃあああ!」
背後から奇襲を仕掛けたカナンの一閃をまるで虫を払うかのように腕を軽く振りカナンの斬撃を払う。
ガアァン!!
一際激しく響き渡った音が鼓膜を揺する。
「はぁぁ?どこに目付けてんだこのダボ!」
「奇襲で声を出すやつがあるか。てか復帰早すぎだろ」
「そりゃメンバーに優秀すぎるアイドルちゃんがいるからな!」
優秀すぎるアイドルちゃんの方へ一瞥すると「それ止めてくれます?」とでも言いたげな冷ややかな目をカナンに向けていた。
「今にもこのバケモノと共闘して殺して来そうな気迫で睨んでるぞ」
「ははははッ!最高に楽しそうじゃねぇか!」
口角を吊り上げて興奮する様はまさに変態である。
「右!」
一頻り笑ったカナンがそう宣言した直後バケモノの正面から見て右横へ踏み込む。
何考えてんだ?
アフィリアの思考より早くカナンはバケモノの懐から剣を振るう。振り上げた剣はやはりバケモノの胴体に届く事はなく片手で弾かれた。
「アフィリア!―――よっと......こいつ二回攻撃した後動かなくないか?」
あぁ。
「確かに」
さっきも隙しかなかった離脱直前のカナンに攻撃する意思すら見せず微動だにしてない。
「そこをブスリと突くと?」
「そういう事だ!」
あっぶ!とまたギリギリで攻撃を避けるカナンが後方へ跳び退き仕切り直す。
「さっきと同じ動きをする!後に続け!右!」
俺の返事より早く行動に移すカナン。駆け出した姿を捉えるのも難しい速さでバケモノの懐へ潜り込んだカナンが気合の籠った声を上げる。
「おらぁ!」
さっきと同じ流れで繰り出された一閃。そして同じ動作で攻撃を弾くバケモノ。余った片手でカナンの首を刎ね飛ばそうとした時―――。
ここだ。
「【 集え 】」
魔力で強化された肉体で地面を思い切り蹴り飛ばしバケモノの背後を取る。
カナンがバケモノの攻撃を受け流したと同時にアフィリアの振り上げた短剣がバケモノの首を撫でる。
斬った感触が残らないまま緊張が漂う一瞬の時が刎ね飛ばされたバケモノの首が地面へ落ちる音で解放される。
「......終わったか?」
「分かんないな。魔力の反応は依然としてある」
カナンとアフィリアは死んでも尚魔力の循環を止めないバケモノを睨み続ける。警戒を解かずに得物を構えた時、バケモノの胴体と首が独りでに動き残された体は立ち上がり首は宙へ浮き互いに切り離された断面まで移動した。
断面同士がくっ付くと何事もなかったかのようにバケモノが俺たちに向き直る。
「気持ちわりぃなあいつ......」
「取り敢えずまた交代制にするか?」
「だな」
・・・
・・
・
「・・・」
「......」
「......」
戦闘がしばらく続き膠着する前線。
カナン、アフィリアが肩を並べてバケモノと相対し無言で睨み合う。
「・・・」
誰も動かず緊迫する戦場の中、突如バケモノの全体像がぐにゃりと歪んだ。
「うわ」
カナンが反射的に声を漏らし顔を顰める。
その様子を見ているとどうやら挙動はこの上なく気持ち悪いが、バケモノは周囲の魔力を取り込みながら自分の体を自分で作り変え強化を図ろうとしているようだ。
「なぁ」
「どうしたよ」
アフィリアが呼び掛けると興奮で口角が上がりっぱなしのカナンが返事をする。
「なんか知らん間にあいつ腕増えてね?」
「足もな」
「ついでにデカくなってね?」
「んだな。形状からして蜘蛛......まるであれだな。女型蜘蛛だな」
ぐにゃぐにゃとひしゃげては伸びるを繰り返す黒いナニか。気色の悪い挙動をするなと思いながら警戒する事十何秒、人智を超えた変貌を遂げてちっぽけな俺たちを見下ろすバケモノと目を合わせていた。
元々3mくらいの人型だったのが今ではその十倍くらいのデカさをした蜘蛛に......変貌というべきか?変態というべきか?なんか進化してしまった。
「あはははは!最高かよこいつ!んだあの駄々洩れの魔力!我慢できず漏れちゃいましたってか!」
あまりに桁違いな魔力量。漏れた魔力同士が擦れ合って稲妻が発生するとか本当に馬鹿げてる。
「もし進化前と同じなら物理はほぼ無効。魔法はあの魔力の波動の中本体まで届くとは思えない。ってか今魔法担当出張中なんだよな」
「今頃パラソルの下でブルーハワイ傾けてんだろ」
ほんとにそうだったらマジ殴る。俺ら今死闘繰り広げてんだが。
「おうおう下準備は終わりか?んなら来いよ!こちとら首がもげても治せる人外付きだぞ!」
後ろで棒立ちしてる奴曰く、死にたてほやほや(数秒間)限定らしい。
「・・・」
こちらが言っている言葉を理解しているのか判断に困るが......まぁ分からんだろ。
「さぁ......第二ラウンド。当たって砕けようや」
「俺も?」
「おん」
おんじゃないが?
「玉砕覚悟で行ってどうすんd―――」
ダアァン!
長々と話をしている二人の間に鋭利な足先が振り下ろされ会話を中断させられる。後退し回避したカナンとアフィリアが振り下ろされた足の先を注視する。
「おいおいあれ蜘蛛の足の耐久度じゃねぇだろ......!」
「爪楊枝みたいに先端が曲がってくれたらまだ勝ち筋があったろうに」
カナンとアフィリアは後ろで突っ立ている回復役に注意が向かないようカナンはバケモノの前へ、アフィリアが背後へ回り込み注意を散らす。
カナンは早速とばかりに剣に手を翳し詠唱を唱えた。
「行くぜ!【 災禍の渦に 身を焦がせ 付与:業火の息吹 】!」
唱え終えると同時に剣の特性を生かした火系統の魔法を魔剣へ付与する。
魔剣から漏れ出る大量の魔力を感知したバケモノはカナンへ視線を下ろし、その手に持つ魔剣を見つめる。
こいつの思考回路にも人間と同じ危機察知があるのかと考えている間にカナンの頭上にバケモノが前足を振り下ろす。
「温ぃ!なんだそのぎこちねぇ刺突は!」
まだ肥大化した体に慣れていないバケモノは重心をどこに置いて良いのか分かっていないみたいだ。振り下ろされた鋭利な足先をするりと躱し地面に突き刺さった足にカナンが一閃をおみまいする。
「・・・」
カナンの斬撃でバケモノの前足が跳ね飛ばされるがバケモノの様子は相変わらず変わっていない。痛みすら感じない様子だ。
俺が遠目から様子を窺っていると宙を舞った前足の断面から突然内部に蓄積されていた魔力が放出されカナンの全身を覆い隠すように散布された。
「あ、ちょッ!?」
カナンの声が微かに漏れたかと思えば慌てた様子でカナンが後ろへ飛び退ける。
「へ?干からびた地面ってもっと乾くとパリパリ鳴んの!?」
散布された魔力に触れた地面がパリッ!パリッ!と音を鳴らした直後、一際大きく音を鳴らしたかと思えば地面に数mは続くヒビを入れた。
汚染......とも何か違うそれは一体どう説明すれば良いのか。それはそれとして。
「パリパリはないんじゃないか?」
ボソッと呟いたアフィリアはバケモノの足を拾うため走り出す。
「解析頼んだ」
足を拾い上げるや否や後方に控える回復術師の方へ放り投げまた持ち場に戻ろうとバケモノの背後へ駆け出して行く。
「分かりました」
回復術師は投げられた足を一瞥してすぐ身を横へずらし投げられた足の着地点から逸れる。間もなくどさりと音を立てて地面へ落ちた足を屈んで観察し始めた回復術師。
「んな汚物でもあるまいに」
ボソッと言葉が漏れたアフィリアは、すぐに視線をバケモノへ戻す。
蜘蛛のような胴体の上に取って付けたかのような人型の何か、そいつの周囲は依然として膨大な魔力の嵐が渦を巻き魔法陣を構築す、る......構築......?
「はあぁ!?あいつのあれ!?」
カナンの驚いた声が聞こえた。アフィリアも驚きはしたもののすぐに目を細めて魔法陣に描かれた魔力回路を観察し確信した。
間違いない。【業火の息吹】だ。
「ちょ―――」
浮かび上がった魔法陣から射出された魔力の塊に付与された【業火の息吹】がアフィリアの頬を掠める。
ダアァン!!
「っと待って言おうとしたんだけど......。ご丁寧にカナンの剣の形状までパクリやがって」
後ろから聞こえた衝撃音を聞いて若干口角が引き攣る。だが射出スピードに関してはそこまで速くはない。飛んでくる軌道も直せ―――
さっきと同じように横へ少し避けよう体勢を変えたその時、剣に模した魔力の塊もまたアフィリアの進行方向へ矛先を変えた。
「馬鹿じゃねぇの!?」
流石に避けられない!もう足先は俺の体の向きとは違う方へ向いている。剣で受け止める、は無理吹っ飛ばされて終わり。一か八か飛び退く、はまた進行方向変えられたら対抗手段が消える。あぁヤバい!もう目の前だよ!
「うおおおおおっしゃあああああああ!!」
アフィリアの取った手段は剣を往なしながらわざと体勢を崩し前へ倒れ込むだった。
魔力の塊も矛先を若干こっちへ戻したもののこちらへ向かってくるより先に地面へ激突する。
勢いよく転がる体をすぐさま起こし駆け出す。
「はっ!馬鹿が!あれぐらいで死ねるかよ!」
「くっそッ!他人の魔法を許可なくパクるな!訴訟起こすぞ!」
戦場が一段と苛烈さを増す。飛んでくる魔力の塊を躱し、往なし、攻撃へ転ずることの出来ない状況でずっと解析を行っていた回復術師からやっと連絡が来た。
『お待たせしました。そちらは―――』
回復術師の声が魔法で作られた風に乗りアフィリアの耳元まで言葉が運ばれる。
「世間話してる場合じゃねぇ事ぐらい見りぁ分かるだろ!」
『えぇ知っています。ですが先に断りを入れるのは常識なので』
「「戦いに常識もクソもあるかッ!」」
カナンの方からも同じ言葉が聞こえた。全く同じ反応をしていたらしい。
『では単刀直入に申しますとあれは純粋な魔力体ですね。大気に漂う魔力が何を間違えたか形を成し今も尚、魔力を取り込み続けるゴミ箱......?魔力の塵取りのような存在になったみたいですね』
ゴミ箱もそうだが塵取り、かっこ悪いな。
人の手を加えずどうやって......って、それより聞くべきことがあったな。
「対処方は?」
『あの魔力体を覆い尽くすほどの大きな魔封じの結界に隔離するか、魔力体の......そうですね。では仮に純粋魔力体と名付けましょう』
ユアマギ?何で?......まぁ今はそれどころじゃないか。
『純粋魔力体の体内を循環する魔力回路をかき乱すかの二択ですね』
「「................」」
えっと、あの巨体を覆う魔封じ、とかいう魔法か魔力回路を乱すか。魔封じは無理だな。そもそも魔法陣も分からなけりゃ詠唱も分からん。魔力回路......んー......。一番可能性が高いと言えるのはこれだけか。と言っても魔封じの魔法が成功確率0%とすれば魔力回路を乱す成功確率は1だな。
ってかその二択無理だと思って言ってるよな?
『魔法担当のあの女がいればまだ対処出来ましたが正直私たちだけでは難しいかと』
「だな。俺もカナンも魔力を扱えるとはいえあの巨体が構成されるほどの回路と総魔力量だろ?一部分が破損したとしてもすぐに流れてきた魔力で修復されるのがオチだ」
『同感ですね。堰き止めるのも同様かと』
......まぁでも、これ以外に出来そうな事なさそうだし......物は試しか。
「一応やって来る。あいつに援護を頼んでおいてくれ」
『分かりました』
飛んでくる魔力の塊を躱しカナンの方へ視線を向けるとアフィリアとカナンの目と目が合う。
「行くぞ」
「ははっ!仕掛けるらしいな!良いぜ、ヘイトは俺が受け持つ!」
「任せた!」
バケモノの真正面は変わりなくカナンが請け負いアフィリアは完全にカナンに注意が逸れるその時まで目立たないよう今までどおり剣の雨を往なし続ける持久戦が始まった......かに思えた。
さぁて。
「お膳立ては任せろ......っと言いたいところなんだが、オレにんな事頼んだのが間違いだったな!ヒャッハー!」
黙って倒されるのを見てろ?そのために手伝え?
「馬鹿言え!先にぶっ飛ばしてやるよっ!【 集え 】!」
短い詠唱の直後、身体を強化したカナンの足に集中的に魔力が集まり風系統の魔法陣が浮かび上がる。
『えぇー......。話聞いてました?勝てないと言った筈ですよ』
「勝てねぇ敵なんていねぇよ!ッしゃオラァー!気合入れてぶった切るぞ!」
足の裏に現れた魔法陣にカナンの魔力が流されていく。
『......』
「【 追い風がオレを運ぶ 】!」
詠唱の直後、魔法陣を描いていた魔力回路が輝きカナンの周囲を漂う空気の動きを変えた。魔法を発動させた剣士はギラギラとした目を純粋魔力へと向けて駆け出して行く。
「魔力の塊には魔力の塊を!【 集え 】!」
再び詠唱を唱えたカナン。次は身体ではなく剣身に送るように魔力を操作する。
「あいつマジで倒すつもりじゃん」
『倒せないと言ったのですが......』
呆れた声を漏らす二人を余所にカナンは両手で握る魔剣へ周囲の魔力を巻き込みながら力を集束させる。
「こんなんで倒されんなよ!」
魔剣へ溜め込まれた魔力が許容量ギリギリまで溜まりカナンの笑みがまた一層深くなる。
「【 姿は定まらず 影も見せぬ しかして現世を照らすその身は―――」
魔剣へ集めた魔力がカナンの詠唱と同時に紅く光り輝き始めた。
―――煌々と燃える一つの星―――
「いや待て!足止めとか倒すどころの話じゃねぇよ!」
『貴方そこにいると死にますね』
「言うより手伝えよ!」
全く手数の減らない剣の雨を捌くアフィリアが、はっ!とカナンの方へ視線を戻す。視線の先には紅い光を散らす魔剣を構え純粋魔力に向かって跳んで行くヤバい奴の姿がそこにあった。
「―――人はそれを 希望と呼ぶ 】食らいやがれ!〈一我流技:星降り〉だあああああッッ!!」
「間に合わねええええええええ!!」
「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!!」
~世界観(科目:歴史)~
フェナーデル皇国 四皇帝・・・今代は剣皇、魔皇、聖皇、栄皇と呼ばれている四人がその席に着いている。国へ多大な貢献を生み出した者のみ与えられる称号と地位である。
準四皇帝・・・現状、防衛大臣ハンザ―・ジャッカー、遊撃部隊部隊長アフィリア、聖女ティア、ガランド魔工房親方ガランドの四名に四皇帝に次ぐ実力として準四皇帝という称号を与えられている。なお、四皇帝との違いは地位ではなく称号のみである事、そして四皇帝と違い何人でも任命できる事である。よって良くも悪くもブランド的な扱いとされるため四皇帝ほど偉ぶったりはできない。




