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一日一転 =日替わり転生生活=  作者: 青依 瑞雨
一日一転 =日替わり転生生活= 本編
148/253

限定ご奉仕

 仕事行く前に寝すぎた為、全然今回書けませんでした。

 仕事から帰ってきたら、すぐに修正させていただきます。

 本当に申し訳ありませんでした。

 4月1日ですし、許してください。(=人=)

「それじゃ、ポエムちゃんの【斬追ざんつい】に【時空跳躍じくうちょうやく】を限定で付加させてもらいましゅ。これで、一度斬ったことのある相手なら、時を超えて追いかけることができるようになるはずでしゅ。詩ちゃんは、殺人鬼だった時に双葉ちゃんを斬っているから、双葉ちゃんを追いかける事で、過去に行けるはずでしゅよ」

 相変わらず、可愛い顔して人の古傷を抉るようなことを平気で言うお人だ。

 まぁ、それを言われても発狂せずに受け入れられている上に、少しもイラっとこないあたり、この素晴らしい環境に慣れてしまったんだろうけども……。

 それにしても、さっきから何か聞きなれない言葉が出ているような……。

「……あの~、限定で付加ってなんですか?わざわざ、限定にする必要性が見当たらないのですが……」

 私は、すかさずその部分にツッコミを入れた。

 私の【斬追ざんつい】は、一度斬った人の元へ、空間さえ無視して瞬時に移動できる特殊能力だ。

 それに時間の概念を無視できれば、確かに時間旅行も可能だろう。

 だけど、その限定ってのが気に入らない。

 だって、パワーアップした能力にわざわざ制限を掛ける必要が分からないのだ。

 そんな私の不満顔を見た先生は、フッと鼻で笑った。

「そりゃ、【時空跳躍】なんて超特殊能力、ぽんぽんと気軽に使えるはずがないでしゅよ。だから、限定でしゅ。使用可能なのは、5回のみ!それで、なんとか恩を返してくるがいいでしゅよ」

「あ、なんだ。先生の力の限界が5回ってことですか?じゃあ、仕方がないですね~♪」

 鼻で笑われたのと、さっきの古傷を抉られたお返しに、少し嫌味っぽく言ってみた。

 しかし、流石は私の大先生である。

 華麗にスルーされた……。

 そんな様子の私達をししょーが、微笑ましく眺めていた。

「あの~、先生。質問があるのですけど……」

「はい、詩ちゃん!」

 手を上げた私を、生徒の様に指差す先生。

 まぁ、確かに私は生徒ですけども!!

「えーっと、もし5回使った時点で、向こうにいたらどうなるんですか?」

 私の質問を、またしても先生は鼻で笑った。

「そんなの……当然、一生向こうで過ごすことになるでしゅよ」

「なっ!?」

「こちらから行くのに1回、帰ってくるのに1回の合計2回は、必ず使う事になる回数でしゅから、覚えておくといいでしゅねぇ~」

 私は、思わずガリガリと頭を掻いてしまった。

 つまりは、5回の内、3回しか【時空斬追じくうざんつい】を使用できないという事か……。

 大事に使いたい反面、失敗が出来ないプレッシャーがスゴイ。

 だって、まずそのピンチに陥るタイミングへ上手く跳ばないといけない。

 そして、私は、この超人二人と違って【不老】の能力を持っていないので、失敗して過去へ跳び過ぎたからと何十年も待つようなことが出来ない。

 最初の時空跳躍を入れて、4回で上手い事ピンチの時間帯に跳ばなければいけない。

 う~ん、最初の時空跳躍は、当たりを付ける感じで、小刻みに修正して跳ぶ形が一番いいかな?

 まぁ、万が一失敗したとしても、きっと先生たちの事だから、何かしら手助けしてくれそうな気がするけど……。

 そんな私の甘い考えは、どうやら見透かしたようだ。

 先生は、大きく呆れたようなため息を吐くと、やれやれと頭を軽く振った。

「詩ちゃん……。もしも、私とリュンクスちゃんの支援は、期待してるのだったら無駄でしゅからね?今回に限っては、絶対に無いでしゅから、当てにするなでしゅよ?」

 その言葉で、頭から冷や水を掛けられたような感じになった。

 思わず、生唾を飲み込んでしまう。

「え?え?……あれぇ~?いつも卵さんを助ける先生にしては、珍しいですね?」

「……今回のような時間移動には、とある神様が神経質に目を光らせているんでしゅよ。歴史が変わる恐れがありましゅからね。当然と言えば、当然でしゅ。で、私やリュンクスちゃんのように、表舞台で活躍し過ぎている人物は、特に監視されているんでしゅ。もし、私達が時間移動なんかしたら、一発でバレて強制送還、もしくは殺されるでしょうね」

 ゾっと背筋に悪寒が走った。

 先生の言葉に嘘偽りがない事は、目を見れば分かった。

 どうやら今回に限っては、本当に先生もししょーも手の出しようがないようだ。

 ……いや、恐らく、唯一手が出せるこちらサイドの人間が私だけなんだ。


 ごくり


 緊張で再び口の中に溜まった唾を飲み込む。

 やれやれ、今までの課題とは比べ物にならないほどのご奉仕だってことが、情けない事にここにきて、ようやく分かった。

「分かりました、私一人で何とかします!……あ、ちなみに私は、時間移動して大丈夫なんですか?一応、苦王の弟子なんですけど?」

「絶対とは言えないけど、多分大丈夫だろ?お前にとっては、長い旅になるかもだけど、こちらの世界にとっては、一瞬の出来事だしな。過去へ行った後の1秒後に戻るように帰ってくれば、問題ない」

 私の質問に、今度はししょーが答えてくれた。

 なるほど、確かに私が過去へ出発した一秒後に戻ってくれば、この時代でいなくなったのは、たったの1秒という事になる。

 その程度だったら、私くらいならば、確かに大丈夫だろう……。

「ああ、そっか。なるほど、分かりました」

「……まぁ、上手くやれよ、期待してる!」

「はい、ししょー!」

 かなり心配そうなししょーの表情が嬉しかった。

 もう、本当にししょーかっこいい!大好き!!

「じゃあ、付加を始めましゅ……。卵ちゃんと、双葉ちゃんを頼んだでしゅよ」

 私の頭を撫でる様に手を置く先生の表情も、ものすごく心配そうな表情だった。

 ああ、私は本当に幸せだ。

 こんなにも二人に大切にしてもらって……。

 私は、二人の期待に応える様に!

 そして、私自身の恩義を果たすために、大きい声で応えたのだった!!

「はい、任せてください、先生、ししょー!!私は、必ずお役目を果たしてきます!!!」


「まぁ、そんな感じで、こちらの世界に来ることになりまして、一番初めの【時空斬追】では、ゴミ捨て場みたいなところで生活していた【双葉】さんの元へ辿り着いたんですけど、なんかピンチって感じじゃなかったので、もう一回【時空斬追】使ったんです。そしたら、今度は4人で作戦会議をしているところに着きまして……いやぁ~!あれは、殺されるかと思うほど、【ZERO】さんが怖かったですよね、卵さん!!」

 ???と頭の中をクエスチョンマークが埋め尽くす。

 私と双葉ちゃんを助けるために、庭鳥さんが詩ちゃんをこの時代へ送り込んだことは分かった。

 でも、私も分かっているていで、話を進めるのは止めていただきたい……。

 いや、大体察しはついているんですよ、ええ……。

 その4人の作戦会議の中に私がいたんだろうって……。

 でもね、私には一切の記憶が無いんだなぁ~、これが……。

 てーことはだよ?

 この先の未来で、起こる事だって話だよ!!

「ごめん!それ、多分、未来の私の話だと思う……」

 そう言って、じーっと詩ちゃんを見ていたが、詩ちゃんは、きょとんとした顔で小首を傾げたのだった。

 4月2日 2:57に修正完了しました。

 もしも、毎日更新の私の小説を楽しみにされている方がいられたら(いるのかな?^^;)、本当に申し訳ありませんでした。m(_ _)m

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