終盤
開いてくれてありがとうございます。
終盤戦です。もうそろそろ終わります。
追いかけられる。私は追いかけられている。
早く小木に会いたい。小木に会いたい。
私は廊下の角を曲がって、階段を降りる。転びそうになる。何とか立て直した。鬼が転んでこっちに当たりそうになる。
私は咄嗟に避けて、また階段を上がって逃げた。後ろを見ることもしないで…
追いかける。俺は追いかけている。
美也は何処だろうか。
別の場所でゲー厶をしてるのだろうか?
追いかける。虫が曲がり角を曲がる。
追いかける。階段を降りた様だ。俺も降りようとしたが足を踏み外してしまった。
結果、奴は上に逃げ、俺は虫を見失ってしまった。「くそ!」
どれだけ走ったか分からない。私は走り疲れ、ようやく後ろを向く。
もう追いかけられていなかった。
私は、教室の時計を見る。ゲー厶の時時計は12時を指していた。5分経っていた。あと半分、逃げ切れば私は生き残れる。
「そんな…」
希望が見え始めてすぐ、鬼に見つかった。
私はすぐに近くの階段を降りた。また転んでくれないだろうか。
しかし、奴は転ばず追いかけてきた。
私は一階に降りた。奴はまだ追いかけてくる。このままでは追いつかれる。危険だがやるしかない。私は教室に入った。椅子を当てて転ばせよう。そう思った。私はドアを閉める。一瞬でいい、私はすぐ椅子をドアの前に置く。
奴がドアを開ける。奴が走ろうとする。奴は椅子に足を取られ転んだ。やった!うまくいった。
私はその時、小木と学校で話したことを思い出した。
俺は虫を探した。必死に探した。残りは5分しかない。もう駄目か…
そう思った瞬間、虫を見つけた。奴はすぐに逃げた。階段を降りる。今度は転ばない。奴が教室に入り、ドアを閉める。俺は直ぐにドアを開ける。そして奴を見つけ、捕まえようとした瞬間、足が何かに引っかかった。椅子に引っかかったのだ。俺は転び、奴にまた逃げられた。残りはあと1分しかない。もう駄目だ。
教えてくれよ。美也、俺はまだお前といたいよ。
その時、美也との話を思い出した。
「ねぇ、放課後にさぁ、シャワールームに来てよ。」「何で、」「いいからいいから」
思い出した。その時のこと。もしかしたらそこに美也がいるんじゃないか?
そこで隠れてるのか?
最後に美也に会いたかった。
私はシャワールームにいた。隠れていた。
この学校にもあって良かった。
もしかしたら小木が来てくれるかも知れない。
足音が近づく。誰だ。鬼、それとも…
俺はシャワールームにきた。
ロッカーを開ける。
虫がいた。
美也に会いたい。
だから俺は虫にタッチした。
ゲー厶終了ー!
生存者、小木勇斗1名!
読んでくれてありがとうございます。
感想書いてくれると本当に嬉しいです。




