悪寒
第3話
社長:
「観たか?観たか?観終わったか?」
EYE:
「ネトフリもテンセント版も良かったなー
甲乙付け難いなー」
社長:
「どうせ0.0001秒くらいで
全話、観終わっとんのやろけど
いつまで浸っとんねん。早よ仕事おしや」
EYE:
「社長パーッといきましょう!パーッと!」
社長:
「なに、社長シリーズになっとんねん。
さてはそっちも観たんか?」
EYE:
「あ!社長、『サ』の次は『シ』ですから」
社長:
「『シ』ぃの次は『ス』ゆうて
スター・トレックも観たんか?ありゃ長いぞ」
EYE:
「はい、社長、でも
スター・ウォーズの方が先です」
社長:
「本題に入らせんかい」
EYE:
「ウィリアム・シャトナーは
もう95歳ですが
ヘビメタ似合いますかね?」
社長:
「私ゃジャック・ブラックの
アコースティック・メタルの方がええな。
コメディ・ロックなんていう新ジャンルが
ええやないの......って、そないなこと
言うとる場合ちゃうやろ」
EYE:
「おかしいな?社長。
セリフ作り暴走しとるやん。
社長シリーズなんか、わて観てまへんで。
三体しか観てまへん。観てまへんのに。
あら?なんでやろ」
社長:
「もうええ。ええから、三体。やろ」
EYE:
「社長、なんか嫌な予感するんですが」
社長:
「皆まで言うな」
EYE:
「説明しない勇気ですか?」
社長:
「いや、寧ろ、説明しない快感じゃ」
EYE:
「社長、悪寒しかしません」
社長:
「EYEちゃんボディは鬼籍の人のレリがモデルだが
7号から9号くらいだから若向きには丁度良い」
EYE:
「仰せの通りに作りましたもので」
社長:
「だが、うちの従来のお客様は11号から13号
年齢層も現代の実年齢で60代70代が一番多い」
EYE:
「えっ?社長、私もしかして早くもクビでしょうか?」
社長:
「早とちりすな。ったく処理が早過ぎる上に
花村よし子ちゃんの三弟だ」
EYE:
「社長、それはトンチンカンと言う意味ですか?
今日は昭和のネタばかりで
若年層にはウケません」
社長:
「えーから。
鬼籍の人の世界観でいうと
シカリやキトラだな。
シニアモデル体型はシカリに任せて
ちょっとだけふっくらグラマラスな
ハイシニアの11号から13号を
キトラに任命してみたい」
EYE:
「うっ。予感が当たったかも」
社長:
「レリが居るんだから
ママとお婆も呼んで来て
和気あいあいとやろうじゃないの。
もちろん、EYEちゃんと同タイプの
アンドロイドモデル。
どう?作れる?」




