表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
19/19

一方勇者パーティは(トム・ショート視点)II

 あの状況で逃げないとか、馬鹿なんじゃないのか!? リオちゃん、頭が良い女の子だって思っていたけど、実は頭、悪かったんだな。

 俺、頭が悪い奴、好きじゃないな。まー、あそこで死んでも逃げない、リオちゃんが悪いから仕方がない。


「ねえ、トム、あの女の子、どうしているのよ。まさか…闘っているのかしら?」

「知らねえよ、なんか張り切って闘おうとしていたよな」

「何かあの女の子、頭、悪そうね」

「キャサリンもそう思うか? 実は俺も頭悪い奴、好きじゃねえわ」


 ったく、リオちゃんも逃げときゃ、クエストクリアになっていたのによ。そしたら、また、勇者パーティのランクが上がるっていうのに、あのクソ真面目女は!!


 迎えに行こうにも、さっきのモンスターがいるから怖くてはいれねぇじゃねぇかよ。ったく、何処までも手間取らせる奴だぜ!!


「アイツ、どうする?」

 ステファニーがそう言うから、「もう、ほっとこうぜ」っていうしかなくなった。

 俺様は受付の女にクエストクリアの報告をし、待っていると、受付の女から俺達の勇者パーティのランクがSSSランクに上がると言われ、気分は最高潮になった。だが…。


「あれ? もう一人の女の人は何処に行きましたか?」

「ああ…アイツか。アイツはトイレだ。トイレに行っている」

「そ、そうでしたか。では、トム・ショートさんの勇者パーティをSSSランクの最高ランクに到達させます」


「よっしゃー!!」

「やったわ!!」

 キャサリン、ステファニー、ジャスミンも喜びの声をあげる。当たり前だな。だって、俺達よりも上の勇者パーティ、存在しないもんな。この瞬間、滅茶苦茶気持ちがいいぜ!!

 最高だ!!


「よし、じゃあこの記念にお酒飲みに行こうぜ」

「行きましょう、行きましょう」

「あ、あの…」

 あん? 何だよ、ったく。

「まだ、あの女の人、戻ってきませんね」

 またかよ、しつけえなーっ!!

「先に帰ったよ、先に!!」

「そ、そうなのですか? さっきはトイレって聞いたから、ちょっとおかしいなって思いました」

「あん、お前!! SSSランクの勇者パーティに何か文句あるんか!?」


「い、いえ。何もありません」

「ったく、帰るぞ」

「OK、OK」


 やっぱり、俺はあんな馬鹿女よりも、キャサリン、ステファニー、ジャスミンの三人の女の方が良いな。ほんの暫くは新しい奴を入れるまでは、コイツらと女遊びしておくか。まぁ、また可愛い女の子がいたら勧誘したらいいだけだしな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ