やっと繋がった。
私はその数日後、先生の家に向かった。
ピンポーン
「先生!!?私です!橋本です!」
ガチャ…
「そんな必死にならなくても分かってるよ(笑)」
「先生!本当なんですか!塾辞めるって!」
「…聞いてたの?」
「はい!!何で辞めちゃうんですか!!!!」
「…」
「私…っ!!」
目から大量の涙があふれ出た。
「分かってるよ…けど…」
「…先生…ひどいですね…先生の授業が好きっていう
生徒だっているのに…」
「何でそんなこと…」
「私…」
「橋本さん…今何歳?」
「は?なんで今そんな事…っ!16ですけど!」
急に前が見えなくなった。
心臓のような音が響いている。
温かいものに包まれているような…。そんな感覚。
先生に抱きしめられているんだ。
「橋本さん…ごめん…」
「…」
「俺…最低だな…」
「先生…?何で…///」
「俺、聞いたんだ。山本さんから、橋本さんの気持ち」
「えっ///」
「それで…もうだんだん橋本さんのこと生徒として見れなくなっちゃって…///」
「///言わせてください///」
「何を?」
「私…先生のこと好きで…っん…」
私の告白をさえぎるように私の口を塞いだのは先生の唇。
「言うなよ。女に告白させるとかどんな男だよー(笑)」
「先生…///」
(その笑顔、私には眩しすぎる―――)
「好きだよ…///紗千。」
「嬉しいです…っ///」
(ねぇ先生…本当に辞めちゃうの?こんなに幸せなのに…。
あえない日が「多くなっちゃうじゃん…)
「ごめんね…どうせ好きなまま塾にいても…
クビになるだけだから…」
「…分かりました…」
「だからずっと一緒にいてくれる?」
「…はいっ!!」
そのまま2人は誰もいないはずの公園で
キスをしていたのだった。
誰もいないはず(・・・・・・・)の公園で…。
--END--




