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目覚めたら全裸で森でした  作者: マッタ・LI
これが俺の新生活
19/78

トーストの町、お出迎え

来てくれてありがとう‼読んで貰えるのが励みになります。


台風で家が揺れて恐いですw

しかし、心の何処かで水着を着て外に出たいと言っている自分がいる………ぉぃ!


「起きて」


ピシッ!!


「っっつぅ、って近!!」


起きると、目の前にケイトさんの顔があった


「お、起きたな!休ませて貰う」


「ごめんねーなかなか起きないからさ」


「すいません、休んで下さい」


(ケイトさんのデコピンは強烈だと覚えておこう)

休むのを見届けると少し離れた場所で槍の整備をして時間を潰すことにした。

四苦八苦しながら何とか使えるようにしていたら周りが明るくなって来たので野草の残りでチノさんのスープを真似しながら作って起きて来るのを待つことにした。


「ぅ…ぅん……おはよう」


「あ、ケイトさん、おはようございます。チノさんのスープを真似してみたんですけど、良かったらどうぞ」


「ああ、頂くよ………うん、なかなかだ」


「口に合って良かったです、ケイトさんって朝起きるの早いですね」


「朝は毎日、訓練するために早く起きるんだ、わっ私で良ければ付き合うぞ」


「ホントですか!よろしくお願いします!」


「あれー?デートの約束してるのー?」


「ちっ違います!朝の訓練に付き合って貰う約束してたんです!」


「なーんだ、面白くないなー、っお!このスープ、カケルくんが作ったの?」


「えっと、そうです、昨日の真似してみたんですけど、良かったら食べてください」


「ありがとー‼貰うね」


暫くして、皆が起きて来たのでスープを食べて貰ってから、ゴブリンの死体を穴に埋めたり準備を進めて、昼前に出発する準備ができた。

昨日、衰弱していた人達は何とか歩けるようになったみたいで良かった。反応が殆ど無い人は木で組んだ即席のタンカでケイトさんと俺で運ぶ事になった。


洞窟を出発してから、休みを繰り返しながら数時間かけて森を出た。町へ続く道を歩いていると、行商のおじさんが見つけたので事情を説明すると、町まで急いで連絡をしてくれる事になったので待つことにした。


暫く待っていると馬車と騎馬が遠くに見えた。騎馬に乗って先導しているのはハインツさんみたいだ


「お!カケルか、大丈夫か?」


「ええ、何とか生きてます」


「しかしスゲー格好してるな…おつかれ!馬車の中で休んでくれ、、、負傷者5名、重傷者1名!急げ!」


「はい!」


後に続いていた衛兵さんが直ぐに女性達へ駆けていき、状態を確認して応急処置をしながら、直ぐに馬車へ乗せていき、反応が殆ど無い人は薬を飲ませた後、応急処置を施してゆっくり馬車へ乗せて出発した。


(これで、ようやく安心して帰れる……)


馬車が出発して安心したのか、いつの間にか寝ていたみたいで、起きたらチノさんが膝枕をしててくれた。外を見ると町が見えていて、門の前に隊長さん(ビグマーさん)が仁王立ちで待っているのが見えた。


「カケルはここで降りてくれ、事情を聞かないといけない」


「じっ事情って、ビグマーさんにですか?」


「そうだが…もしかして隊長が恐いのか?」


「えっえぇ、そうです」


「大丈夫だって!今回は連行された訳じゃないんだ、行ってこい」


「うぅぅ、行ってきます……」


そして、俺を降ろした馬車は治癒院へ走って行った。


(うひゃー、此方めっちゃ見てるよ)


「おい!話を聞くから此方へ付いてこい」


「は、はい!」


ビグマーさんの後について行くと、前に連行された部屋へ連れてこられた。今回は部屋に眼鏡のイケメン(ロイさん)だけで、他の衛兵さんは居ないみたいだ。


「大変でしたねカケルさん、お疲れでしょうが少し話を聞かせて下さい。」


「何があった!?」


「依頼を受けた所からお願いします」


「えっと、ゴブリンの討伐を受けて、倒していたら森からゴブリンの大群が来たので逃げました。森を逃げていたら洞窟を見つけたで入ると女性達が居ました、そこへゴブリンが帰って来たので倒して何とか生き残りました。」


「そうですか、ご無事で何よりです」


「おい!怪我は無いのか!?」


「殴られた後が、「おい!手の空いてる者は居ないか!?コイツを治癒院へ連れていけ!」


「ビッビグマーさん?」


「それでは、私が連れて行きましょう、治癒院へ運ばれた方たちにも話を聞かなければなりませんので」


「そうか…頼んだ」


「何をしているんです、行きますよ」


「えっと、はい!」


そのままロイさんと治癒院へ行くことになった


「カケルさん、ビグマー隊長はあれでも心配性な方なので心配させるような事は程々にお願いします」


「は、はい、努力します」


恐かったビグマーさんの意外な一面を知れたので次からは普通に喋れるように努力しよう。

でも、疲れたから数日は休みたいかも、、、

読んでいただきありがとう‼


そろそろ次の章に行きたい


ー情報更新ー

ビグマー:町の衛兵の隊長、かなり強面で不器用な人で町の人から恐れられている。部下や近所の人からは心配性な一面などが知られているので慕われている

家では家事を頑張るお父さん


ロイ:衛兵の事務統括、イケメンで性格も良く、気も効くお兄さん、狙っている娘が多いがそれ故に年齢=彼女居ない歴の、かなしい人、飲みに行くと、どうやったらモテる男になれるかを相談している

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