山あり谷あり──なんてね
みんな一体どうしたの
書くことに疲れてしまったのか
今日に限って、反省会なのか
十人十色、人はそれぞれ違うはずさ
うつむき加減、のぼり調子
言葉の花咲く日もあれば
何も咲かない日もあるさ
水分不足? 栄養不足 ?
脳内に必要なエネルギー
きっと運動や睡眠不足もあるだろう
だけど 、描くということは
紙と心に余白がなければ何も
映し出すことはかなわない
しかしながら、その余白を膨大に
開けすぎるとそれを埋め尽くすまでにかかる
時間の中で 閃きとは裏腹に
立ち往生してしまう ことがよくある
くよくよしても始まらないけど
グダグダになるまで気づけない時もある
気づいていても止まらない心境もある
天才でもなく 秀才でもないが
誰かの言葉で 何かのきっかけで立ち返った時
たくさんつまずいてきたことが
ものを書く自分に 一番必要な
栄養源だったこと 気付かされていくんだ
立ち止まって 苦しんで
たくさんたくさん 書き損じてきたけれど
途中であきらめず攻略を (書き)進めた分
その努力に描写の経験値が 紛れもなく
付与されている
いつか誰かの 感謝と喜びの報告に
自分が突き動かされる時 間違いなく進化を遂げる
苦しんでいる 今は気付けなくても
その心と筆に蓄積された 夢見の情熱は
衰退することをあきらめたりはしない
読み手にかけた 不快感や気苦労を
決して 無駄にしない挑戦の繰り返しが
ここに名乗りをあげた 一人としての
自世界の完結なのでは ないだろうか
長い目で見てもらえれば 描いた夢
誰かの心 耕していく
種をまき 問いかけながら
水をやり 答えを探して
雨が降ったら 傘を差しかけるように
鳥が狙い声を 荒げても
虫が湧いて食い荒らされるとも
寄り添ってくれる目があれば と
またここに
私の所に 僕のところに いつでも
閃きの種 まきにおいでよ
その花の咲き薫ときまで
一緒にいられるようにぷっしゅぷっしゅ
……なんてね
でも
詩もエッセイも 逃げ場なんかじゃないよ
楽なんかじゃないんだよ
楽しめるときは
すべてのシーンが報われていくよ




