↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/77

太陽の花

抱きしめた暗がりの中


甘い瞳は静かに霞む


傷ついて倒れた記憶


胸に忍ばせて


この空渡る運命の月




君の声が聴こえない


静けさに戸惑う


それでもまだ頭の整理


追いつかないままに


ぼくは淋しさを枕に


浅い眠気と出会う




三日月が見張る様に


私を照らしている



君のそばにぼくはいた


照らされた日々に誰か


嫉妬の魔術


雨雲呼んで


豪雨に変えた




ぼくらの未来


ハートのカタチ


暗闇に溶かして


不敵に笑う




見えない時間


愛しさ増えて


温もりに変わる


古い詩を


指でなぞる




そこに二人


いつも二人


三日月のもとで


互いの距離


秒で更新





一夜にして涙は枯渇 心は黒い砂漠へと変わった





眠りが明けた


君の温もりさえ もう


愛せない自分嫌で


想い出 振り解くように


駆け出した 強く


逃げ出して 脆く


その刹那に魂は


行き場を見失う




見知らぬ空間


さまよい歩く


棘の道は素足に


火矢を射る




ぼくの鼓動 激しく


打ち鳴らしを止めず


最果ての宇宙に青い


小鳥が逃げて赤い


運命の糸もつれて






諦めようとした


空がぐずついて


今にも泣き出しそう


ぼくの弱音と


どこか似ていると


かつての君の


つぶやきが


涙渇いたあとに


耳朶に伝う




立ち上がれ!


憧れの旗を掲げ

 

守りたい戦いの庭へ


飛び込む勇気


瞳の奥の人生いつも夢の色




ぼくは ぼくは 雨


ほら 空を見て笑って


立ち昇る


戦いの狼煙




生き抜くことで


悲しみとのさよならを


ひとつのゴールで体得する


またいつか


君と出会うために


心に咲かせたい花


届けにいくために




未来の馬車で迎えに行くよ


闇に閉ざされ


ひび割れた心


距離を縮める


誓いの更新




影も悲しみも


ぜんぶ味方に変えて


その手のひらに


そよ風とともに


届けに行く




君の手はいつも空を


いつでもあの空を


指差していた


その指に止まれと


願いの鏡に映る画は


太陽の咲かせた


偽りのない未来を


二人の厳冬にと




温もりを信じ合える


眼差しを感じ合える


そんな花があること


生まれて来る


こどもたちに


語ろうよ




夜の三日月の下で


未来を夢見るのが恋



迷いを抜けた先


真実の時を迎えるのが


君と ぼくの


満たされた月



二人の愛の結晶


新しい小さな命の息吹


それが


太陽の花だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。