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風はどうして嘆いてる
夏の太陽も
密林の太陽も
頭上を過ぎて
なんだろな
青い空 白い雲
夜に成ればすべて
地下世界の墓標
降り注ぐのは
眩しいひかり
密林の中うたう
鳥たちは
枝葉と輝き
風の揺らめき
リズムをとって
羽ばたき合って
楽しくたわむれている
行ったり来たり
街のざわめきから
かけ離れた景色に
薄闇の樹海のむこう
闇の雲のしたを
君とあるいて
君とうたって
空腹に気づくのは
鳴り出した誰かさんの
お腹の虫のせいだよ
知らない森の中でみつけた
無人の小屋がぼくらを誘う
積み上げられた薪の束
使ってくださいと
生活の匂い漂う水の音
胃袋を刺激して
飲み干すと吹いて来た風が
汗を拭い去った
ありがとう
風は嘆いていた
すべての風は友達じゃないと
熱風と仲がわるい寒風
季節が両者に試練を与える様に
風も悩み空腹のぼくら
鳥も華も木々も
水しか知らない
グルメじゃなかったんだ




