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智の神の苦悩
その時鎌留井城では、智竜の分身がその全てを鎌留井王に見せていた。滂沱と涙を零し、鎌留井王は、
「許せ・・四王。私が不明であった。この忠誠があったればこそ、我が星がここまでかろうじて守られて来た事が良く分かった」
「良い部下が居たね。でも俺も良い部下が居て良かったよ」
そう言って智竜は、鎌留井王の肩を叩いたのだった。
そして、痲国の痲姫も全に諭されていた。そこへ阿星を伴い、説得させたからだ。既に我亜琉軍は、闘っては居たが、異形の鬼面の軍団に勇猛果敢に向かっており、しばらくその状況を見つめていた。




