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智の神の苦悩
「よ・・く・・分かりました。私が、命がけでも天翁をお諭しすべきでした」
「ほうか、分かればええねん・・」
その全の阿星を諭す様子には、天空に居た智竜もほろっと来た。あんなに攻撃的な口調でぽんぽんづけづけとものを言う全竜が、もの凄く優しい言葉を発している・・それもこれぞ、天座としての言葉なのだと思った。
清治も、櫂竜もにやっとした。これが全の持つ本来の大きな包容力なのであった。
そして、第4将の江良似の武将に言う。
「さてと、倶国も男前の兄ちゃんだよな。じゃあ、江良軍も、行くぞ」




