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智の神の苦悩
「分かります」
「そうか、あんたは非常に賢い軍師さんやな、いや・・この星の四天王の一角やろが?」
「そうです。私はこの大地を守る四王の一人で御座います」
「聞かせてや。あんたからは殺気がまるで感じられへん。あたいも、あんたをどうこうしようと言う気は毛頭無いねん」
全の眼は、慈母観音のように非常に優しかった。その深い瞳には一切の曇りも無く、又この美貌の軍師阿星にも一点の曇りも無かった。互いにそれは会った瞬間から感じていた気と言うものだった。阿星はここまでの事を話し始める。




