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智の神の苦悩
「まあ、闘いは双方とも怪我無しや、問題あらへん」
「な・・何故?」
「あんたと同じ、あたいにも能力があるちゅう事や。それは、あんたが今金縛りされてる事でも分かるやろ?」
「は・・い」
「つまり、あんたが生命を与えた木偶人形兵士は、実体が無いように無力化した。せやから実体の無いもんと闘うてんのやから、怪我もせえへんねん、ここは良しとしよ。な?」
「そこに・・どんな意味があるのです?」
「あんねん、凄いそれは意味があるんや。思う存分兵士ちゅうのは闘わせてやらなあかん。それが国を守る。自分達の存在意義をして、職務としての役割やもん、そこを鎌留井王は、考えを違うとった。守護だけでは平和は保たれへんねん、分かるか?」




