表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/44

秘密結社が乱立してるんですけど!?

すっかり日が暮れてしまった。病院の外で軽く伸びをする


「で?クローディアも結局電征すんの?」


「ちょっとシャクっスけどね、寿命気にせず研究出来るのは魅力的っスね」


コイツの考えはちょっと理解出来ないな

自分の名前や親の記憶が無くなるんだぞ、そんな大事なものなのか研究ってモンは


「…それよりヨルカはどうするの?」


ヒガナ先輩に聞かれる

私は…




「やめときます」




電征は確かにメリットが大きい、けれど私は永遠に自分と親を忘れたまま生きていくことなんて出来ない


「…じゃあエステルから手を引くってこと?」




エステル?


そうだエステル、私の最愛の人

彼女の名前、記憶は電征しても忘れない、忘れるハズがない


私が電征しなかったらどうなる?

100万電能力に到達したエステルは電征するだろう

エステルとヒガナ先輩とクローディアは老いていく私を尻目に永遠とてぇてぇし続けるのか?




そんなのは嫌だ




「私も電征する」


帰り道の車内でマネちゃんから電征について詳しい補足を受ける

要約すると、私たちはまだ完全に電征したわけではない

完全に電征覚醒するには儀式が必要、粛清が終わった後に100万到達したVtuberを集めるので

そこで儀式を行う

儀式が完了したら再び元の身体に戻ることは出来ない

儀式に参加しなかったら電征しないが自分や親の記憶は徐々に戻る


もう後戻りは出来ない


「着きました」


マネちゃんが車を止める、私のマンションまで送ってくれた

無能マネだけどたまには良いとこあるな


「ありがと」


お礼を言って車から出ようとするが、隣に座っていたクローディアに引き留められる


「なんだよ?」


「とりあえず同盟を組まないっスか?」


「…同盟?」


「エステルのことっスよ…」


珍しく恥ずかしそうにクローディアが呟く

てかなんでエステルのこと呼び捨てにしてんだ


「電死させないように…だね」


ヒガナ先輩が同意する


確かに私はエステルの為に電征するんだ、彼女が電死したら意味がない


「同盟はかまいませんが気をつけて下さいよ?」


マネちゃんが車のハザードを炊きながら注意した


「何が?」


「エステルさんの行いはVtuberを逸脱した行為です。希望さんの耳に入れば電死させられます」


「え?」


「今は眼を瞑りますが、いずれは一人に絞って頂かないと」


エステルの女たちの三人は眼を見合わせる

秘密結社エステル様好き好き同盟の誕生だ

読んで頂いてありがとうございます

とても光栄です

よろしければ評価やコメントも頂けると嬉しいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ