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友達と遊ぶだけなんだからね!
カラオケ当日、待ち合わせ場所に早く着く
まだエステルは着いてないみたい
「エステルは友達…友達と遊ぶだけ」
声に出して自分に言い聞かせる
そうだ、同性の友達と遊ぶだけ、ミコトにも「友達と遊んでくる」と言った。
嘘はついてない
ショップのウィンドーに映った自分の姿を見る
前髪が少し乱れていることに気づいて手で直す。
なに気にしてんだ私!!
あんなクズに会うのに前髪気にする必要ないだろ!
ボウズで行くべきだったわー失敗したわー
「なにその顔」
不意にエステルに声をかけられ飛び跳ねる
「お、おふぅ」
ブラウンのボブカットに花の髪留めを付けている
目鼻整った顔立ちに私は思わず見惚れる
「髪短くしたんだね、似合ってるよ」
「ナ、ナンパはお断りなんですけどー」
「単純に似合ってると思ったから褒めただけだよ」
早速口説いてきたんですけど!なんなのこのスケコマシ、私の方が電能力上なんだ、コイツは格下、ビビる必要はない
「せ、せいぜい楽しませてくれよチミィー」
「はいお姫様」
エステルは微笑みながら私の手をとって歩き始めた。
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