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61 入学式後




 「「騎士ギュンター!!!」」


 「はは、元騎士で今は先生だがね。君は・・・ゲルトルーデ君かね。いやはや小さくて大人しそうな見た目ながら元気の良い子だ!」



 はははと豪快に笑うギュンター。

というか今絶対カリーン先生と声被ったよね?何?闇属性魔法で影かなんかに潜んでるとかそんな感じなの?

 わからない、私がおかしいのか・・・?



 「それではこれからのことについて説明をするから、よーく聞いておくんだぞ!」



 学院では、数学・文学・芸術学・歴史学・政治学と1年生では魔法基礎学、それに加えて術科総合というものを基本的に学んでいくらしい。

 魔法基礎学と術科総合については、学科だけでなく実技もあるようだ。

 術科総合というのは、剣術・槍術・弓術の3つの大きな系統をメインに色々な攻撃方法や武器の扱い方を学ぶことができるものである。

 自分に合う武器を探すための授業といってもいい。

 もちろんこの授業の担当はギュンターである。



 「それと、ギルドと連携した課外活動も計画しているので楽しみにしておくんだぞ!何か他に聞きたいことがある者はいるか?」


 「はいはいはーい!おっちゃんさぁ、念願の彼女はできた?」



 ライムントが元気よく手を挙げ、爆弾を投げつける。

 何を言っているのだこいつは。



 「コラァ!お前ライムントォ!俺はまだおっちゃんと言われる歳ではない。それと、学校内では先生と呼ぶように」


 「んで、彼女は?せんせ」


 「しつこいぞ・・・今はまだおらん。ああ、もういいだろ!次だ。まだお互いの名前も分からんだろうしとりあえず今日は簡単な自己紹介・・・名前と歳、あと自分の属性を言ってもらおうかな。じゃあそっちから順にな」



 そう言ってギュンターはエルムの方を見る。

 成績順に言っていけってことかな。



 「エルム・スメラギ、10歳、無属性デス」



 エルムはスッと立ち上がると必要事項のみを述べ、すぐに座ってしまう。



 「次は私の番ですわね。私はユーディット ・ローゼンミュラーと申します。歳は11歳で、属性は無属性です。みなさん、これからよろしくお願いしますね」



 優雅なカーテシーを披露し、ふんわりとはにかむユディ。

 だめだ、美しすぎて見すぎると目がやられてしまうッ・・・!

 というか次は私か。



 「えっと、「すまん、一旦ここで中断するぞ」



 言葉を遮られてしまった。超恥ずかしい。

 恨みがましい目でギュンターを見ると、申し訳なさそうな感じでニコッと笑うギュンター。くそう・・・。



 「本当にすまないが少しだけ言わせてくれ。先程自己紹介をしてもらった2名だが、この2名は属性が無属性のみでありながらも試験では1位と2位という結果を出している。このことから分かると思うが、以前のように、無属性だからといって魔法を扱う事が出来ないというのは無いんだ。一部の者はすでに知っているとは思うが、今後授業でもこのことについて詳しく学ぶことになる。まあ何が言いたいのかというと、差別用語なんて言ってる奴を見かけたら俺がブッ飛ばす!という事だ!という事で次の自己紹介に進もうか」



 へえぇ、やっぱ学院側も色々考えているんだなあ。

 おっと、ようやく言えるのね私。



 「ゲルトルーデ・ハイル・フェーブスっていいます!10歳です!属性は地と光と無です!よろしくお願いします!」



 可もなく不可もなくといった自己紹介をしてしまった。

 ま、まあとりあえず必要事項だけ言えばいい自己紹介だしね!上々ですよ!



 「つ、次はお、おらだべか!あっ、ああ、違う!お、わ、わたす!は、シエル・スメラギと言いますだ。11歳で属性はぜ、ぜnいやその、えっと、地と風と光と闇ですだ!よっ、よろ、よろしくおねげぇします!」



 テンパりまくっておられる。

 シエルはなんと全属性を扱う事が出来た。なんと無属性までもだ。

 それに加えて魔法の威力もものすごいから、ミルフィーがちゃんと魔法の使い方を教えてくれててよかったのかもしれない。

 そうじゃないと多分あの領ごと消滅していた可能性も無きにしも非ずだったとカリーン先生が言っていた。こわい。


 マジで私の周囲にばっかりチートが揃ってない?私はいつチートもらえるの?


 あぁ、いけない話が逸れてた。

 さっきの話に戻るけど、全属性とか言うと注目されたりだとか、怪しまれたりだとかするだろうという事で、カリーン先生が選んだ4属性だけ言う事にした。

 シエルの場合、鑑定がどうやっても出来なかったからバレることもないしね。

 でも希少属性どっちも使えるって言ったらあんまり絞った意味ないんでは・・・



 「僕はエルンスト・ベッカーと申します。歳は12で属性は水と風です。皆様、仲良くしてくださいね」



 にこっと可愛らしい笑みを浮かべるエルンストを見て、クラスの男子たちは頰を染め始める。

 これは恋しちゃう笑みだよ、可愛すぎるよ、だが男だ。


 えっと、次は・・・おっ、おおおっ!



 「フランツィスカ・アイゼンシュタットと申します。歳は12、属性は火・風ですわ。仲良くして差し上げてもよろしくってよ」



 すごい!テンプレ高飛車お嬢様だ!ハーフアップツインドリルだ!高笑いもしてる!

 やばい・・・これはやばい。とんだダークホースだよ。ぜひお友達になりたい。

 にこにこしながら見つめてたら睨まれた。

 ほほーう、いいねぇいいねぇ。ポイント高いよ~!


 それから皆どんどん自己紹介をしていく。


 えっと、7位がハンネス・ライアー、8位がテオ・ローエ、9位がヨルン・ルットマンか。

 貴族の家名ではないからみんな平民かな。

 全員12歳で男子だ。



 「やっとオレの番か!オレはライムント・フォルツ。歳は11で属性は火と地と風だ!まあ、仲良くやろうぜ!」



 まあなんというかライって感じの自己紹介だ。

 というかエルンストの時にも思ったけど、ゲームと違って複数属性持ちなのね君たち。


 それからも自己紹介は続く。

 11位がリリー・クライン、12位がハンナ・パシュケ、13位がルッツ・レイゲ、14位がニコル・シュティール

 13位の子だけ男の子かな?こちらもみんな12歳で平民である。


 そんで次が・・・



 「俺の名はイグナーツ・ハイル・フェーブスだ。歳は12、属性は地と光だ。この国の王子であるこの俺と一緒に学ぶことができるんだ、光栄に思えよ」



 うっわ~~~尊大~~~!でも顔が圧倒的にいいから何人かポーッとして兄貴の事見てるよ。

 高飛車お嬢様のフランツィスカたんもなんか顔を赤らめてるよ~!恋しちゃってる顔だYO!



 「以上男子7名、女子8名の計15名でこれから学ぶ事になるからみんな仲良くするんだぞ。クラス替えなんてのはないから最低3年、下手すりゃ6年このメンバーは一緒だからな!わはは!」



 6年・・・そうか高等部も入れてか。

 それじゃあ学級崩壊とかしないようにしないとだね。



 「今日はひとまずこれで終わりだが、明日は校内案内、その後にそれぞれの授業の担当の先生から授業についての説明の後早速授業に入るからな。教科書はその時に配られるから、ちゃんと名前を書いておくんだぞ。それじゃあ解散!」


車乗り回して県外に出て行ったり試験受けたりリアルが立て込んでいて全然更新できていませんでした。

もうそろそろ落ち着く・・・はず・・・!


高飛車お嬢様キャラ欲しくない?欲しく・・・ない・・・?

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