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幼女

 にわとり女が残した超巨大卵を、とりあえずゴルフクラブでぶっ叩いた。


 ミシミシ・・・バリン


 卵に亀裂が走り、二つに割れた。どろりと半透明な液体が流れ出し、続いて小学生になりたてくらいの大きさの幼女が殻から溢れ出た。全裸だった。長い髪と全身は謎の粘性のある液体によってベトベトに濡れている。

 僕は迷うことなく幼女を抱え起こし、その姿や感触やぬくもりを脳に刻み込む。


 濡れた幼女「う・・・ん・・・」


 幼女がゆっくりと目を開ける。目と目が合う。瞬間、


 幼女「・・・ぱぁ、ぱ」


 ぎゅううううううっ、と幼女の方から(・・・・・・)抱きついてきた。

 ぱぁぱ、そうかパパか。

 僕も、ついに親という立場になってしまったんだな。

 お互いベトベトに抱き合いながら、僕は感慨深く思った。

  

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